Drumheller・・Drumheller・・Drumheller・・Drumheller・・Drumheller
砂漠地帯ドラムヘラー
ロイヤルティレル博物館
Royal Tyrrell Museum
 カナダにも砂漠があるのかって?あったんです。それも化石がたくさん発掘されている有名なところが…。エドモントンから南東に位置する、バットランドと呼ばれる地域です。そこにRoyal Tyrrell Museumがあります。ダイナソー(Dinosaurキョウリュウ)の化石がたくさん展示されています!私たちはマイカーでエドモントンから日帰りで行きました。
 日本からだとカルガリーからはグレイハウンドのバスが出ています。交通が不便なのでレンタカーでないと1日で回るのは難しいでしょう。
 7月26日(日)朝早くエドモントン南部から、南東の方向へ向かう。地図を見て、ココを通ると近いかなぐらいで、いいかげん。なにも暑い夏に砂漠地帯へ行かなくてもとも思うが、やっぱり夏休みだから…。途中何もない景色の中、唯一の大きな町Comruseでガソリン補給・休憩。それからひたすら南へ向かう。
地図にある道路がまっすぐなのだが、実際これほどまっすぐな道はカナダでも最初にして最後の経験だった!(写真→)


 途中の風景が少し変わってきた。川があり、ちょっと道を右へ入っていったら、小さな貨物駅。MeetingCleekという田舎町(村?)だった。駅の前にひなびたお店が2件だけ。他に民家も見当たらない。トイレを借りてりお菓子を購入した。数人の男性が集っていたが、日本人の私たちをいかにもめずらしそうに眺めていた。おにぎりを食べてから子供たちは空き地のブランコやシーソーで少し遊んだ。

ようやくドラムヘラーの町に近づく。カナダらしくない風景。小麦畑や牧草地はなくなり、代わりに乾いた大地が太陽にじりじりと照らされていた。見ているだけでのどが乾く。街中のIGA(スーパー)でジュースとアイスクリームを購入。地図を見ながら博物館の位置を確かめる。
周りは砂漠だが、博物館は広くて立派だった。
一日では回りきれないほど。
広場にはキョウリュウの模型がいくつも立ち並び、迫力満点!
暑い日だったので早く館内へ。
家族で15ドル。
教育係?のお兄さん、お姉さんがいろんなアクティビティに誘ってくれる。化石や大昔の資料について子供にもやさしく理解できるように…。カナダの美術館・博物館はたいていこのような配慮がなされていて日本でも見習いたいところだと思った。
 
 中は恐竜の骨格が展示されていたり、その生活の様子が再現されていて、半日では歩ききれなかった!熱帯雨林植物の部屋もあった。広い広い!
カフェテリア式のレストランで遅い昼食をとった。これが結構おいしそうで、目移りするほど。なかなか良かった!
 帰りはガイドブックにあった化石Shopへ寄って、マーシがお土産にアンモナイトの化石を購入。
 町の公園に大きな噴水ががあって、暑い日だったので子供たちは大喜びで遊んだ。はるばるドライブしてきて退屈した子供にとってはこちらがメインの思い出になったかも。
 帰りはエドモントンへ向かってひたすら車を走らせる。
夕焼けがきれいだった。

 
 
 旅を終えて… 親にとっても子供にとっても長い一日だった。カルガリーからはもっと近いので、日本から旅をする機会があったら、カナディアンロッキーだけでなく、ぜひ足を延ばしててみるといいと思う。また違ったカナダの風景に出会えるでしょう。

追記 2002年7月14日から、山梨県立科学館ロイヤルティレル博物館の恐竜たちが一部やってきています。カナダまでは行けないけれど夏休みに甲信越方面へお出かけする際には一押しのポイントです。子供たちが楽しく遊べる科学のコーナーや、敷地内には遊具のある広い公園もあります。
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