文の長さは、45〜60文字ぐらいが適当です。通常一行が40文字ですから、一行から一行半で、一文の区切りと考えれば良いでしょう。
一文が長いと、一度読んだだけでは理解しにくくなります。文が長くなると、一文の中で前後の関係が複雑になりがちです。この複雑さが、読み手の理解を妨げたり、誤解を生む原因になります。
以下のような接続詞や接続助詞が現れたら、要注意です。これらは多くの場合、文を分けて書けます。また、その方が明確な内容になります。特に、内容が順を追っていくものや、同列の項目が並ぶものは、箇条書きにします。
・ので → 〜できます。従って、〜
・ため → 〜なりました。このため、〜
・から → 〜ありません。そこで、〜
・のに → 〜でした。しかし、〜
・や → (箇条書きを検討してみる)
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