1999.04.26

昨年10月、7人のオヤジが小豆島に集った。オヤジたちは酔った勢いも手伝って?次回会合を、3月24日〜25日の「有馬温泉+ゴルフコンペの集い」とすることにした。そして迎えた今日のOB会である。(さすがに翌日のゴルフ大会は参加者少なく、ボーリング大会にトーンダウン。)
M氏のキャラクター24日午後1時、最初のメニューであるメンバーの一人H・M氏宅での昼食会に駆けつけた。某著名コンサルタント会社のコンサルタントとして知る人ぞ知るH・M氏の新居訪問の企画である。神戸市東灘区の丘陵の中腹に立つ豪邸だ。広々としたリビング・ダイニングからの大阪湾を一望する眺望は見事という他はない。H・M氏夫妻の愛犬サブ(つぶらな瞳のハンサムな紀州犬のハーフ)が慣れるにしたがって来客たちに戯れる。小生の肩に捉まり立ちしたサブ。思わず撫でようとした手に触れてしまったサブのチンチン。なんと固くなっていた。(サブよ!あたしゃオカマか?
飼い主とサブ
飼い主のH・M氏とのツーショット。ハンサムなサブはますますハンサムです!?
H・M氏宅を後にした一行6人は2台の車に分乗し六甲山へ。六甲オリエンタルホテル左写真は展望台からの記念撮影)でのコーヒータイム。その後、ドライバー氏約2名を除くご一行は、日本最長5000mという六甲有馬ロープウェーに。天狗岩駅から六甲山頂カンツリー駅で乗り換えて(ロープウェーの乗り換えはヤッパリ珍しい)六甲山麓の有馬温泉駅まで10分。ナント、ドライバー役のT・Y氏とS・M氏が既に到着し出迎え(裏六甲ドライブウェーを年齢も省みずのカーチェイスの成果か?)。
今夜の宿は前回に引き続いての幹事役のT・Y氏の手配で老舗の名湯「兵衛・向陽閣」(右写真は玄関での「ハイッ!ポーズ」)。何はともあれ有馬の湯に直行。裏六甲を眺望する展望大浴場は無色透明の銀泉。隣接の露天風呂は赤湯とも呼ばれる金泉である。(ちなみに赤湯は源泉では無色透明の湯なのだ。空気に触れたとたん含まれている鉄分が酸化して赤茶色に変わるとは仲居さんの解説。)有馬から合流のK・O氏を含め総勢7名の大宴会(下の写真「食前酒で乾杯ッ」)がスタート。例によって各自の公私にわたる近況報告。「次回の例会は関東勢も含めたOB全国大会の開催」に話がはずむ。

予定の宴会コースを終えてもなお不完全燃焼。ここはヤッパリカラオケコースを抜きには終われない。館内のカラオケスナック「薔薇」に繰り出す。元来目立ちたがりの元労組幹部の面々・・・。それぞれに個性溢れるエンタテナーぶり。そんな中でいまいちノリきれなかったK・O氏。意を決してのリクエストは?デタ〜ッ!スナックのママをパートナーに一発逆転のデュエット「二人の大阪」。コテコテのオヤジバージョンである。「ア〜ァア〜抱きしめて〜」のフレーズではきっちりママの肩を抱きしめ予想通りの展開。2曲目のリクエストも再びママ相手の「銀恋」!人間、吹っ切れれば恐い物なし。カラオケを終えての部屋へ帰る道中。口々にK・O氏へのやっかみ半分の非難の嵐。K・O氏が反論。「そうは言うけど彼女は結構、歳やったデ」「そうでもないやろッ」「いやッ肩を抱いた感触でわかる」(そりゃナイヨ)。・・・・ こうして有馬の夜は更けてゆきました。
エピローグ 「有馬の湯」から2〜3週間後の日経新聞の会社人事欄。某大手コンビニエンスストアの地域運営部長であるK・O氏の取締役就任を伝える記事が・・・。
カラオケスナック「薔薇」のママは、幸運の女神だったか。『K・Oさん!次回のカラオケタイムのデュエット「二人の大阪」はもうあなたには歌わせない。私が歌うッ』

七人のオヤジ・・・梅田に集う

七人のオヤジ 小豆島を行く

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