Waterton Lakes National Park
ウォータートン国立公園旅行記
オンボロ車で2泊3日のドライブ

7月中旬、レンタカーの旅もほとぼりが冷めぬうちに念願のウォータートンへ向けて出発。
今度はおんぼろ車なので故障しないかドキドキ。

1日目 エドモントンを出発し、カルガリーを過ぎて、どんどん南へ下っていくと景色が変わってきた。

 向こうに見えるのはカナディアンロッキーでもだいぶ南の端。手前の起伏の多い地形は、ウォータートンへ近づいた証拠。
 ワイルドフラワーがきれいだった。
 もう少しでピンチャークリーク、というときに、マイカーがなにやら大きな音を立て始めた。止まって見てみると、マフラーのカバーか何かが外れかかったらしい。
 こんな遠くで動かなくなったら、当分家に帰れない…。
 街中にセブンイレブンがあったので、修理屋さんがないか訪ねた。電話をしているとき、色の浅黒い不思議な感じの男女がいた。マーシが「インディアンの居留地だからね」とあとで言った。アルバータ州のところどころにある、現住民族の保護区だったのだ。

 
 クルマの修理も無事済み、ふたたび目的地へ向かった。
 町の入り口のビジターセンターによって、ガイドマップを手に入れた。小さな町で、すぐ地理が理解できた。事前に予約しておいた
一番料金の安い宿は、期待通り?ひどいものだった。2晩とも予約していたので、慌てて他の宿を当ったがどこも(高いところ以外は)いっぱいだった。やはりケチるものではない…とマーシ反省。(何しろ5人で80ドル!)
 気を取り直して、あたりをドライブ。エアーズロックのような山が夕日に耀き、咲き乱れる花、花。
 湖に面したメインストリートの一隅、イタリアンレストランで夕食をとった。カフェテラス形式の店が多く、にぎやかだった。
 日本人がめずらしいのか、お土産屋さんで話しかけられた。
「日本に行ったことがあるのよ」と、若い女性。

  
←ウォータートンの町と、フェリー

2日目
 次の朝はフェリーに乗ってU.S.Aへ!
 カナダ側から、観光フェリーが出ている。(みんなで38ドル)
 朝早く行って、往復の切符を買う。片道だけ買っても、何もないアメリカ側へ取り残されてしまう。 (写真、右手前から、左奥へ進む)

 天気はまずまず、風がやや強い。
航海中?観光案内の放送が流れていた。
クマがよく出るので、気をつけたほうが良いようだ。
フェリーには若い日本女性の3人組もいた。
この先へ行くとカナダからアメリカへの
国境を越えることに。
アメリカ(U.S.A)側は
グレーシャー国立公園

初めてアメリカの地に足を踏み入れたわが家族!
帰りの船まで1時間ほどあったので、あたりを散策した。
出逢ったのは女性レンジャーが1人、馬が2頭。

 



これが、フェリーから撮影したU.S.Aとカナダの
国境です!  


修理を待つ間、子供たちもたいくつだったから、アイスクリームを食べながら、ベンチにすわったりその辺を走り回ったり。
シカがのどかに草を食べていた。
またまたマイカーが!
動かない!エンジンがかからない!
いい気分で船から下りた直後のことだった。
暑い日だった…。
この小さな町に、自動車修理工場があるか?
見つけたのは自転車屋さんだった。
それでなんとかなったのだ。ホッ。

Hotel Prince 
of Wales

町からはずれた高台にある。
ここからの湖の眺めは最高!
トイレを借りただけだが、さすがに中は重厚な造り。一度は泊まってみたかった。売店にはダイアナ妃グッズがたくさん置いてあった。
 
←ホテルから望む
夕暮れのウォータートン湖

夕食は町の中華料理店で軽く食べた。
3日目 安い宿でキッチンつきでもなかったので、朝食はひなびた小売店のサンドイッチと果物と牛乳ですませた。
      車のこともあるので、あちこちドライブは控えて、一路帰途についた
今回のドライブは、車のご機嫌を伺いながらの旅で、思い通りにあちこち歩けなかった。
でもウォータートン湖もきれいだったし、まあ無事帰れただけ良しとしましょう。
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