コルマカラ

Illustration:ヴァッサゴ

マカラ駆動試験体を改造し、エジンエンジンを追加装備させたと思われるTU

最初の目撃報告は、公式の試験体二機がテストを終えるころ。その後、自由軍(仮)に対してしばしばゲリラ攻撃をしかけるようになった。運輸連盟用に開発されたマカラは、当時の自由軍主力である量産型ツィーダはもとより、同じトパス製作所製のバリクンビラよりも貧弱な戦闘能力しか持たないはずだったが、この黒いマカラは巧妙な奇襲作戦と圧倒的な戦技によって護衛部隊・討伐部隊を圧倒。ついにヴァル・ヴァサーゴ大佐が討伐に赴くにいたった。

<設定案>
試験段階のブラックペッパーが塗ってある。


<アサマカラ>

Illustration:ヴァッサゴ

ヴァル・ヴァサーゴ大佐の「黒いマカラ」討伐部隊の前に現れた、「黒いマカラ」と酷似するTU。このTUの出現により、討伐部隊のヴァル・ヴァサーゴ大佐が実は偽物であり、このアサマカラのパイロットこそが真のヴァル・ヴァサーゴ大佐であったことが明らかになった。なお、コルマカラとアサマカラに性能上の違いがあるかどうかは不明である。

「大佐! あのカラーリングは!!」
「うぬぅ!? 情報では黒い機体のはずだが……どこかで見たような色だ! どこだったか!?」
「あれは大佐のパーソナルカラーですっ!!」
「……そういわれればそうだ!! ということは乗っているのは本物なのか!?」
「本物っ!? 大佐、今なんて……」
「ええい、全軍突撃!! 圧倒的な物量で本物のゲリラを討伐するのだーーーー!!」

<設定案>
エジンエンジン開発チームがマカラに手を入れてこれを作ったのを、ヴァサーゴ大佐が軍を脱走するときに、持ち逃げした。ただこの機体は持ち逃げするために用意したのではなく、そもそも自分が乗るつもりでもなくて、エジンエンジンの可能性を追及するテスト機だったものに過ぎないのだけれど、ヴァサーゴ大佐が逃げ出すときにはもう包囲されてて、これに乗るしかなかった。

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