明日香亮のつぶやき日記 2000年12月
12月21日(木) 驚異!英語バージョンHPのアップ
■本日、私のホームページに初めて英語バージョンがアップした。とはいえ、高々トップページだけではある。それにしても英語音痴の小生のHPにEnglishのリンクが燦然と輝いている。これはもう驚異というほかはない。もちろん、これには種がある。翻訳ソフト「訳せ!!ゴマ」の全面的支援の賜物である。
■11月1日から実用英語講座3級の通信教育を開始した。業務でフォード・ジャパン・リミテッドとの交渉を担当し、身近に米国人との会話の機会を得たことがきっかけだった。老後の海外旅行の備えみたいな気分もあった(豊かな老後が脅かされそうな気配ではあるが・・・)。ところがこの英検対応の通信教育は、これまでの通信教育とは様子が違う。和訳の出題はなんとかクリアできても英訳となると、お手上げ状態である。英検受験はおろか通信教育の修了すら覚束ない。これはヤバイ。何とか手だてはないか。そこで思いついたのが究極のカンニング、翻訳ソフトである。
■最寄のパソコンショップに駆けつけた。中途半端が大嫌いなミドリ電化である。いくつかのソフトの中から選らんだのが「訳せ!!ゴマ」(消費税込み7500円也)である。早速、自宅で試用。自分のHPのトップページの翻訳コマンド。アイコンのペンが動き出して翻訳スタート。10秒程で完了。ナッナント!!トップページの日本語が一気に英語に替わっている。これはもう感動ものである。技術の進歩もここまで来たか。それはともかく本来の課題をやっつけねばならない。通信教育レポートの出題文の日本語入力と翻訳指示。指定の熟語が表示されない等多少の不満は残るが、この際やむをえない。
■レポートのやっつけをそこそこに、HPの英語バージョンのアップに取り掛かる。ところが世の中そんなに甘くない。このソフト、Internet Explorerに対応はしているものの、小生のホームページ作成ソフトであるホームページビルダーには対応していないのだ。何とかならないかをソフトメーカーのA.I.softに問い合わせる。HPの日本語部分をそのつどコピー&ペーストで翻訳するしかないとのこと。てまひまかけて翻訳作業にかかる。夕刻になんとか完了。本邦初公開の英語バージョンである。
12月1日(金) さくら会忘年会「異人交流会宣言?」
■今年もまた「大阪さくら会」の忘年会がやってきた。会場は昨年に続き旧遊郭街「飛田新地」のど真ん中鯛よし百番である。
16:15、地下鉄「動物園前駅」A番出口に集合が岡幹事の「お達し」。ホームで合流した井上さんとA番出口の階段を上がる。既にメンバーの何人かの顔が見える。川島さん、岡さん、岸さん、森さん、竹内さんの面々。初対面の皆さんと名刺交換。東京さくら会から飛入りの和手さん(日本総研)、前回例会の講師だった市耒さん(近藤産業)、橋本さん(NTTファシリティーズ)、そして、なにやら妖しげな(失礼!)坊主頭の人物。聞いてみれば梅田・太融寺の副住職の麻生さんとのこと。ナント本物のお坊さんだった。
■メンバーの集合待ちの合間、
和手さんが着用のネクタイ紹介。東京さくら会ご謹製のオリジナルネクタイなのだ。「一流ホテルのロビーで着用しても恥ずかしくないセンスと品質(和手さん)」のネクタイは濃い紫を基調にしたストライプ柄にチェリーの小紋をあしらったもの。そのメジャーな香りに関西人特有のマイナーな屈折がよぎったりして・・・。
昨年は2m20cmの岡山さんを先頭に、総勢10名の集団が闊歩した駅前商店街を、今年はリーダー不在のまま、総勢11名が三々五々会場に向う。商店街を抜けて左に折れ「飛田新地」の大通りに。両脇のあちこちの二階建て民家の上がり框(かまち)に旧遊郭の名残をとどめる『花魁と遣り手ババア』の名コンビを横目にようやく会場に到着。鯛よし百番」の派手な外観が大いに盛り上がった昨年の忘年会を思い起こさせる。
■休日だった昨年と違い、12月最初の金曜夜の「百番」は、その独自の立地の集客力もあって、早めの忘年会で超満員。本日のメニューは、鯛チリとチャンコの選択コース。遅刻組用の鍋を残して集合組だけの仮乾杯の後、懇親開始。そうこうするうち、生原さん、府録さん、矢野さん、河原さん、池田さん(三菱地所住宅販売)らが逐次合流し、今年は総勢16名の参加で本番突入。
進行役は幹事の岡さん。岸さんの
乾杯音頭、川島さんの開会挨拶、そして定番の参加者近況報告と続く。
岸さんの近況報告の後、商品紹介があった。事前の説明では「奥様が泣いて喜ぶ新商品」とのこと。酔っ払うと何を口走るか知れたものでない小生の「まさか大人のオモチャでは」の突っ込みが周囲のひんしゅくを買う。配られたのは岸さん自作のパンフレットと『こめとぎ器』の製品カタログ。再び小生の低俗な突っ込み。「夜とぎ器じゃないッ」(反省)。米とぎによる奥様の手荒れを開放する『遠心力・無水米とぎ器』なのです。(ナルホド)。
■最後の近況報告は井上さん。大阪さくら会の幹事長?としては会の運営が気になるところか、今後の運営についての提案。「多士済々のメンバーの飲み会中心の相互交流が大阪さくら会のこれまでのあゆみ。異業種交流会という業種、業界を背負ったビジネスの匂いよりは個人の個性の交流と啓発が会の特徴であり良さではないか。定年後も参加できる、主婦でも参加できるそんな会の運営で良いのでは。その意味では異業種交流会というより異人交流会とでもいうべき性格ではないか。」酔った勢いもあってかメンバーたちのやんやの喝采。ここに大阪さくら会の異人交流会宣言が採択された。
■その後は再び懇親。東京の論客・和手さんの教育論、日本の伝統をこよなく愛する川島さんの宮大工・西岡さん物語、中小企業経営者を代表して?河原さんが技術屋魂を披瀝等々、論客たちのバトルはとどまることがない。
ようやく一息着いた頃を見計らって、岡さんが小生にお開きの挨拶を催促。
「加藤さんの反乱を豪腕でぶっ潰し、自民党分裂の危機を救った
野中幹事長。自民党政治を守った筈の野中さんは、何年か後、自民党再生のチャンスを潰した張本人の烙印を押されているかもしれない。プロ野球ワールドカップ構想が検討されている現在、巨人の金と人気にあかした有力選手の強引なかき集めが、グローバル時代の日本の野球をだめにする。(阪神ファン特有の屈折が見事に乗り移っている)」
強引なこじつけを交えて、
東京さくら会と一味違った大阪さくら会の存在理由を、井上さんの異人交流会宣言の応援歌として喋り散らした記憶が残っている。(和手さんはじめ東京さくら会関係者の皆さん!ご無礼の段、お許し下さい)
最後にどこまでも冷静さを失わない岡さんがキッチリ役目を果たし、「大阪さくら会・会員カード」の書類が配られる。
■大阪さくら会恒例の忘年会の散会は、今年も11時近くになっていた。
私にとってさくら会忘年会は、今やめったにない午前様帰宅に及ぶ懇親の場となっている。

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