いい写真伝導師の三脚ワンポイントアドバイス

その4

こまかく、こんな具合に説明すると、面倒なように感じるかもしれません。でも、慣れるまで この手順で操作して下さい。

    以上の操作をひとくちでいえば、
  1. 左手は操作するナットのすぐ上を握る。
  2. ナットは、右手で操作し、パイプを伸ばす。
  3. 次の段は、三脚をもちなおして行う。
ということになります。 そのために、「三脚を立てて持つ、ねかしてもたない。」「太いパイプから伸ばし、 縮めるときは細いパイプから、行う。」が大切なのです。
ナット式は、締付力の加減ができます。強く締めれば、締付固定力は大きくなります。自分の 納得のいくまで締付けられるので、専門家はナット式をよく使います。
なお、丸いパイプの利点を活かし、一層簡単に確実な操作を実現するため、スリックは、溝入り 丸パイプを他に先がけて採用して参りました。溝を設けることにより、中のパイプの空転を防ぐ ことができます。パイプが空回りしない分、締付けたり、緩めたりの操作が確実に行えるのです。
長い丸管に、曲がらず、まっすぐな溝を設けるのは、すぐれた造管技術があってはじめて 実現できます。
超軽量三脚500Gシリーズから始めて、 スナップマン系、エクセラ系、 マスター系、ザ プロフェッショナル系まで、全て溝入り丸パイプに統一しています。

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