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■リタイヤ後の体力と健康維持が気になりだした頃、絶妙のタイミングで健康保険組合からウォーキングキャンペーンのメッセージに添えて万歩計が届けられた。以来、通勤を利用した1日1万歩以上のノルマを頑なに課している。
 歩くことに意味があるという価値観を受入れた途端、せっかちな斜め横断が、歩数を稼ぎの直角横断に変わる。歩くことに楽しみを見出そうという意識によって、見えてくる景色が変わって来る。
■問題は休日だ。万歩以上のウォーキングは、時間にして1時間を越える。北六甲台の外周を歩いてみたがなんとも味気ない。2、3度歩くと飽きてくる。有間川沿いの遊歩道を思いついた。何度か歩いてみてウォーキングコースが定着した。距離約7km、歩数約9万7千歩、所要時間約70分の以下の散歩道である。
■山口の中心部を東西で囲む有間川と西川の回遊コースである。自然に囲まれた季節の移ろいを肌で感じられる散歩道である。川のせせらぎと小鳥のさえずりが心地よく耳にしみとおり、豊かな緑と田園風景が気持ちを和ませる。鴨や白鷺や名も知らぬ野鳥が先々で迎えてくれる。ロバや黒ヤギのおまけまでついてくる。
Q天上橋横の石材屋の敷地に黒ヤギがいる。 @北六甲台の天上橋入口を出発。早速、鴨を見かける。
P有馬川沿を逆戻り。野鳥が羽を休める A有間川沿いの新明治橋の袂から有馬郵便局傍の「山口の大けやき」を見る。
O旧家の次の路を右折し国道176号に出る。橋を渡ると名来神社がある。 B新明治橋を渡り遊歩道に入る。有間川沿いに明治橋や下山口会館を臨む。
N突当り右折すぐの中国道を潜る。名来南公園近くに茅葺屋根の旧家がある。 C有間川沿いの遊歩道が続く。川床の落差がせせらぎをひときわ大きくする。
M新西川橋の下をくぐる。西川と下山口公園の間の遊歩道を進む。 D桜並木が続く。明徳寺の甍が目に入る。
L公智神社北右小道を西川沿いに進む。桜並木の小道が新西川橋まで続く E遊歩道が途切れた先の舗装路を進む。正面に岡場駅に向う大通りが見える。
K公智神社前の道を進む。神社前に旧国鉄有馬線の「駅前橋」がある。 J有間川に合流する手前で左折。民家で3頭のロバを飼っている


I左右を田んぼに囲まれた西川沿いの農道が続く。
よく白鷺を見かける所だ。



H流通センターの手前の西川に五百尾橋(いおのおばし)が架かっている。橋の手前を右折し農道に進む。


G車道と歩道を広葉樹の並木が隔てる。晩秋には見事な紅葉で楽しませてくれる通りだ。
右手にはタイトル画像の田園風景が広がる。
F右折して上山口大橋を渡り岡場方面に向う。
橋を渡った所で有馬温泉と三田方面を繋ぐ旧有馬街道とクロスする。