2000年12月例会(忘年会)

12月1日(金) 忘年会「異人種交流会宣言?」
■今年もまた「大阪さくら会」の忘年会がやってきた。会場は昨年に続き旧遊郭街「飛田新地」のど真ん中鯛よし百番である。
16:15、地下鉄「動物園前駅」A番出口に集合が岡幹事の「お達し」。ホームで合流した井上さんとA番出口の階段を上がる。既にメンバーの何人かの顔が見える。川島さん、岡さん、岸さん、森さん、竹内さんの面々。初対面の皆さんと名刺交換。東京さくら会から飛入りの和手さん(日本総研)、前回例会の講師だった市耒さん(近藤産業)、橋本さん(NTTファシリティーズ)、そして、なにやら妖しげな(失礼!)坊主頭の人物。聞いてみれば梅田・太融寺の副住職の麻生さんとのこと。ナント本物のお坊さんだった。
■メンバーの集合待ちの合間、
和手さんが着用のネクタイ紹介。東京さくら会ご謹製のオリジナルネクタイなのだ。「一流ホテルのロビーで着用しても恥ずかしくないセンスと品質(和手さん)」のネクタイは濃い紫を基調にしたストライプ柄にチェリーの小紋をあしらったもの。そのメジャーな香りに関西人特有のマイナーな屈折がよぎったりして・・・。
昨年は2m20cmの岡山さんを先頭に、総勢10名の集団が闊歩した駅前商店街を、今年はリーダー不在のまま、総勢11名が三々五々会場に向う。商店街を抜けて左に折れ「飛田新地」の大通りに。両脇のあちこちの二階建て民家の上がり框(かまち)に旧遊郭の名残をとどめる『花魁と遣り手ババア』の名コンビを横目にようやく会場に到着。鯛よし百番」の派手な外観が大いに盛り上がった昨年の忘年会を思い起こさせる。
■休日だった昨年と違い、12月最初の金曜夜の「百番」は、その独自の立地の集客力もあって、早めの忘年会で超満員。本日のメニューは、鯛チリとチャンコの選択コース。遅刻組用の鍋を残して集合組だけの仮乾杯の後、懇親開始。そうこうするうち、生原さん、府録さん、矢野さん、河原さん、池田さん(三菱地所住宅販売)らが逐次合流し、今年は総勢16名の参加で本番突入。
進行役は幹事の岡さん。岸さんの
乾杯音頭、川島さんの開会挨拶、そして定番の参加者近況報告と続く。
岸さんの近況報告の後、商品紹介があった。事前の説明では「奥様が泣いて喜ぶ新商品」とのこと。酔っ払うと何を口走るか知れたものでない小生の「まさか大人のオモチャでは」の突っ込みが周囲のひんしゅくを買う。配られたのは岸さん自作のパンフレットと『こめとぎ器』の製品カタログ。再び小生の低俗な突っ込み。「夜とぎ器じゃないッ」(反省)。米とぎによる奥様の手荒れを開放する『遠心力・無水米とぎ器』なのです。(ナルホド)。
■最後の近況報告は井上さん。大阪さくら会の幹事長?としては会の運営が気になるところか、今後の運営についての提案。「多士済々のメンバーの飲み会中心の相互交流が大阪さくら会のこれまでのあゆみ。異業種交流会という業種、業界を背負ったビジネスの匂いよりは個人の個性の交流と啓発が会の特徴であり良さではないか。定年後も参加できる、主婦でも参加できるそんな会の運営で良いのでは。その意味では異業種交流会というより異人種交流会とでもいうべき性格ではないか。」酔った勢いもあってかメンバーたちのやんやの喝采。ここに大阪さくら会の異人種交流会宣言が採択された。
■その後は再び懇親。東京の論客・和手さんの教育論、日本の伝統にをこよなく愛する川島さんの宮大工・西岡さん物語、日本の中小企業経営者を代表する?河原さんの技術屋魂の披瀝等々、論客たちのバトルはとどまることがない。
ようやく一息着いた頃を見計らって、岡さんから小生へのお開き挨拶の催促。
「加藤さんの反乱を豪腕を発揮してぶっ潰し、自民党分裂を阻止した
野中幹事長。自民党政治を守った筈の野中さんは、何年か後、自民党再生のチャンスを潰した張本人の烙印を押されているかもしれない。プロ野球ワールドシリーズ構想が検討されている現在、巨人の金と人気にあかした有力選手の強引なかき集めが、グローバル時代の日本の野球をだめにする。(阪神ファン特有の屈折が見事に乗り移っている)」
強引なこじつけを交えて、
東京さくら会と一味違った大阪さくら会の存在理由を、井上さんの異人種交流会宣言の応援歌として喋り散らした記憶が残っている。(和手さんはじめ東京さくら会関係者の皆さんご無礼の段、お許し下さい)
最後にどこまでも冷静さを失わない岡さんがキッチリ役目を果たし、「大阪さくら会会員カード」の書類が配られる。
■大阪さくら会恒例の忘年会の散会は、今年も11時過ぎだった。

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