2000年7月5日〜8日

キムチいっぱいの辛口美容グルメ
妻と金さんの会話。妻「韓国の女性はみんなスタイルがいいんですネ」(同感である。街中で見かける女性の特に若い女性のスタイルの良さは内心驚いていた。)金さん「食生活の違いじゃないですか。韓国料理は油物が少なくて和え物が多いんです。焼肉を食べる時も必ずチシャ菜等、生野菜と一緒に食べています。キムチの発汗作用の効果も大きいかもしれません。」
というわけで今回のツアーでの韓国グルメの数々を紹介しよう。確かにどの料理にもキムチが添えられ辛口テイストのグルメツアーではあった。
海鮮寄せ鍋 石焼ビビンバ パジョン 韓定食
各国での最初の食事。初日の釜山海雲台(ヘウンデ)ビーチほとりの海鮮料理屋での夕食。煮込んだ蟹の風味がコクのある出汁を産み出している。
二日目の昼食は慶州の普門湖畔のリゾート内の観光料理屋風でのメニュー。韓国料理の定番「石焼ビビンバ」。熱した石丼のビビンバご飯を混ぜ合わせた熱々丼である。 石焼ビビンバと一緒に当店自慢のメニューと薦められたのがパジョン(韓国風ねぎお好焼)。酢醤油につけて食べる。(1枚15000ウォン=¥1500と少し高目)。
二日目の夕食は慶州・普門湖畔の「湖畔荘」での韓定食。いわば多くの皿に盛り分けられた郷土料理の懐石料理といったものか。ちなみに画像は二人前。
セマウル車内弁当 世宗ガーデン 骨付カルビ 韓国冷麺
三日目昼食はソウルに向うセマウル号での車内弁当。暖かいご飯におかず満載の幕の内。白菜、山菜、明太子と3種ものキムチがいかにも韓国風。 最後の夕食はソウル市内の焼肉店「世宗ガーデン」。デジカメを構えていたら給仕の女店員が話しかける。ホームページに載せるといえば「是非店の紹介も」と名刺を貰う。TEL02−796−4100 世宗ガーデン自慢の骨付カルビ。食べやすいサイズにカットしてくれる。カルビとチシャ菜はお代わり自由。ここでも大盛りキムチがついてくる。 骨付カルビを堪能した後に出てきた韓国冷麺類。冷たいたっぷりスープに腰のある細麺。「このスープが美味しいんです」と後で金さん。しまった飲まなかった。

南大門市場のエネルギーと免税店の品揃え
妻のリクエストに従い、三日目のソウル観光を早々に済ませた私たちは、韓国の巨大消費マーケット「南大門市場」に向った。12年前、業務で韓国を訪問しここ南大門市場も訪れた。当時の韓国の人々のすさまじいエネルギーに圧倒された記憶が蘇る。それは今も変らず残されている。せいぜい数メートルの街路を挟んで狭い間口の商店がひしめいている。街路に向ってすきあらばはみ出し陳列を・・の店構えである。街路の真ん中を屋台やらリヤカーやらが商品を満載して占拠している。平日の夕刻である。多くの市民が肩をぶつけ合いながら買物を楽しんでいる。
コピー商品が恥じらいもなく、臆することなく屋台でも売られている。金さんの話ではコピー商品を販売する店にも格付けがあり、超A級コピーを扱う店には特別ルートで入店する観光客の人気スポットだという。もちろんその最大顧客は日本人である。
民芸品専門の屋台に仮面が吊るされていた。韓国の古典芸能「仮面劇」に使われるものである。昨夜のホテルの免税店でも見かけて逡巡したものだ。値段を聞くと男女合わせて4000ウォンとのこと。「これは安い」即座に買い求めた。(左画像)
金さんの紹介で食料品の店に行く。夫婦それぞれに多くの人へのお土産が必要。チョッピリでも韓国が味わえるお土産として塩岩海苔を考えていた。案内されたのは南大門市場の中の「韓国人参社」という商店。味見をしながらのお買物。大判サイズ、一口サイズ、辛口、普通味と各種揃えて大量仕入れ(右画像)。翌日の空港途中のツアーパックのお土産店よりお買得感はあった。
南大門市場を後にして、妻はお買物の最後の追込み。目的のブランドバッグはいまだ手にしていない。ソウルでの最初の免税店は「東和」。ブランド別にショップが並ぶ中お目当てショップに目的の商品はない。最大の免税店「ロッテ」は今労使紛争でストライキ中とのこと。やむなく次の免税店「新羅」(右画像)に向う。ここでようやくお目当てバッグを手にした妻は、「ヤッパリ来て良かった」。
韓国の免税店は店数、品揃えで世界有数だという。一流ホテルはどこも免税店を併設している。ソウルでのホテル「インターコンチネンタル」でも免税店「SKM」(右画像)が併設されていた。
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