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 樹の里・山口の春は、咲き誇る桜で彩られる。中でも有馬川東側の遊歩道沿いに植えられた桜並木は、約1km余りも続く見事なものである。お花見シーズンともなると、遊歩道沿いの小公園や川堤は多くの花見客で賑わっている。
 毎年4月初旬の土曜日には、この有馬川遊歩道で地元の社会福祉協議会やボランティアセンターによる「さくらまつり」が開催されている。
 2007年は4月7日に小雨の中を開催されていた。明治橋から松栄橋までの遊歩道をフリーマーケット、お菓子・イカ焼き・たこ焼き・フランクフルト等の屋台、竹トンボ・独楽回し・お手玉等の昔遊び、ライブ演奏等のテントが並んだ。
 山口検定と題した山口の歴史にまつわるクイズ大会も初めてもようされた。小中学生の部と一般の部に分かれて、4択のクイズを競う。地元の郷土史研究会が協力して出題されているようだ。筆者も参加したが第1問の「明治22年の山口の戸数は?」という問いにあえなく沈没した。
 金仙寺湖西側の丸山に向かう湖畔にも見事な桜並木が続いている。山口から船坂に向かう道路が金仙寺湖を跨いでいる。その橋からの眺める湖畔の桜並木と湖水に浮ぶ丸山の眺めは絶景である。
 山口の西を西川と呼ばれる有馬川の支流が流れている。西川沿いに北から遊歩道を歩くと、見事な桜並木に出会える。
 を上山口の田園を流れる西川に風情のある何本かの桜が川面を覆っている。
 下山口公園東側を流れる西川沿いには、この公園の東縁に植えられた桜並木が西川に向かって広がる枝ぶりに満開の花を咲かせている。
 更に南に西川沿いの遊歩道を進み幹線道路の下をくぐり抜けると、見事な桜並木の通り抜けが待ち受けている。川の西側の小道に沿って左右に約30本の桜が植えられている。
 公智神社前の道を南に進み突当りを西川に沿って右に折れる。西川沿いの農道を南に進むと、上山口の田園を流れる西川に風情のある何本かの桜が川面を覆っている。