七人のオヤジ梅田に集う '99.05.16

企業の枠を超えた業界の労組幹部だった仲間たちの集い(OB会)がある。登録会員?は14名。その都度顔ぶれが入れ替わる。
仲間の1人だった東京のM・T氏とビジネス上のネゴを行うことになった。ちなみにM・T氏はつい2年ほど前には阪チョン(大阪単身赴任)族だった。今や大手旅行会社の代表取締役である。阪チョン時代は大阪・梅田でのOB会のメンバーでもあった。
T・M氏の折角の来阪である。仲間たちに呼びかけ今日のOB会と相成った。ビジネスを終えてOB会場であるアクティー大阪の27階のステーキレストランに席を移した。眼下に梅田の夜景を望む絶好のロケーションに、10人程度の小部屋のようなスペースがある。恒例の会場である。今回の参加予定は9名。ところが2件のドタキャン連絡が小生のケイタイに。結局、今回も「七人のオヤジの会」となった。
今回の集まりの口実はT・M氏との再開とともにメンバーのひとりK・O氏の取締役就任のお祝いでもある。K・O氏の「七人のオヤジたちの有馬の湯」での大活躍は記憶に新しい。
幹事役の小生は開会前に会場に。ほどなくS・M氏がいつもの几帳面さでかつての同僚A・M氏とともに現れる。A・M氏は今回が初参加。開会時間にはメインゲストのK・O氏が名古屋から駆けつける。新任取締役研修だったとのこと。少し遅れてA・N氏が、15分ほど遅れてもうひとりのゲストT・M氏が。30分オーバーはメンバー最年少のK・S氏。全員集合である。 
 さて宴たけなわ。どうしても昔話に花が咲く。T・M氏とS・M氏は労組現役時代は、ともに論客で鳴らした仇敵同志。とはいえそこは齢50を経た大人の世界。期待したの論争の再燃もなく、ナント各自の宗教観に話題が及ぶ。となると神戸の葬祭業界の指導者でもあるS・M氏の「感謝・合掌・礼拝の世界」が独壇場。
そんなこんなのオヤジトークがK.S氏の話題に及んで最高潮に。最年少の(・・といっても既に50歳、他は推して知るべし)氏は、数年前に愛妻を亡くし今は花の中年独身。その優しげな顔立ちにピッタシの優しい心根は、周囲の女性たちがほっておくわけがない。旧友たちの遠慮会釈のない追求に、30代の彼女の存在を白状。「ヤッパシナッ」(一同、ホットしたような恨めしいような感想とため息・・)「そんなことしてたら亡くなった奥さんの霊に申し訳ないんちゃうか」(・・・とは、小生の心にもないやっかみの言葉)「それが、彼女も一緒に墓参りに行ってくれるんや」(一同、シュン)。
上り鈍行新幹線の最終が帰宅リミットのK・O氏。20:40頃、退席。会費無料のささやかなお祝い。9時過ぎにお開きに向けて幹事の精算準備。すると隣のA・N氏がやおら財布から会場であるステーキレストランの20%割引券を出してきた。(ラッキーッ、なんとも準備の行き届いていることか) お会計はお陰で7人分の6人頭割りで6000円也の格安料金。イヨッ、名幹事ッ!!。
七人のオヤジたちの有馬の湯

七人のオヤジ 小豆島を行く

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