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「100年後の人達へ」
實川 廣司
20世紀、55年目の敗戦記念日の8月15日、不戦の誓いを100年後の人達に伝える「タイムカプセル」を原爆の塔の下に埋めた。
参加した人達はこれからも生あるかぎり、平和擁護のため運動を続ける誓いをあらたにした。
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「田町界隈」
吉見 工
古い建造物が壊され、そこに新しい建造物が建ち並ぶこの田町にも、視点を変えてみると昔ながらの古井戸・船宿などの情緒ある生活風景がまだ生きている。その風景をいつまでも残しておきたいと思い写真を撮り続けている。今日もまた、鳶職人によって昭和初期の家に足場が立てられていた。 |
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「原市風土記 99/00」
高橋 起一
原市沼を見たついでに「町の方はどうなっているのだろう?」と思い歩いてみました。町は今、変化のさなかにありました。町は変わるものであるならば、「何を残し、何を新しくし人々の暮らしと調和させるか」が大事です。 |
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「木・そして私の町」
戸井田 明
首都圏の、ある町、それが私が生まれ住んでいる町だ。雑木林と畑・田圃だけだった町だが住宅地として変化し歩んできた。ザリガニ捕りをした田んぼがなくなり、虫捕りした林もなくなり、風景が消えてしまった。でも、なくなるのはいやなんだけれども本当に必要があるんなら、それはそれでしようがない。
しかしもう少し自然が残るように変化できなかったのか。数少なくなった私の風景を追ってみました。
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「会津田島の祇園祭」
小林 幸子
7月の暑い日祇園祭の行事の一つである花嫁行列を撮影に行ってきました。ジリジリと射すような日差しの中を神社に向かって行列は整然と進んで行きました。立って居るだけでも暑いのに花嫁に扮した娘さん達はそんな素振りも見せず、凛とした美しさを見せてくれました。 |
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「氏子総代」
岩崎 宏
祭り−神と人との交渉を具現化する儀式−祭りの日祭主は町内の各神社を回り儀式を行う。
祭りには氏子として多くの人が係わっている。氏子総代としてその大役を果たし、ほっとした気持になるその時の表情を追ってみた。 |
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「黒川の結婚式」
渡辺 国茂
山形県櫛引町大字黒川は黒川能を伝承する地域である。
縁があり庄内地方の農村の結婚式に参加させていただき、写真を担当した。
都会の結婚式と違う様々な儀礼に驚きながら、たのしくシャッターを押し続けた。 |
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「相馬野馬追い」
林 正美
10年程前、福島出身で職場の先輩が相馬野馬追い中心の日程で、職場の飲み仲間達とワイワイ福島観光。野馬追いとの出会いです。
野馬追いの日は今年も街中祭り一色だ。起源は平将門までさかのぼる。祭りは毎年7月の24〜26日の3日間かけて行われる。今でもこの祭りのためだけに馬を育てている家もあるとか。祭り自慢した先輩も今年3回忌。現地の暑い空に感謝しつつ、夜一人で献杯。 |
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「歴史」
町田 直之
遠い
過去
いきし、しの
いとなみが
あの夕陽の
むこうに
刻印されている
そんな気がして
だから
明日も
たぶん
あさっても
おいら
生きていける
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そんなふうに
おいら
勇気づけられ
祈り
ささげる
ふりそそぐ
燠陽よ
わたしは
あなたを
信じます
旅立ちの年
盛夏
直 |
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「暮れなずむ時間」
山下 世津子
夕暮れっていいですね。美しい夕焼けの後、昼間の喧騒が遠のき、草花の囁きが聞こえてきそうな静寂の中、しだいに闇に包まれて行く時間、ロマンチックで好きです。そんな時、散歩はいかがですか。小さな星も瞬き、月も顔を出し始めましたよ。
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「バイクのある暮らし」
船越 敦
短い期間だったが、昨年、今年と2回台湾を旅をした。あたかも日本の昔と今が混在しているような光景を見た。ここ台湾ではバイクが暮しに根づいているのは驚きだった。バイクは手軽な庶民の足だ。老若男女、2人乗り、3人乗りなんて当たり前なのだ。
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「Point」
岩崎 一宇美
街をあるきpointを切り取る。けれど、素敵なpointを鋭く切り取る、なんてことがなかなかできない。雲水の托鉢のように、立ち止まりコトリとシャッターを押す。一枚、一歩、立ち止まりコトリとシャッターを押す。それが、私の素敵なpointとの一期一会です。
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「深山」
渡辺 亮
右を見ればビルディング、左を見れば高速道路。コンクリートに囲まれた日々を送っていると殺伐とした気持になってくる。
しかし日本は山国、一寸足を延ばせば断崖に囲まれ、深い谷に川の流れる山の中。人間らしさを取り戻すひととき。 |
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「水玉の詩」
福田 雅夫
水玉 よく見るとその向うに別の世界が見える。
雨にゆれ、風にゆれて、あっという間に消えてしまう。
そこには現実の世界がある。 |
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「飛沫」
河内 孝江
タイの仏暦のお正月、ソンクラーン。3日間に渡り、お互いの幸せを祈って水をかけあいます。この時ばかりは日頃の猛暑をぶっとばせと云わんばかりにあちこちから激しい水しぶきが!
タイの若者の元気が伝わってくるかな? |
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「生命を、生きぬく」
木下 義高
入院中に同室だったガラス工芸職人のK氏。水晶ガラス工芸の腕を活かして趣味の作品を製作しています。鉄と同じ1600度ほどの熱で水晶はやっと溶けます。水晶ガラスの花瓶に活けた花は生命力が旺盛で、なかなか枯れないといわれています。ガンを持病のように考えてガンと共生し、懸命に生きようとする患者も増えています。病気と果敢に闘ったK氏は、私たちに多くの遺産(レガシィ)を遺してくれました。
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「二人」
松林 明
人は喜びを伝えるために、寂しさを紛らすために、あるいは、感動をともに味わうために相手を求める。この二枚の写真の撮影場所は30メートル程しか離れていない。雑踏の中、静かな場所で、友人、恋人、夫婦それぞれの時間がある。
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用紙およびノートをご用意してあります。
【連絡先】
戸井田 明
埼玉県上尾市富士見1-5-14
品川支部ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/jrp/shinagawa/
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