冬のジャスパー3泊4日
 カナダ滞在中最後のカナディアンロッキー…ジャスパーへスキーに行ったのは、厳寒の1月をさけて2月の下旬だった。ジャスパー唯一のスキー場マーモットベイスン は、雪質も良く穴場的存在。 宿:JASPER INN
1泊夕食券つき税込 106カナダドル
5人家族で夕食つきでこの値段は寒い冬ならでは!
2月25日
 事前に天気予報をよく聞いて、道路のコンディションがいいときを狙った。タイヤは(たぶん)スタットレス。エドモントンを出発して間もなく、「こんな寒いときに車がこわれて立ち往生したらどうしようね」と話していたら、なんと、車に異常音が発生!幸いまだ町中だったのでカナディアンタイァーに寄ってみた。待ち時間に店の中を見て回った。KiKi’s Delivery Service(魔女の宅急便)のビデオ が14ドルだったので購入。カナダ料理の本も。
 おなかがすいたので近くのファミレスでワッフルを注文。控えめに2人分だけにしたのにすごいボリュームで食べきれず、残りを持ち帰りにしてもらった。
 車は部品交換で済み、その後は好調。それにしても日程にゆとりを持っておいてよかった。今日はジャスパーの宿にたどり着けばそれで良いのだから。リフト券のことを考えて、ジャスパーでまるまる2日滞在できるよう宿を3泊にしたのだ。
 夕方にジャスパーインに到着。2階のタブルルーム。ホテルで夕食券をもらったので、食事をした。離れ?のレストランまでは、渡り廊下のような道を歩いていく。まわりは雪・雪・雪。
冬でも健在のビッグホーンシープ
2月26日
 マーモットベイスンはジャスパーからバンフ方面へ93Aを走るとすぐ、右に看板があった。坂道だったが道路にも雪があまりなかった。
スキーレンタル、チケットと手配し、問題の
ナーサリールーム(近所の日本人が利用したと聞いて、ユイユイとヒカを預けることにしていた)へ行った。ヒカが心配だったが、ドアをあけたとたん、2人はプレイルームにひきつけられてわーっと遊び始めた。これはラッキーと、さっそく申し込むが、本当は予約制だという。ただし、午前中2時間だけならいいというので頼んだ。
(1時間10ドルくらいだったと思う)
 さあ、マーシとマリリンと共にスキーを楽しむゾ

さすがに雪質もいいし、思ったより寒くない。
リフトに乗っても、日本のように底冷えすることがない。
日本は湿気が多いから寒く感じるのだろうか。
景色も最高!
…しかし1時間もすると、ヒカのことが気になってきた。
ナーサリールームへ戻ってみた。
なんと廊下にユイユイと、ヒカがべそをかいて保母さん?と一緒に立っているではないか!
聞くと私たちが去って間もなくヒカがぐずり始め、泣きやまず困っていたという。
ユイユイもそのうち困って泣き出したようだ。
保母さんに謝って、2人を引き取り、午後は交替でスキーを履かせてお遊びタイムとなった。

上から撮影

雲がなければ向こうにも山が見えたであろう
マーシが二人を見てくれている間
マリリンとリフトで頂上まで行った。
その雪山の美しいこと!

山頂にて
 
頂上近くでリフトの終了時間が近づいたので、係の人が何か叫んだ。
こっちへ行くのか?と私が下のほうを指差して答えたら、マリリンが「もうリフトは終わりだって言ったんじゃないの?」と。ヒアリング能力はマリリンの方が上だった。

 
スキーを返すときにまたまたトラブル!
靴を履き替えて、あれれ?おかしい!
ヒカの靴がそこにもう一足あるではないの!
ヒカがそれまではいていたものは、ユイユイがナーサリールームから出るとき、気をきかせて取った全く同じデザインの他の子のブーツだったのだ!
 5時過ぎてしまっていたが、ナーサリールームへ返しに戻って謝った。その子はブーツなしでどうしたのだろうか…。
 
ジャスパーの街へ戻ってショッピングかてら町を歩いたが、雪を避けて歩くのが大変だった!しかもエルクのフンがあちこちに…。
そのとき撮った写真  ユイユイ発熱!
その夜、宿へ戻ってくつろいでいると、ユイユイが何となくだるそう。
熱を計ってみると、なんと38度以上ある!
病院へ行く時間もない。まだ薬局は開いているだろうか。
マーシが車でタイラノール(シロップ式の解熱剤)を買いに行った。
薬を飲んだら夜中に熱が引いた。
(その後も熱は上がらなかった。ヨカッタネ)

2月27日
 もう1日のスキー…私とユイユイとヒカは部屋でおとなしくすごすことになった。
 マーシ、マリリン行ってらっしゃい!
 夕方ちょっと車でお土産屋さんを回ったけれど、
前に見つけた赤毛のアングッズを置いているお店が見つけられなかった。残念。
 夕食はホテルのレストランに交替で行くのも寂しいからと、トレイごと部屋へ運んでもらった。ステーキだったけれどユイユイは食べられなかったね。

2月28日
エドモントンへ帰る日、ユイユイの熱も下がって一安心。
ジャスパーを出発した。
これで本当にカナディアンロッキーは最後。
次は何年後に来れるだろう…。
見おさめのカナディアンロッキー
(アルバータのアルバムにも掲載)
車の故障、ナーサリールーム、ユイユイの熱と、今回も盛りだくさんだったドライブ旅行。
今度は何年後になるかわからないが、家族で再び絶対行きたい!
カナディアンロッキー。
ページトップへ
旅行記トップへ 
カナダの思い出
HOME