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 丸山の東の麓に日本料理の「華包丁・まさ木」がある。土塀に囲まれた和風建築の店舗に丸山を借景とした庭に面した座敷席に案内される。
 オーナー兼料理長の正木数義氏は、数々の料理コンクールで受賞し「料理の鉄人」等のテレビでも紹介された著名な料理人だ。
 凝った器、鮮やかな彩り、繊細で絶妙な味のバランスが日本料理の醍醐味を提供してくれる。
 名来1丁目に蟹と丹後の味覚を味わえる日本料理の店「和心料理・猿蟹合戦」がある。住宅街の中の民家風の玄関をくぐるといくつかの部屋に区切られた座敷席が続いている。
 「和食を通じて心和やかにする」という意味の「和心料理」がコンセプトのようだ。チョッピリ贅沢な昼食を愉しんだり、来客のちょっとしたもてなしに便利な店である。右画像の昼食専用の献立「静弁当(1365円)」は、お値打ち。
 国道176号線沿いの天上橋交差点のすぐ北に鉄板焼きをメインとした「お食事処・笑」がある。かなり古くからあるお店のようだ。
 メニューの「元祖すじコン」が何といってもこの店の売り物だ。ビールの肴にあつあつの鉄板の上で焼き上げたすじ肉とコンニャクを混ぜ合わせてほうばる。堪えられないひと時だ。
 2階には宴会用の小部屋もあり、気の置けない会合に重宝だ。
 お食事処・笑の西側に「焼肉・吉里」がある。この店も古くからある名店である。地元でも美味しい焼肉屋さんとして評判の店だ。
 昼食の定食はロース焼がご飯、スープ、キムチが付いて1200円とリーズナブルな価格である。但馬和牛を使用したお肉は驚くほど柔らかい。特性のタレとの相性は抜群である。素材、タレ、価格のバランスのとれたお勧めの店である。
 西宮北IC近くの「ステーキの三田屋」の北側に「イタリアン・レストラン プラス デ フェット」がある。お洒落な外装の店舗と落着いた雰囲気の店内、自家製パン、前菜、メインのパスタ料理、デザート等バランスの良いメニューとどれをとっても安心できる安定したお店と言える。ちょっとした会食にうってつけのお店である。前菜、パスタ、デザート、飲物のパスタランチ(1600円)がお勧め。
 上山口の高田病院のすぐ北に評判のパン屋さん「エスケール」がある。1階がベーカリーで2階がレストランである。
 レストランの売りはダイナマイトバーガーと称するビッグなハンバーガーである。山小屋風の店内は若いカップルや幼児連れのファミリーで賑わっている。注文を受けてから調理するため結構待たされる。バリュームたっぷりの出来たてバーガーはマグドナルドでは味わえない逸品である。
 西宮北IC近くのモスバーガー向いに小さなうどん屋さん「いわしや」がある。2006年4月開店の店ながら、昼食時は大勢のお客さんで賑わっている。
 讃岐うどん風のセルフのお店で本格的な手打ち麺の歯ごたえと特製のだしのバランスが人気の秘密のようだ。
 冷しぶっかけうどん(380円)にかき揚げ(100円)、紅しょうが天婦羅(80円)をトッピングして味わった。
 山口と船坂を結ぶ県道82号線沿いの西宮高原ゴルフ倶楽部入口北側に「うどん・すじかま」がある。ガソリンスタンドに隣接した蔵造り風の風情のある店舗である。黒の柱と白い壁を基調とした内装にもこだわっている。
 麺にこだわった手打ちうどんが人気である。昼食時にはすぐに満席になっている。打ちたて、ゆがきたての提供のため待たされる覚悟を要する。釜揚げうどんやすじ丼がお薦めメニューだ。
 有馬街道の船坂交差点すぐ西の船坂橋を南に入った六甲の山腹に「ガーデン カフェ レストラン アリス」がある。森の中の一軒家といったロケーションで桂山荘の奥にあるある。 自然の素材を活かした和洋折衷の創作家庭料理のオーガニック・レストランといったコンセプトか。そのためか圧倒的に女性客が多いようだ。多少時間はかかるが、一品一品に丹念に調理された料理が手作り感のある料理が提供される。
 国道176号線を北向きの中国道自動車道のガードをくぐってすぐの所に「ラーメン・ほうれんそう」がある。ラーメン通の間では知る人ぞ知る店のようだ。ネット上では「鶏ガラベースのコッテリスープが病みつきになった」といった書込みが目につく。休日のお昼時に出かけた。外見以上に広い店内の35席があっという間に埋まった。注文したチャーシューメン(800円)の濃厚なスープとチャーシューの多さに納得。
 下山口旧街道の明治橋先の三叉路すぐ南に「雲凌軒」がある。1日20本の限定品の焼鯖ずしを1500円の代金と引換えに持ち帰る。常温保存で三日は持つとのこと。自宅でやおら箸をつける。透き通った薄い昆布の下に焼目の付いた肉厚の鯖がぎゅっとつまった飯に絡んでいる。出汁の味が沁み込んだ甘味のある鯖身とまろやかな酢飯の絡みがなんともいえない味わいを出している。