南のオムライスと朝帰り
ガチャ
「ただいまぁ。」
いつものように言うと、南は
キッチンから顔を出して言った。
「どこ言ってたんだよ、お前。」
とっても不機嫌そうに。
「めんご〜南。ちょっと野暮用。あ、てか、何作ってんの??俺マジ腹減った。(激しい運動したから)」
とキッチンに入っていった。
テーブルの上にはチキンライスとサラダ。
コンロの上にはスープと薄焼き卵。
「お前の分はない。」
きっぱりと言い切る南。
「えぇ?!なんでさぁ?!怒ってるの??南ぃ。」
「怒ってる。」
「だから、ごめんってば。」
顔の前に手を合わせて謝る千石。
「・・・・・・・。」
シ・カ・とVv
「〜〜〜。あ、みぃーなみvv」
「ん?」
そう言って後ろを振り向いた。
ちゅ
「これで許して?」
にこっと笑って舌を出す。
「//お前っ// 〜〜〜・・・早く手ぇ洗って来い。」
「おっけぇ。」
「これ喰い終わったら、室町のこと行くぞ。」
「やったぁ〜!いっぱい勝つぞぃ!」
「遊びじゃない、仕事だ。し・ご・と。」
“仕事”を強調して言う南。
それを聞いた千石は
「えー?!遊んでこうぜー?」
「だめ。」
「南固い。」
いじける。
「硬くて結構。」
「ぶぅ、」
「さっさと喰え。ここのアジトもやばいからな。」
「そーなん?」
「誰かさんが、危機感もなくポリスと馴れ合ってたみたいだからな。」
「うっ・・メンゴ、南。・・・さっ、次のアジトへゴォっ。」
そう言って最後の一口を放り込んだ。
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アトガキ
はい、今回はほのぼのです!
なぜ、2.5かと言うとあんまり本文には
関係ないからです!ちょっと、休憩みたいな?
さぁて、ここからどんどん血なまぐさくしていきます!
200.7.24 ユウリ