ガンについて

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.48 (ガン1 告知について)

ミスター売薬です。
今日からガンの話しをしていきたいと思います。ミスター売薬は軽い人間ですので、あんまり深刻な話しは向きません。ガンといわてたらガーンとなるからガンというわけではないと思いますが、大変深刻な事です。そのうち皆さんもガンになると思いますが(?)、恐らく深刻であれば有る程、告知はされないと思います。ガンになる前にガンであればちゃんと知らせてくれるように身内と約束しておかないと、隠されてしまいます。
 ミスター売薬は、ちゃんと教えてくれるように約束しています。深刻な事態をちゃんと話しているケースは、2割くらいのようです。後はまったく嘘の病名を告げられたり、ガンであるけれどそんなに深刻ではないように知らされるようですから、気をつけないとね。
 というのも日本では、精神面でのケアーがあまりできていません。アメリカでは、よく精神ケアーを受けている場面が映画でも出てきますよね。もしくは、キリスト教の牧師などが、精神ケアーをする場合も有るようです。しかし日本では、告知をしたばっかりに大変悲惨な精神状態で、死んでいったりする事も有るようで、後悔する事も多々有るそうです。ですから告知するべきか隠すべきか迷うところです。
 
 ミスター売薬のメールマガジンを購読されている皆さんは、是非告知を受けて下さい。というのもガンは、やはり深刻な事態をしっかり認識しない限り、そのための努力もしないと思います。簡単な事では有りませんので、覚悟が要るという事です。

 告知の問題がおこるのは、やはり治っていないからだと思います。現在のお医者さんの治療成績が上がってきているのは、様々な技術的な進歩も有るとは思いますが、早期に発見して、放っておいても大丈夫なものを、ガンと診断して治療しているからだという話しも有ります。早期に発見して、治療したケースの中には、治療しなくてもいいようなものも有るかも知れません。
 少し進んでしまうと、ガンはほとんど治っていないというのが、実際の所かも
知れません。

 ミスター売薬のガンに対する効果的な方法は後程紹介しますが、これは先日骨粗鬆症の所で出てきた松繁薬学博士の推奨する方法で、かなりいい効果が有る感覚ですが、情報提供はしますが、判断は自己責任でお願いします。

それより、ガンのメカニズムをよく理解して、ガンになりにくい生活習慣に心がけてほしいと思います。とはいってもガンのメカニズムは分からない所だらけですが、、、

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 49(ガン2 炎症とガン)

ミスター売薬です。
 ガンは、年令が上がると誰でもおこってくる病気です。50代よりは60代が増えますし、
60代よりは70代が多くなります。60歳を越えた人の約50%はガンを経験するといわれます。最終的に4人に一人は、ガンが原因で亡くなります。ガンは、ウナギ登りに死亡率が上がったと言われますが、ミスター売薬に言わせるとガンになる年まで長生きできるいい時代になったという気もします。
 しかしガンは若い人も命が奪われる恐い病気です。喜ばしい事ばかりでは有りません。それにガンは末期になると大変苦しむ有り難くない結末です。できれば避けたいもので
す。

 ガンのメカニズムを理解するのに役に立つ古典的なガンをつくる実験が有ります。現在も医学部などでは行われている実験かも知れませんが、ウサギの耳にコールタールを擦り付けて、傷をつける事をくり返す実験です。
 ウサギの耳は傷つき潰瘍が形成されます。来る日も来る日も同じところを傷つけられて、ウサギの耳は、肉と皮膚が盛り上がって修復増殖作用がおこります。これを一年間続けると有る日突然今までとは違った物凄い力で増殖し始めます。このような急激な増殖をはじめる細胞がガン細胞です。
 ガン細胞の基本は、慢性的な刺激をくり返す事によって炎症を何度もくり返す事によっておこるという事です。
 たびたび「炎症」という言葉がでてきますが、風邪の時には「炎症」が必要だと言ってみたりガンの原因になると言ってみたり、、、何かと問題の「炎症」です。
 ウィルスをやっつける時には、例外的に「炎症」が役に立つ事も有るだけで、基本的には炎症はいいものでは有りません。炎症がおこると細胞が死んで、修復をくり返さないといけませんので、その場所の老化を速める事にもなります。コ
ピーミスも発生しやすくなると、ガン細胞も発生しやすくなると言う事です。
 熱いお茶を飲む習慣の有る地域では、食道ガンの発生が他の地域より多いとい
うところも有ります。

 あと例えばタバコを吸う人は、咽のガンが、吸わない人の50倍も多くなりま
す。歌手や咽を酷使している人にも、咽のガンが増えます。
 最近増えてきた、大腸癌も便秘ぎみの人の発生頻度は、便秘でない人よりたかいでしょうし、慢性的な刺激による炎症がおこると何処であってもガンの発生する可能性は、増える事になります。

 余談ですが動物性脂肪の取りすぎによって大腸癌が増えたといわれます。それはその通りだと思います。では大腸ガンにならない為に肉を止めたとします。すると昔の低タンパク食であれば大腸癌は少ないはずです。確かに大腸癌は、減ると思われますが、反対に短命食に逆戻りしますので、様々な感染症で若くして命を落とす人が増えるでしょう。またガンになる年令よりも早く脳卒中で、命を奪われる人も増えるはずです。そして、老化のスピードも速まります。「大腸癌は減りました。平均寿命は縮みました。」なんて事になる気がします。難しいところですね。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.50 (ガン3 胃ガンについて)

ミスター売薬です。
 ガンと炎症の関係について、分かりやすい内容が有りますので紹介します。胃ガンは、男性が女性の2倍程有りますが、女性の胃ガン患者というと若い人はほとんどおられず大体70歳近くになっておこる事が多いようです。ところが、あるお医者さんの親しい奥さんが、52歳で胃ガンになられたので、珍しかったので、よく話しを聞いてみると、「私は、冷たいものが大好きで、、寝る前に冷蔵庫のフリーザーの所へ牛乳を2〜3本入れて、凍り付いたような牛乳を毎日、目が覚めると同時に2〜3本ラッパ飲みにして、食道から胃にかけて冷たい液体がしみいるような刺激になるのをよい目覚ましにして、朝の仕事をしていました。」という事だったそうです。
 またその人は、饅頭が大好きで、七つか八つの饅頭を毎日同じく冷蔵庫のフリーザーに入れて、凍らせて、今度は、寝る前にその饅頭を残らず食べていたという事です。
このような凍り付いた牛乳と饅頭を朝晩食べる習慣を10年間続けたそうです。

 ウサギの耳で行ったような事をまさしく自分の胃で実験したようなものかも知れません。胃の刺激では、コーヒーなども刺激物として、習慣化しやすい悪い事です。なるべくブラックでは飲まずミルクくらい入れた方がいいかも知れません。それよりコーヒーは、まさかインスタントコーヒーを飲んでいないでしょうね?
 やはりコーヒーも抗酸化物質を含む健康食ですので、コーヒー独自の香りが楽しめるようにして飲むのが、健康にもいいし胃にも刺激がないような気がします。

 胃ガンになりやすい人は、どちらかというとこのような大変胃が丈夫で、何をしても胃が都合悪いという感覚の少ない人に多いようです。
 本当は傷つきただれているはずなのに、本人は、何も感じないとなると慢性的な炎症をくり返すような習慣をくり返してしまいます。
 もともと胃の弱い人には、フリーザーに入れた牛乳一本でも飲んだだけでしばらく何も食べれなくなる人もいます。そういう人は、反対に胃ガンになるような事はしようと思ってもできないということです。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 51(ガン4 胃ガンとピロリ菌)

ミスター売薬です。
 先日胃ガンについてお話しましたが、フリーザーに入れた凍るような冷たい牛乳を10年間のみ続けてガンになった例は、30年以上昔の話しの事でした。最近では50代の胃ガンの女性はそれ程珍しくはないようです。
 しかし最近は胃ガンがずいぶん減ってきています。どうしてでしょうか?
 これはやはり食事でしょう。食事が豊かになってくると胃ガンが増えそうに思われるかも知れませんが、実は少なくなります。硬いものを食べなくなった事も有るでしょうか?実はミスター売薬にはよく分かりません。(なぜかよく分からないテーマのお話をしています)
 ピロリ菌も関係有るかも知れません。ピロリ菌は、年と共に感染者が増えます。日本のピロリ菌感染者は他の国とくらべて少し変です。ピロリ菌は、一度感染すると抗生物質による治療を受けない限り自力で治ることはないと言われます。
 ですから年と共に増えるのは仕方有りませんが、日本の場合その増え方が異常
です。
 http://www.takeda.co.jp/pharm/jap/seikatu/pylori/pylori/06.html

 これは恐らく日本は急に食生活が変化して、今の高齢者は恐らく発展途上国レベルですので、子供の頃から感染していたような方も多かったのではないでしょうか。そして現在の若い人は先進国なみにピロリ菌感染者が減ったので、高齢になると急に増えるようなグラフになるのだと思います。
 ピロリ菌の感染している期間が長くなるとそれだけその影響を受ける人は、発ガンする可能性が増えるのではないでしょうか。

 ピロリ菌感染者は人口の半分程です。ピロリ菌が居たからといって必ず病気になるわけでは有りません。
 実はピロリ菌を持っていても何ともない人の方が多いわけですが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍はピロリ菌を持っている人が断然多いですし、除菌してからまったくでなくなることが多いようです。このことは、やはりピロリ菌は体質によって、もしくはストレスなどの条件がそろうと、少なからず悪影響を与える事を意味すると考えられます。
 
 日本人に胃ガンが多かったのは、やはりピロリ菌の影響も有るとミスター売薬は考えます。胃ガンは、1.ピロリ菌に敏感な体質で、2.栄養状態が悪い環境が有り、3.ストレスが有るなど、何か他の悪条件がそろう事で高頻度に発生すると思われます。
 勿論日本が先進国の中でも胃ガンが多いのは、塩分の極端な過剰摂取も有るとは思いますが、、、

ちなみにピロリ菌の除菌は、胃潰瘍か十二指腸潰瘍と診断されないと健康保険が摘要されません。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.52 (ガン5 タバコ)

ミスター売薬です。
 今日は、タバコについて考えていきたいと思います。タバコは、百害あって一利無しと言われます。でも少しは、好い面も有るから止められないんでしょう。
 私の場合は、学生の頃タバコを吸っていましたが、トーンが少し下がって、しゃべりやすくなるなーと思っていました。これもメリットの一つかも知れません。現在吸っていませんが、声の音が少し高いので、何となく男としてかっこうわるい気がします。
 最近は高音の澄んだ男性ボーカルもなかなかかっこいい気もしますが、、、
 そんなことはどうでも好いのですが、あとメリットとしては、やはりニコチンでしょう。ニコチンは様々な神経伝達物質の様な働きをしています。ドーパミンなどの神経伝達物質を調節する効果が有ることから、パーキンソン病の治療にタバコを使う事も有るようです。
 リラックス効果もあって、朝のコーヒーとタバコで、いいウンチがでるという人もいます。仕事の合間の一服は、意欲の充填になるのではないでしょうか。また、脳の刺激になることから、いい発想も出てくるという人もいます。

 まるで、JTのまわし者のような言い方ですが、タバコは、好いことばかりでは有りませ
ん。
 タバコが体に悪いことは、小学生でも知っています。タバコの有害物質は、200種類も有るといわれます。代表的なのは、タールでタバコを吸う人の家では、壁に黄色いヤニがついていますが、肺でも粘っこいタールが、なかなか処理されず白血球もてこずるようになり慢性刺激の原因にもなります。これはまさしくウサギの耳にコールタールで刺激し続けたのと同じ事がタバコの煙がする事になるわけです。
 タバコ程ハッキリとガンとの因果関係が証明されているものは有りません。統計による疫学調査によると、ほとんどタバコを吸う人と吸わない人の発ガン率は、何%多いという話しでは有りません。数倍数十倍多くなるというのが、タバコです。
 ちなみに20歳前から喫煙した人で、一日30本以上タバコを吸う人は、肺ガンだけでない全てのガンの発生率は吸わない人の24倍です。
 
 ところで、最近タバコを吸う人がだんだんと減ってきています。当然肺ガンになる人が減ってもおかしく有りません。ところが実は肺ガンや、明らかにタバコとの因果関係が有るはずの咽のガンは段々増えているのです。
 胃ガンは減っている代わりに肺ガンや咽のガンは増えているのです。どうしてでしょう
か?「やっぱり肺ガンとタバコは関係ないのでは」と思われるかも知れませんが、実は、やはり環境汚染です。自動車の排気ガスなどで、様々な有害物質が大気を汚しています。
 ここ数年でアトピーの発生軒数が2倍に増えているそうです。現在の日本では、環境汚染が、異常なスピードで進んでいます。タバコを吸わなくても慢性刺激の原因は、世の中にあふれているわけです。
 そこにとどめのタバコを吸うと、密度濃く肺ガンになるという話しです。タバコを吸っていても70歳80歳まで元気な人もいるから、ガンにならない人の方が多いんだからなんていっていると、とんでもないことかも知れません。

 21世紀以降にタバコを20年以上続けた人は、ほとんど生き残っていないなんていう疫学調査の結果が出るかもよ、、、

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.53 (ガン6 細胞の分化)

ミスター売薬です。
 今日は、ガンのメカニズムについて少しお話したいと思います。ガンとは、御存知の通り寄生虫が増えて塊をつくったわけでは有りません。もともとは自分の細胞が突然変異を起こして、どんどん増殖したものが、ガンの正体です。物凄い勢いで増え続ける為、周りの組織を破壊しながら増殖し、最終的には大切な機能を破壊し、死に至ります。  
 この様な恐ろしいガンができる理由は、実は私達の細胞の仕組みに原因が有るので
す。

 私達の細胞のコントロールタワーは、細胞核にしまわれているDNAです。DNAには、体をつくる様々な情報が暗号化されて保存されています。DNAの中には、遺伝子というパソコンでいうとプログラムの様なものが数万個入っています。
 今私は、パソコンを動かしていますが、パソコンを動かす時には、ソフトとよばれるプログラムが必要ですよね。写真を加工する時には、フォトのソフトが必要なように、細胞も、たとえば耳の細胞なら耳になる為に必要なプログラムを動かさないといけません。
 もともとは、一個の細胞から60兆個に分裂していますが、それぞれ所定の細胞に特殊化していきます。この事を細胞の分化といいます。
 細胞核に入っているDNAには、体の全ての部分をつくることができるプログラムが入っていますが、分化した細胞は必要なプログラム(遺伝子)しか開いていません。ちょうど家の電気のヒューズの様なものでしょうか。必要なヒューズだけがオンになっているわけで、他のヒューズはオフになっています。
 余談ですが、DNAはよく二重らせん状になっている絵を見たこと有ると思いますが、大変長いものです。2メートル近く有るといわれます。肉眼では見えない小さい小さい細胞の中の核に、2メートルも有るようなものが納まっているのです。DNAを0.2ミリの絹糸の太さにすると、長さは200キロメートルにもなります。
 この長い糸が、ゴムを巻いたようになっています。ミスター売薬の子供の頃に流行っていましたが、ゴム動力で飛ぶ模型飛行機を、竹ひごを使って作ったものです。その飛行機のゴムを巻いていくとちょうどDNAの様な感じになります。初めは単純ならせんができ、もっと巻いていくとらせんの上にまたらせんができて、より大きならせんになります。何となく分かりますかね。長い長いDNAは、めちゃくちゃにならないようにしっかりしまわれているのです。
 おそらく細胞分裂するときには、キチンとたたまれた染色体の形で分裂しますが、特殊化した細胞が活動する時には、スイッチの入っている遺伝子の場所が、弛んで開いていると考えられます。
 弛んで開いている遺伝子の有る場所では、当然活性酸素の攻撃を受けやすくなりま
す。ガン遺伝子は90種類くらい発見されていますが、がそれぞれの部位によってスイッチの入るガン遺伝子が違うのは、やはり開いている遺伝子のある場所によって損傷を受けやすい場所が違うからではないかと考えられます。
 ちなみに膵臓ガンの90%以上に「ラス」というガン遺伝子の変異が見つかっています。膵臓ガンを調べるのに「ラス」遺伝子が作る異種タンパク(マーカー)を調べることで、発見の手がかりになります。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 54(ガン7 ガン遺伝子)

ミスター売薬です。
 前回いきなりガン遺伝子という言葉が出てきました。おだやかでない名前の遺伝子ですが、どうしてわざわざガンを作るような遺伝子を細胞の中に持っているのでしょうか?実は、よく分かりません。
 これからしばらくは、ミスター売薬的な話しですので間違っていたらごめんな
さい。

 ところで、遺伝子というものは、何かというとタンパク質を作る為の設計図です。DNAの
5%位がこの設計図で、残りの95%は余白だそうです。ミスター売薬の素人考えでは、タンパク質を作るだけが設計図なはずが有りませんので、残りの余白といわれるところにも何か人間の指紋を指定するプログラムがあったり、身長の素質を指定するなど様々情報が暗号化されているのではないかな−という気がします。
 細胞の中では必要に応じて、DNAの遺伝情報をメッセンジャーRNAに写して、作業場でタンパク質を作ります。DNAは、例えていえば建築物の設計図の原本です。そして、RNAは現場に作業員が持っていく設計図のコピーという感じです。原本をいつも持ち歩いていたら何処で、損傷を受けるか分かりませんし、無くしてしまうかも知れません。大工さんと同じことをしているのです。

 ところで、ガン遺伝子の話しですが、どうしてこの様な嫌われるような名前のついた遺伝子が有るのでしょう。そのヒントになる話しが有ります。
 前回出てきた膵臓ガンで変異が認められる遺伝子は、「ラス」遺伝子でした。ところで似た名前ですが、ガン遺伝子の中に「モス」という遺伝子が有ります。このモス遺伝子の作るモスタンパクが、アフリカ産のカエルの卵に発見されています。受精していない卵に存在していて未受精卵を成熟させる働きのある遺伝子のようです。受精すると、このモスタンパクは無くなってしまいます。
 もしかすれば人間でも、受精卵の時に大切な働きをしている遺伝子かも知れません。もしくは人間には、まったく必要の無い遺伝子が、進化の歴史上たまたま引き継がれて残ってしまった遺伝子かも知れません。
 いずれにしてもガン遺伝子は、「ガン抑制遺伝子」にロックされていて、普段は働かないようになっています。封印されてるという感じです。

 ガン遺伝子とは、もともとは何かの目的の有る遺伝子であったことでしょう。それは、進化の歴史の残骸であるかもしれません。または、正常な細胞の分裂の時に関わる正常であれば何の問題もない遺伝子で、必要な時だけにスイッチが入る仕掛けになっているのかも知れません。

とにかくガン細胞では、ガン遺伝子が壊れて暴走していたり、ガン抑制遺伝子が不活性化することで、ガン遺伝子が活性化していたり、もしくは、両方とも壊れているような変異を起こしています。
 ガン細胞では、その部位によって変異を起こす遺伝子がそれぞれ違うようです。また同じ部位でも損傷箇所が違うとガンの悪性度なども違ってくると考えられます。
 ちなみにほとんどの大腸ガンでは、染色体5番長椀の欠損、K-ras遺伝子変異、p53遺伝子(ガン抑制遺伝子)の不活性、DCCガン抑制遺伝子の不活性、など複数の遺伝子の異常によって発生しています。


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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.55 (ガン8 テロメアとガン)

ミスター売薬です。
 大腸ガンの例の様に、ガン細胞は複数の損傷を受けなければ一人前のガン細胞になれません。
 ガン細胞が成熟する為には、段階を経なければなりません。一番最初の遺伝子プログラムの変異をイニシエーションといいます。イニシエーション段階では、ガン遺伝子などが決定的な変異を起こすことによって発生します。
 ガン遺伝子が発現するとどんどん活発に分裂するようになります。(ガンの話しはどうしてもミスター売薬的心での話しになります。)
 新説ですが、これは私の考えです。ガン細胞は、どうしてもクリアしなければいけない難問が有りあます。それは、テロメアです。せっかく決定的な変異をしてもみんなこのテロメアに引っ掛かってガンになりそびれるのではないかと考えられます。
 テロメアは60回位の細胞分裂によって無くなってしまいます。ガン細胞のようにどんどん分裂しているとあっという間にテロメアの期限が切れてしまいます。そのままテロメアをどうすることも出来なければガン細胞になることはできません。
 ガン細胞を調べると、必ずこのテロメアを修復するテロメラ−ゼという酵素を動かしています。そして60回を越えても分裂できる不死化した細胞になっているのが、ガン細胞の特徴です。

 ガン細胞の必須の条件は、テロメアをクリアすることであり、ガン細胞の最大の難関がテロメアではないか、とミスター売薬は考えます。
 女性ホルモンが発癌物質だというのは、実は老化の話しの時にちょっとしましたが、女性ホルモンはテロメアを修復する働きが有るということです。テロメアをもし修復する能力を身につけてしまうと、ちょっとしたきっかけで、ガン細胞になってしまいます。

 テロメアを引き延ばして、老化を遅くする夢の薬は、とんでもない発癌物質になる可能性があります。もしも老化を遅くするという薬が発明された時には、ちょっと慎重に様子を見極めた方が好いかも知れません。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 56(ガン9 ガンの成長期間)

ミスター売薬です。
 前回の話しは、テロメアをクリアすることは、ガン細胞にとって最大の難関という話しをしました。ちょうどパチンコみたいなイメージです。打ったパチンコの球は、イニシエーション段階の変異を起こした細胞です。そして、ほとんどの球は、下の穴に「はずれ」ということで入ってしまいます。このはずれの穴が、テロメアです。ガン細胞の前駆体をプレガン細胞(ミスター売薬的新語)という事にします。ほとんどのプレガン細胞の運命は、テロメアをクリアできずそのまま止まってしまっているうちに、白血球のえじきになって消えてしまうと思われます。プレガン細胞が、ガン細胞になる為に必須条件がテロメアを延ばす能力を獲得することです。そしてガン細胞として一人前になる為にはまだまだ難関をクリアしなければいけません。

 ガン細胞を調べると通常の細胞よりも細胞内での過酸化水素量が多いようです。これは、ガン細胞になる為には、意図的に自分を早く進化させる必要が有るからでしょう。その能力を持っていた幸運な細胞だけが、ガン細胞に出世できるという事ではないでしょうか。

 ところで進化の法則を知っていますでしょうか?黒人の肌が黒いのは、恐らく紫外線の強い中で、それを防ぐ能力の高い人が生き残った為でしょう。動物のDNAは、一定の確立で突然変異が起こります。その時たまたま発生した突然変異が環境により適合した場合、その遺伝子を持つ子孫が繁栄します。このような進化の法則が短期間におこったのが、ガン細胞とミスター売薬は、考えます。

 テロメアのハードルを越えることができたガン細胞は、どんどん自分に必要な能力を獲得していきます。必要のない変異を起こした細胞は衰え、必要な進化を遂げた細胞は繁栄するという変化をくり返して最強の細胞になります。その時やはり慢性刺激による炎症というバックアップが必要になると考えられます。炎症による活性酸素の増加が、細胞分裂を促進して、よりガン細胞の進化・悪化に一役かっていると考えます。このガンの成長期間がプロモーション段階です。この段階は、5年の場合も有るでしょうし20年、30年もかかるものも有るといわれます。

 たいていのガン細胞は、自分の周りに新生血管をつくり栄養がどんどん入ってくるようにする能力を身につけます。またガン細胞によっては、自分以外の遠くに転移したガン細胞が、新生血管を作るのを邪魔する物質をだすものもいます。この物質を突き止めてガン患者に投与するとガンの成長を食い止めることができる事が、研究でわかっています。
 それとガン細胞の中には、自分の周りのコラーゲンを破壊して、外に飛び出す能力を獲得するものもいます。この転移する能力を身につけたガン細胞は大変厄介で、エリートガン細胞と言って好いでしょう。たいてい転移ガンが見つかると、ほとんど助かる見込みは薄くなります。
 長い成長期間をへて、一旦最強のガン細胞に進化してしまうと、ちょうどお腹の中のあかちゃんの成長するスピードと同じスピードで大きくなるといわれます。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.57(ガン10 抗癌剤)

ミスター売薬です。
 DNAの話しは、独自のミスター売薬的な考えが多かったと思いますが、大体ガンのイメージは、理解できましたでしょうか?
 ミスター売薬の考えからすると、抗癌剤による治療はお勧めできません。抗癌剤で、ガン細胞を小さくして手術しやすいように補助的に使うのであれば意味も有ります。しかし抗癌剤でガンが治療できるとは、まず考えられません。

 よく抗癌剤を使うと髪が抜けます。これは、ガン細胞の特徴である細胞分裂をどんどんする事を逆手にとって分裂する時に障害を与える薬だからです。ガン細胞を殺す薬は幾らでも有るといわれます。毒を使えば好いわけです。しかし普通の細胞には、なるべく害にならなくて、ガン細胞だけを殺す薬となるとなかなか大変です。ガン細胞の方が、様々な環境に適応能力が強いからです。
 ところで、毛根細胞は、大変活発に細胞分裂しています。ガンとよく似ているので、抗癌剤が効いてしまうのです。そして抗癌剤の副作用が出やすいのは、骨髄です。骨髄も活発に分裂して血液をつくっています。この事が一番の問題で、ガン細胞と戦ってくれるはずの白血球を減らしてしまうことは、命取りになります。

 抗癌剤の効果がないのは、ガン細胞は常に変化しているためです。抗癌剤は、ガンを小さくする効果が認められると承認されるそうです。しかし少々ガン細胞が小さくなっも、それは一時的で、必ず抗癌剤に抵抗する細胞が残ってしまいます。ガン細胞は前回もお話したように、どんどん変化して、様々な突然変異を起こしています。その中には必ず抗癌剤に抵抗する能力を獲得した細胞がいます。抗癌剤では、全てのガン細胞を殺すことは出来ないのです。結局生き残ったガン細胞が又元通りの大きさになった時には、抗癌剤に抵抗するガン細胞だけになってしまい、もう処置無しになります。おまけにガン細胞と戦う戦士、白血球を減らす副作用も有りますので、何をやっているのか分かりません。助かる見込みを消している可能性すら有るのが、抗癌剤による治療です。

 抗癌剤は、少し抗生物質と似ています。現在発展途上国では、全ての抗生物質に抵抗する大変厄介な結核菌が存在することが問題になっています。抗生物質に抵抗する菌の事を耐性菌といいます。耐性菌が発生する理由は、中途半端に治療するからです。
 極端に抵抗力が無くなった患者にAという抗生物質による治療をしたとします。そうするとほとんどの菌は死滅します。しかし、たしか10万匹に一匹くらいの割り合いで、抗生物質に耐性のある突然変異が発生するはずです。すると1000万匹菌が居たら、100匹の菌が生き残ることになります。通常の抵抗力の有る人であれば100匹になった菌であればすぐに退治してしまいます。しかし極端に抵抗力をなくした人であればそのAという抗生物質に耐性のある菌がまた元通りに1000万匹に増えることになるでしょう。すると今度は、Bという抗生物質を使うことになります。同じように必ず100匹くらい生き残ることになります。ここで生き残った菌は、AとBの抗生物質両方に耐性を持ったことになります。そして、またまた1000万匹に増えたとすると、こんどはCという抗生物質を使うことになり、そこで生き残った細菌は、A,B,Cの抗生物質に耐性のある多耐性菌の誕生となります。この様にして発生した多対性菌の中に、MRSAというよく聞く菌が居ますが、この菌に抵抗力の弱い人が感染すると治療法が無いので、恐れられています。

 それはいいとして、ガンの話しでした。抗癌剤は50%以上減らすことができたら認可を受けることができます。10万分の一匹生き残ったとしても抵抗力が弱ければどうなるか分からないのに、ガン細胞は半分近く生き残るわけです。抗癌剤の効かないガン細胞が、数十億個生き残ることになるのです。多くの段階をへて、最強に進化したガン細胞がこれだけ生き残ってその後どうなるかは、火を見るより明らかです。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.58 (抗生物質の補足説明)

ミスター売薬です。
 前回抗生物質の話しをしましたが、ちょっと中途半端だったので、少しだけ追加します。結核の話しをしましたが、耐性菌を発生させない為には、ちゃんとお医者さんのいう事を聞いて治療をすることです。日本では、結核の耐性菌はほとんど無いと思いますが、発展途上国では、治療費がかさむ為少し体調がよくなると治療を止めてしまう事が有る為と考えられます。
 結核の治療では、耐性菌が発生しないように、4種類の抗生物質を同時に使う療法を行います。例えば10万匹に1匹耐性菌が発生するとすると、4種類の抗生物質に耐性のある菌が発生する確立は、10万分の一×10万分の一×10万分の一×10万分の一の確立で、天文学的に0に限りなく近い0%です。やはり多耐性菌は段階的に耐性を持たないと無理でしょう。4種類の抗生物質による治療を八ヶ月続けることで、だいたい治ります。途中で治療を中止したりすると耐性の強い菌を培養することになります。
 ピロリ菌の殺菌にも3種類の抗生物質が同時に使われますが、きちんと殺菌しないと耐性菌の製造者になってしまいますので、御注意下さい。

(ミニ情報 狂牛病)
 スペースが中途半端なので、違った話しをします。
 世間で騒がれている狂牛病ですが、ミスター売薬の周りにヤコブ病で死んだという話しは聞いたことが有りません。宝くじでも毎回何十人の人が億万長者になっているのに、宝くじよりどうも確立は低そうです。
 先日日曜に入るテレビ番組、特命リサーチ200x(ミスター売薬お気に入りの番組)で狂牛病の特集をしていました。その中で、プリオンは体に入ってくる量が問題で、少々の量では、感染しないという事でした。ですから実際には、狂牛病の牛の肉を食べたとしてもまず感染することは無いという事のようです。肉の部分やスジの部分はたとえ病原性プリオンが入っていたとしても、ほんのわずかですので感染のの危険性は無いとのことです。
 イギリスなどの酪農家がクロイツフェルト・ヤコブ病になった話しは、やはり
プリオンに汚染された牛骨粉の飼料をあたえる作業をしていることによって、吸
い込んだのでは無いかと考えられます。
 最近新型のヤコブ病が有るそうですが、少ないプリオンで、もし感染する可能性があるとすれば赤ちゃんでしょう。3歳以下の子供は、特に血液脳関門が未熟でプリオンも入りやすいかも。血液脳関門は12歳ぐらいまでは、未熟なようです。
 しかしもう現在はしっかりした検査体制がしかれていますので、全く心配ないでしょう。

 ところで精力が弱っていませんか?昔は、牛肉は精力剤として珍重された時代も有るようですからどんどん食べなくッちゃ、、、
 余談ですが、仏教では、4つ足のものは食べないようにという教えが有るようです。これはやはり色欲が修行の邪魔をしてしまうからでしょう。精力が落ちたらやっぱり4つ足の肉を食べることがいいでしょう。ちなみにセックスミネラルと言われるのは、亜鉛です。牡蠣もたくさん食べると元気になりそうです。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 59(ガン11 放射線)

ミスター売薬です。
  今日の話しは、放射線です。以前はレントゲン技師がよくガンになった話しを聞いたこと有りませんでしょうか?数有る発ガン物質の中でもかなり効果的にガンをつくるものが放射線です。
 放射線はストレートにDNAに障害を与えます。ところがこの放射線を使ってガンも治療しているという事が不思議なところです。大変な発ガン物質でガンを治療するという事は矛盾です。
 放射線はDNAにあたって活性酸素を発生させてDNAを傷つけますが、たくさん障害を受けると死んでしまって、ガンにはなりません。しかし、前にもお話したように中途半端にガン特有の損傷を受けると、ガン遺伝子にスイッチが入ってしまいます。

 放射線はDNAにダメージを与えますので、ガン細胞の様にどんどんDANを使って分裂するような細胞の方が正常細胞よりダメージを受けます。しかしガン細胞だけを殺すわけにはなかなかいきません。しばらくすると放射線で焼いたガン細胞の周りから新しいガン細胞が生まれてきます。
 これは抗癌剤でも似ています。抗癌剤も放射線と同じように、分裂する時に障害を与えると言いましたが、それはDNAに対して損傷を与えるという事です。ですから、抗癌剤の治療をしたらその後ガンの発生する可能性が高くなるという事です。しかしあんまり話題にならないのは、きっと抗癌剤を使っても、他のガンが発生する前に助からない方が多い為かも知れません。

 乳ガンの治療で、乳房の保存療法が有ります。やはり乳房は女性の象徴という事で、切除するのは忍びがたいことでしょう。乳房の保存する手術では硬いガン細胞をとって残ったガン細胞は放射線を念入りにあてます。
 成熟したガン細胞が残ってしまうと、数カ月で再発してしまうからです。放射線をあてる事は致し方ないと思います。
 限界ギリギリの放射線をあてますので、ガン細胞は全滅するかも知れませんが、正常な細胞にプレガン細胞がたくさん発生してしまいます。プレガン細胞は、すぐにガン細胞になることは有りませんので、ひとまずガンは治療されます。しかし放射線によるDNAの損傷は、効果的にガンをつくることが有ります。3年後5年後にはまた新しいガンが発生する可能性は結構高率です。ガンを治療しているお医者さんの話しで結構乳房の保存療法をした方に再発が見られるそうです。

 

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 60(ガン12 レントゲン)

ミスター売薬です。明けましておめでとうございます。

 放射線の話しをしていますが、今日はレントゲンについてです。検査の為の少ない放射線の量でも被爆は被爆です。胸部レントゲンの被爆によってDNA損傷による寿命が縮む確立を計算した人がいます。メダカのSODの研究の権威で東京大学理学部に加藤邦彦先生という方がおられます。加藤先生によると一回の胸部レントゲンで寿命が縮む確立は、一日半だそうです。人間は、いつかは死にますので、一日半はそれ程驚く程の事はないでしょう。
 ところがCTスキャンは150日で、なんと胃透視(バリウムを飲んで、宇宙飛行士みたいに様々にゆすられて胃の動きを撮影するもの)では一年半とのことです。10回胃透視をすると15年寿命が縮むことになります。これは必ずしも正確な数値ではないとは思いますが、大変な被爆量になることは、事実です。アメリカでは既に胃透視が大変な被爆量になることから、健康診断からははずされているそうです。胃透視を健康診断に入れているのは、日本ぐらいの様です。

 あなたは、胃透視をしたことあるでしょうか?毎年健康診断で、しているという方は来年からやめて下さいね。来年からは、予約をあらかじめ入れておいて、ミスター売薬のように胃カメラにしたらいいです。どうせ異常が見つかったら胃カメラの検査をしなければいけないわけですので、初めから胃カメラで調べることです。もし異常が見つかったらその場で、組織を調べてくれますので手間がはぶけます。

 ミスター売薬は胃カメラのモニターを見るのが好きです。幻想的な世界で、ミクロの世界に入ったようで楽しい気分になります。たまに見えないようにしながら調べるお医者さんがいますが、その時はちょっと悲しいです。

 放射線の親戚のようなものが電磁波です。というか、電磁波とは放射線から紫外線や、可視光線全ての相称の様ですが、一般的には放射線よりも少し弱いエネルギー波の事をいうでしょう。電磁波とガンの関係を証明するのは難しいわけですが、タバコと同様疫学的なアプローチでは、証明されたといっていいでしょう。
 週間宝石の記事によると、高圧電線のはり巡らされている大阪の門真市古川町では、過去13年間で死亡した160人のうち82人がガン、そのうち18人が血液のガンといわれ白血病で死亡しています。ガンの発生率は全国平均の20倍、白血病に至ってはなんと全国平均の100倍という異常な高さとのことです。
 
 家庭でも電磁波の発生するものが多く有ります。皆さん御存知の電子レンジはやはり一番強いでしょう。スイッチを入れたら2メートルは離れた方がいいそうです。そして次に多いのは、掃除機です。漢方の松繁博士は電磁波測定器を持っているそうです。博士は、ヒゲをそる時電気剃刀は使わないそうです。それとドライヤーも使わないそうです。ドライヤーは70cm離した方がいいとのことです。ミスター売薬もそこまでは気をつけられません。
 私は、電磁波が少ないからというわけでは有りませんが、携帯電話はPHSを使っ
ています。ちなみに松繁博士は携帯電話は、持っていないそうです。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 63(電磁波補足説明)

ミスター売薬です。

『電磁波のことなんですが、もうちょっと詳しくしりたいです。毎日パソコンに向かってますがどうなんしょう?あと、オーディオ類は?』

読者から、電磁波について質問がありましたので、ちょっとお話しておきます

 電磁波測定器の持っている松繁博士の勉強会の時に色々電磁波についての話しをしてもらいましたが、ノートを読み返すと何も書いていませんでした。残念!
 松繁博士は、酒は飲むし、タバコは吸うは、健康について本当に考えているのかと思うと、一方で一万円以上するような最高級のプロポリスを毎日一本ずつ飲んだりしています。そして電磁波に対しては、神経質に気をつけています。電子レンジと掃除機が危ないといいましたが、家庭ではそんなに電磁波の多いものは、ないような気がします。しかし、やはり毎日の事ですので、なるべく気をつけたいですね。
 
 電磁波は距離の二乗に反比例します。、、、わかります?
光と同じで、距離を二倍にすると、光の強さは、4分の一になります。3倍離れると、9分の一になります。ということで、携帯電話の電磁波は電波ですので、それ程強いものではありませんが、耳もとにくっ付けて使いますので、それだけ強い電磁波にされされるということでしょう。
 
 そこで気をつけたいのが蛍光灯です。蛍光灯も電磁波を出していますが、天井についているものに関しては、それほど心配ないでしょう。しかし学習机に蛍光灯がついているものをよく見かけます。実はミスター売薬の子供の机には蛍光灯がついています。これは大変近い場所についていますので、結構な電磁波を浴びてしまいそうです。学習机のライトは白熱灯を使うべきだと思います。ちなみにミスター売薬の子供の学習机についている蛍光灯は今のところ全く活躍していません。物置きになっています。何の為に机を買ったんや!
 
 やはりブラウン管のパソコンは結構近くで見ますので、よくないと思います。ミスター売薬もディスクトップのパソコンを一日中いじっていることもありますが、最近軽い飛蚊症が出てきました。やはり紫外線でしょう。サングラスをかけてパソコンを触るようになってから少し目の疲れが少なくなりました。先日電器店では、紫外線カットのパソコンメガネが売っていました。
 やっぱパソコンは液晶がいいですね。ノートや液晶のディスクトップであればほとんど電磁波は心配ないでしょう。

 松繁博士は、電車に乗る時も気をつけているそうです。なるべく動力のついていない車両に乗るそうです。電車といえばリニアモーターカー夢の未来型電車ですが、あれは磁石で浮かせて走りますが、とんでもない電磁波が発生するという事です。実験場ではガンが多発しているそうで、もみ消しているみたいです。
 完成したらガン発生機に乗っているみたいです。乗りたくありませんね。

 それから以前ラジオで聞いた話しです。昔の電々公社今のNTTですが、以前は、交換手といって県外に電話する時には、交換手に取り次ぎをしてもらっていました。交換手として勤めている人の話しで、周りの先輩が次々にみんなガンで倒れていったそうで、恐ろしくなって仕事をやめたといっていました。
 
まとまりのない電磁波の話しでした。あんまり神経質にならない方がいいと思いますけど。 

 今度松繁博士の健康講演会が3月にあります。ミスター売薬の勤務する会社主催で、富山県です。また近くなったら紹介しようと思います。入場無料、物品の販売はしていません。質疑応答もありますので、電磁波の事を知りたければ直接聞いたら何でも答えてくれそうです。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 61(ガン13 ウィルスとガン)

ミスター売薬です。
今日の話しは、ウィルスとガンです。
 ニクソン大統領は、「月征服の次は、ガン征服である」と宣言して莫大な研究資金をガンの研究費に投資しています。当時はガンの原因がよく分かっていませんでした。そして、発ガンの原因がはっきりしていたのは、マウスや、鶏がガンウィルスに感染するとガンになるということでした。そこで莫大な資金を投資すれば、人間のガンウィルスを突き止めて10年も有ればガンを征服できると考えたのでした。
 ところが、現在に至ってもいまだガンは、難病中の難病です。ウィルスだけが原因では有りませんでしたが、ウィルスが原因のガンもあります。

 肝臓ガンの原因になるのは、B型肝炎ウィルスとC型肝炎ウィルスです。慢性肝炎が長引くと、いずれ肝硬変を起こし、肝臓ガンになる確立が増えてきます。肝炎ウィルスに感染されると、それをやっつける為に白血球が集まってきて、戦争状態になります。そして炎症をくり返すことによって、慢性刺激の原因になります。慢性刺激は、ガンをつくるといいました。
 しかしそれだけでは有りません。B型肝炎ウィルスの遺伝子の中に肝臓の細胞をガン化するのに重要な役割をしているタンパクをつくっている部分が有ることが分かっています。

 また一番有名なウィルスによるガンは、子宮頚部ガンでしょう。子宮頚部とは入口付近です。子宮体部は、奥です。子宮体部のガンは、女性ホルモンの影響で、子宮内膜の細胞分裂が活発になり、しかもテロメアの修復作用もあることから、少し間違うと子宮筋腫ができ、大きく間違うと子宮体癌になります。
 そして子宮頚ガンは、どちらかというと多種類の性関係の有る夫の妻に多いそうです。もちろん、本人が多種類の人と性関係があっても同じです。
 子宮頚ガンの原因ウィルスは、イボをつくるヒトパピローマというウィルスです。ヒトパピローマウィルスは、50種類以上有るといわれ、その中の16型と18型がガンをつくることが分かっています。発ガンにはE6とE7というウィルスの遺伝子が関わっていることが知られています。

 ガン遺伝子の話しは、以前にしていますが、「ガン関連遺伝子」の中には、「ガン遺伝子」と「ガン抑制遺伝子」が有ります。そしてガン遺伝子をアクセルだとすると、ガン抑制遺伝子は、ブレーキに相当します。
 どちらかというと、抑制遺伝子に変異が有る方が、たちの悪いガンをつくりやすいようです。パピローマウィルスのE6、E7遺伝子はブレーキ系統に相当する抑制系に働きます。ブレーキにあたる抑制遺伝子が正常でもその働きを抑制してしまいます。ガン抑制遺伝子抑制遺伝子てとこでしょうか。

 しかし最近は子宮頚ガンは少なくなってきています。これは、エイズのおかげでしょう。みんなエイズが恐いので、ちゃんと防衛策をとっているようです。

ま、悪いことは、しないようにしましょう。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 62(ガン14 遺伝子治療)

ミスター売薬です。
ミスター売薬の健康雑学も以外と続いています。いつ突然終わるか分かりませんが、、、?
 過去の内容を調べやすいように少しホームページに手を加えました。膨大ですので、読み返すのは無理でしょうが、調べやすくなりましたので、暇な時でものぞいてみて下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~jx9m-ssk/

 近年次々とウィルスのゲノムが解析されてDNAの仕組みが段々理解されるようになりました。ウィルスを理解できるようになってきたことがヒトゲノムの解析をすすめるきっかけになったのかも知れません。

 エイズの原因がウィルスであり、しかもレトロウィルスであることが、短期間に解明されたのも積み上げてきた研究があればこそといわれます。
 レトロウィルスと突然出てきました。少し説明したいと思います。
 ウィルスはDNAウィルスと、RNAウィルス、そしてレトロウィルスがいます。レトロウィルスもRNAでできていますが、ひと味違う機能を持っています。
 DNAウィルスは、DNAという変化しにくい設計図が本体ですので、突然変異を起こしにくい性質があります。ヘルペスウィルスはこの仲間です。
 そしてRNAウィルスや、レトロウィルスは、本体がRNAですので、突然変異を起こしやすくDNAの約1000倍突然変異を起こす性質があります。大変厄介なウィルスです。次々と変化して、人間の免疫による攻撃をかわします。RNAウィルスには、ライノ、ポリオ、インフルエンザ、麻疹などがいます。RNAウィルスは、宿主に侵入するとRNAですので、そのまま作業場で自己複製のプログラムが読み取られて増えていきます。

 そして、レトロウィルスについてですが、昔の風調の事をレトロ調というように、逆行する事をレトロといいます。普通DNAからRNAがコピーされて、作業場で使う設計図になる事を以前お話しました。ところがレトロウィルスということで、読んで字のごとくRNAからDNAに逆の変化をするウィルスの事です。RNAからDNAに変化する時に使う酵素を逆転写酵素といいます。そして何と反対に写されたDNAは宿主のDNAの中に組み込まれて消えてしまうのです。そしてDNAの通常の活動によって幾らでもRNAのコピーがそのままウィルスになるという手法です。レトロウィルスには、エイズウィルスの他、成人T細胞白血病を起こすウィルス(HTLV)などが知られています。

 レトロウィルスは、逆転写しますので遺伝子治療の運び屋(ベクター)として注目されています。例えばガン細胞の中には、P53というガン抑制遺伝子が壊れている場合があります。そこで、理論的には、レトロウィルスを使えばP53遺伝子をガン細胞のDNAに組み込むことができそうです。ガン抑制遺伝子のP53遺伝子が正常に働いたらガン細胞の力を失ってしまうことでしょう。
 ウィルスは、細胞に侵入して、自己増殖のプログラムが働くようになっています。そこで増殖しないように特別に加工して、しかもP53を搭載したレトロウィルスで調度いいベクターがあればいいのですが、なかなか大変な技術のようです。しかし、どのウィルスでも遺伝子を細胞内に届けることはできますのでレトロウィルスでなくても、P53遺伝子を細胞内に侵入させることができるわけです。
 ネズミの実験で肝臓ガンに対して、ネズミのインフルエンザウィルスのベクターを使って成功したという報告もあります。
 遺伝子治療は、夢のガン治療法として期待されていますが、まだ手探り状態でしょう。臨床と研究が同時進行で進められているのが現実でないでしょうか。







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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 64(ガン15 ストレス)

ミスター売薬です。
しばらくガンの話しをしていますが、一番大切なことをまだお話していませんで した。ストレスについてです。高齢以外で一番リスクを高めるのは恐らくストレ スでしょう。
 もしかすれば高齢とストレスは原因が同じかも知れません。というのは、スト レスによって免疫力が落ちるからです。当然高齢になっても免疫力は落ちます。  ガンの原因は、今までお話してきた通りウィルスであったり、慢性刺激であっ たり、後は最近では生まれつきの遺伝的な弱点があって体質的にガンを起こしや すい部分がある場合もあるようです。糖尿病もほとんど遺伝的な要素が原因です が、遺伝的に素質がある人が中年になって衰えてくると発病してきます。
 同じようにガンになりやすい遺伝的な要素と他のファクターが重なって発病す ることが多いと考えられます。
 先日お話した、子宮頚ガンですが、エイズになるとまっ先に子宮頚ガンになる 人がいます。それはエイズというのは免疫がパーになる病気で、通常の200倍 も発ガン率が増えるといわれます。このことはガンを防いでいる一番重要なもの は免疫、つまり白血球の働きにかかっているということでしょう。

 ところでストレスについてちょっとお話したいと思います。ストレスとは色々 インターネットで調べてみましたが、よく分かりませんでしたので、ミスター売 薬的なお話になりそうです。
 ストレスはもともとは、自分で起こしている反応の事でしょう。大昔鉄砲水の 時、もしくは、熊に襲われた時に大急ぎで逃げるか、立ち向かって戦わないとい けない時に抗ストレスホルモンによってエネルギーをたくさんつくり、死の危険 から逃れる為の防衛反応がストレス反応です。この抗ストレスホルモンによって 極度に緊張した状態をつくることによって思わぬ力を出すこともできるわけです。
 ボクシングなんかでも、怒りの感情を燃やして戦った方が力を発揮するでしょう。  ミスター売薬は高校の時陸上をしていましたが、周りの人がパチパチ体をたた いてスタートラインに立ちます。ミスター売薬も意味も分からず真似して、パチ パチしていました。「何か御利益があるのかなー」と思ってましたが、やはり痛 みの刺激で抗ストレスホルモンの分泌を促進する為だったんですね。
 抗ストレスホルモンにはコルチゾ−ルやカテコールアミン(アドレナリン、ノ ルアドレナリンなど)があります。コルチゾ−ルが細胞の受容体に入るとミトコ ンドリアが刺激されてエネルギーをたくさんつくります。またカテコールアミン は交感神経を刺激して、血圧をあげたり血糖値を高めエネルギーをつくりやすく なります。

 余談ですが、人間には大変な能力が潜在していることを200X特命リサーチ 以前やってました。本来私達の筋肉は全力を出したつもりでも本来の力の10分 の1も出していないようです。電機刺激による実験では片腕だけで、700kgを 持てるくらいの力をだせるそうです。しかし、いつもそんな力を出していたら、 折れてしまいます。しかし極端なストレス状態になると、カテコールアミンの一 種のドーパミンが分泌されることによって、力をセーブしていたタガがたずれて 思いもよらない力がでたりします。これが火事場の馬鹿力です。
 余談の余談ですが、死に直面した時には人間には、他にも思わぬ能力がでます。 以前にバイクの事故で、パッと飛んだ時スローモーションで見えてどうすればい いか考えて、受け身をして助かったという話しを聞いたことがあります。うちの 家内も交通事故の時後ろの座席だったそうですが、鼻の骨を折る怪我をしました が、ゆっくりぶつかったのにどうして骨が折れるか分からなかったそうです。
 200X特命リサーチでは、死に直面した時通常1コマを認識する時間に35コ マ認識するようになるそうです。そして画像は白黒で、音も聞こえないようです。 川上哲治元監督が現役の頃ボールが止まって見えたそうです。極端な緊張と集中 力の中でそのような能力を引き出すことができたのでしょう

。 話しが全然違った方向にいってしまいました。今日はこのへんで、、





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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 65(ガン16 ガン性格)

ミスター売薬です。 ストレスとガンについてもう少しお話していきたいと思います。活性酸素によって、 DNAが傷つくとガンの発生頻度は増えます。   抗ストレスホルモンが分泌されると、エネルギー代謝が活発になります。当然 ミトコンドリアがたくさん働くと活性酸素がたくさん発生しますが、激しい運動 やストレスによってエネルギー代謝が活発になりすぎると、通常より活性酸素の 消去が雑になるという説もあります。
 また、抗ストレスホルモンはロイコトリエン、トロンボキサンの生成しますが、 その反応は活性酸素を発生させます。そしてカテコールアミン(アドレナリン、 ノルアドレナリン、ドーパミンなど)が分解する時にも活性酸素が発生します。
 ストレスにともなう反応は様々な形で活性酸素を増やすことになります。白髪 もストレスで増えますが、活性酸素の影響でしょう。ストレスが多いと早く老け そうです。

 そして前回お話した内容ですが、免疫力を落としてしまいます。コルチゾ−ル が血中に増えるとガン細胞を殺す白血球の「NK細胞」が減ってしまいます。なぜ かNK細胞には、コルチゾ−ル(抗ストレスホルモン)の受容体があって受け止め ると自殺してしまうそうです。
 やはり生か死かという緊急事態に、免疫の為にエネルギーを使っていられない ということでしょうか。しかし最近のストレスは、生か死かの緊急事態の事は、 ほとんど無いでしょう。取っ組み合いの喧嘩でもしない限りエネルギーをたくさ ん使うこともないでしょう。単なる交通渋滞によるイライラだったり、上司に叱 られたり、締め切りに追われたりとイライラが多いような感じです。

 ガンになりやすい人には、性格に共通点があるともいいます。「ガン性格」と いう人もいます。 ガン性格は、表に感情を出さない内向的な性格で、きまじめで、頑張り屋さんと いうことだそうです。
 ちょっと思い出すのが昔ボーリングで中山律子さんがトップスターでしたが、 その最大のライバルの須田開代子さんを考えてしまいます。ガンで亡くなりまし たが、中山律子さんの事を考えると針のむしろのような気持ちで練習に打ち込ん だようです。大変な努力家だったそうです。まさにガンになりやすい性格だった ような気がします。
 嫁姑もあんまり傷つけあうようなら、離れた方が身の為かも知れません。夫婦 も?、、子育ても?みんなストレスですが、それは放棄しないで下さい!  ガン性格はストレスをためやすい性格ということでしょう。言い換えれば抗ス トレスホルモンの分泌時間が長くなりやすい性格という事ではないでしょうか。  






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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 66(ガン17 ガンの最後のとりで)

ミスター売薬です。
 ガン細胞は、様々なステージをクリアして最強に進化した状態で最終ステージ に立ちます。そして最後のとりでとなるのが実は白血球なのです。ガン細胞にと ってクリアしなければならない最終ボスが白血球てとこでしょうか。  白血球の中でも一番大切なのは、T細胞です。サイトカインという言葉で、免疫 の軍団を指揮する司令官の役目をしているのが、T細胞です。ちなみにエイズは、 T細胞が少なくなって免疫力が全くなくなる病気で、日和見感染症をおこしたり、 ガンが高頻度で発生します。
 ガンをやっつける役目のT細胞は、キラーT細胞、そしてNK細胞です。キラーT細 胞は以前免疫のところでお話しました。
 細胞は、MHCという皿に細胞内で作っているタンパク断片をのせて提示していま す。ガン細胞になると、ガン遺伝子が活動していますので、異常なタンパクを作る ようになります。その異種タンパクの断片(ペプチド)が提示されている細胞はキ ラーT細胞に見つかると殺されてしまいます。ウィルスに侵入された細胞もウィル スの遺伝子を読み取って異常なタンパクを作るようになります。当然細胞表面に も現れてきますので、同じようなやり方で、ウィルス感染細胞もT細胞に見つかる と殺されてしまいます。

 キラーT細胞は、細胞表面のMHCに提示されたペプチドを常に巡回しながら異常 がないか見張っています。しかしNK細胞はMHCと関係なく別のセンサーでガン細胞 を発見することができます。
 白血球には目がありませんので、血管の中は、真っ暗闇のようなものかも知れ ません。ちょうど戦争の時真っ暗闇で敵を見つける為に、赤外線センサーと超音 波センサー両方を使うことで、より確実に敵を発見できるようになることと似て いる気がします。

 キラーT細胞で発見しにくいガン細胞はNK細胞がかたづけるわけです。という ことは、最後の最後のとりでがNK細胞です。そして抗ストレスホルモンがNK細胞 を減らしてしまうわけですから、ストレスの多い生活をしている人は要注意です。
 現代は、企業戦士といわれるように仕事に追われて常に抗ストレスホルモンの 分泌レベルがハイになっている人もいますので、そういう人は、早く老けますし ガンにもなりやすいですから、気をつけたいですね。
 免疫に対して、個人的に関心のある人は大変分かりやすいサイトがありました ので、勉強してみて下さい。  http://serv1.med.kindai.ac.jp/immuno/wakaru.htm  






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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 67(ガン18 腫瘍マーカー)

腫瘍マーカーということを聞いたことあるでしょうか?前回の話しででてきた、 ガン細胞が作る特殊なタンパクのようにガン細胞がいることを裏付けるような印 しになる物質をマーカーとよびます。普通血液中に増えてくるとガンが発生して いることが予測されます。
 しかし特殊なタンパクが余り出てこないタイプのガン細胞もあったり、ガン以 外の原因で増えることも考えられることから、あくまでも参考程度に使われてい る検査のようです。  やはり特殊なタンパクを目印にしているキラーT細胞だけでは、不十分というこ とでしょう。

 ところで、ちょっと古い本の内容ですが、この腫瘍マーカーで99%ガンは防 げるという内容の本をかいている医師がいます。このお医者さんは病院にきた患 者には必ず心電図を取るそうです。そして話しを余り聞かずに治療をしてしまう という変わり者ですが、たまにはお客様サービスで、話しを聞きながら聴診器を あてることもあるそうです。しかし本当は全く必要無いといいます。そのお医者 さんによると、心電図を調べるとこの患者が何しにきたのかすぐ分かるそうです。 それだけ心電図にあらわれるわずかな異常を様々な患者から統計的なデーターと 照らし合わせて分かるのでしょう。まったく占い師のようです。
 そのお医者さんの独自の見解によると、腫瘍マーカーは、正常範囲内であって もガンは発生しているといいます。ガン細胞は、1cm以上にならないと進行癌と いわず治療の対象にならないとのことですが、1cm以上になるためには、何十年 もたってしまいます。もうかなり長い年月すくすくと成熟してからようやく治療 の対象になるというのはおかしいという事です。確かに1cm以下のガンは、ガン と言えるような性格をまだ持っていないことが多いわけですが、ガンと言える性 格をもってからでは、かなり手遅と言えるでしょう。
 若い健康な人10人くらい調べると大抵、腫瘍マーカーは正常範囲ですが、そ のうち大体一人くらいはこのお医者さんからみると、もう既に1cm以下のミリガ ンもしくは、ミクロガンといわれるガンが発生しているそうです。(ミリガン、 ミクロガンはこのお医者さんの新語、ミスター売薬のプレガン細胞と同じ意味)

 その段階で、もしガンを防ぐ生活習慣を指導することで、かなりガンを予防す ることができるという事です。このお医者さんに言わせると、「私に日本の健康 診断の判断方法を任せてくれたら日本からほとんどガンをなくすことができるで しょう」という大変な自信家です。
 実際ガンの治療成績は末期癌も含めて70%だそうです。驚異的な治療成績で す。そして命が助かった人の再発率はほとんど無いそうです。その秘密は、腫瘍 マーカーを使って定期的に診断して、マーカーの値が高くなってきたら、ガンの 予防対策をするという事です。
 その方法については、また次回のお楽しみに、、、







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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 68(ガン19 温熱療法)

ミスター売薬です。
今日は、ガンの弱点についてお話したいと思います。ガン細胞は、通常の細胞よ りも様々な環境に対応しやすい無敵の細胞のようです。難しい環境があらわれる とすぐに新しい性質を獲得して、適応してしまう大変厄介な奴です。
 しかしそのガン細胞にも弱点はあります。まず一番有名な弱点は、熱に弱いと いう事です。ガン細胞に血液を届けている血管はもともと体にはり巡らされた血 管と違い温度調節する機能がありませんので、より熱がこもりやすいようです。 またガン細胞自身が42度くらいで死滅してしまうようで、通常の細胞では、 45度まで大丈夫だそうです。
 実は前回お話した腫瘍マーカーを使ってガンを未然に防ぐというお医者さんの 話しですが、本人も定期的に調べてちょっと腫瘍マーカーの値が増えてくると、 サウナに入っているそうです。その病院には大きなサウナが設置してあって、お 医者さんもカルテを整理しながら、衣服を着たまま入っているとの事です。
 1cmの進行癌までいかないミリガン、ミクロガンの発生が疑われる程度の腫瘍 マーカーの値の場合、サウナに入るだけで数値が下がってくるそうです。このサ ウナは遠赤外線の低温サウナです。
 遠赤外線は石が出す波長の赤外線で、石焼きイモが周りが焦げないのに中まで、 ジュウシーに焼けているのは、低温でも中まで通りやすい熱だからです。音叉て 知ってますでしょうか。U字型のもので、たたくとコーンと響く音を出しますが共 鳴現象で響きます。遠赤外線はちょうど分子の動いている波長と似た波動ですの で、音叉のように共鳴して体の奥まで熱が通ります。  

 ただしガンになってしまったら遠赤外線サウナがどの程度効果を発揮するかは 分かりません。恐らくあまり効果はないでしょう。ガンが発生してしまったら、 それなりの医療機関の温熱療法の設備で治療を受ける必要があります。最近多く の医療機関で温熱療法の設備を持っています。大変有り難いことだと思います。
 しかし温熱療法だけでガンが治るかというと、そんなに甘いもんではありませ ん。ガンになったら、総合療法が必要とミスター売薬は考えています。  しかし、もともと温熱療法が考え出されたきっかけは、昔余命いくばくもない ガン患者がたまたまマラリアのような高熱の病気にかかって、生死の境をさまよ ったあげくに、熱が下がってみると、ガンがすっかり消えていたというような事 があったからのようです。
 しかし自分で熱が上がるような病気になって熱が上がるのならまだ我慢できそ うですが、外から暖めて中が40度以上になるようにするのは、とても辛そうで す。
 抗癌剤の副作用の事を考えると一時的な辛さは何でもないかも知れませんが、、、 温熱療法は副作用のない大変いい治療法ですので、総合療法の第一に挙げたい治 療法です。





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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 69(ガン20 ゲルソン療法)

ガンの弱点の話しをしていますが、ガンの弱点の2点目は栄養不足です。ガン細 胞はどうも栄養不足になると、通常の細胞よりもダメージを受けやすいようです。 ゲルソン療法という療法がありますが、余りいい治療法ではないと思われますが、 極端に塩分を控える食事をします。あんまり不足させてしまうと心臓発作でも起 こりそうなので、注意が必要です。またゲルソン療法では、極端にタンパク質を 不足させるようで、肝臓障害も多く発生しているようです。米国ガン協会ではゲ ルソン療法は重大な病気や死亡を引き起こすことがある事から、この療法は受け ないように警告しています。
 しかしやはりこれだけの有名になるくらい普及している療法ですので、全く効 果がないこともないでしょう。奇跡の生還を果たしたお医者さんが本をかいてい ますが、ゲルソン療法でした。危ない治療法ですが、ゲルソン療法は、奇跡を起 こす可能性のある治療法ですので、ガン治療のヒントを教えてくれそうです。

危ないくらい徹底してやらないと、ガン細胞にも響かないのかも知れません。 体ががたがたになるか、ガン細胞が先に死滅するかというところでしょう。
 しかしそこまでやらなくてもミスター売薬的な考えでは、危険の無い程度に糖 尿病食くらいのつもりで、栄養のバランスを考えながら、カロリーを控えるよう にしたらいいと思います。余命が少ないなら、おいしいものでも食べたらいいと 思われるかも知れませんが、それはあきらめてからの話しで、最後まで悔いの無 いように諦めないのでしたら、甘いものは厳禁です。塩分や脂肪も控えるように します。
 その腫瘍マーカーのお医者さんの話しでは、饅頭一個が生死をわけることもあ るという事です。患者からするとそんなに苦しくなかったら、それ程深刻になら ないかも知れませんが、病状からすると乗るか反るか、どちらに転ぶかという時 期があります。病気ではよく峠をこすといいますが、ガンの峠はそんなに症状が ありませんので、要注意です。ガンの治療以外で、苦しい思いをするのは死が近 づいてからです。まだ元気なうちに生死が決定されてしまう峠を通過するという 事です。

 ゲルソン療法は、野菜ジュースを一日2Lも飲みます。そしてコーヒー浣腸を しますが、コーヒー浣腸は体のミネラルのバランスをくずす恐れがあることから、 継続して行うのはお勧めできません。  しかし野菜ジュースを大量に飲むのは、いいことだと思います。

ミスター売薬の考えですが、恐らく野菜ジュースを大量に飲む目的は、活性酸素 を除去するためだと思います。ガンになったら大量の抗酸化栄養素を摂取した方 がいいです。ガン細胞は黙っていてもどんどん細胞分裂していく細胞のようです が、やはり何か刺激がないとその働きが活発にならないのではないか、、という のがミスター売薬の考えです。ということで、活性酸素を消去する栄養素を充分 摂取するとガン細胞の活動が鈍るという事です。
 ガン細胞は、通常の細胞と違ってDNAに多くの損傷を受けています。どんどん分 裂していないとそのうちにトラブルを起こして、自滅していくのではないかと思 います。どんどん分裂していく中で、自滅していく割り合いが多くてもそれ以上 に増えている時には、体勢としては増殖しているように見えるわけです。  しかし分裂が鈍ると自滅する割り合いが通常の細胞より多いので、結果的にガ ンが、小さくなっていくのではないかと考えます。  これはあくまでミスター売薬の考えですが、結果的には大量の抗酸化栄養素を 摂取すると、ガン細胞にダメージを与えることができるようです。









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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 70(ガン21 高麗人参)

ミスター売薬です。
 ミスター売薬の同僚で、隣の席に座っている営業マンがいますが、その人は父親 をガンで亡くしています。そのせいかお客様でも同じようなガンの方がおられる と、人ごととは思えないようで、あるガンのお客様に一生懸命誠意をつくりてい たようです。そのお客様は、もう余命3ヶ月と宣告を受けていたとのことです。
 そこで、電磁波測定器でおなじみの松繁博士に伺ったところ、フランス海岸松 エキスと、高麗人参エキスを大量に飲ませるとほとんど治っているといわれたそ うです。客様は「アガリクス」を飲んでいましたが、松繁博士の考えでは、「ア ガリクス」に入っている「ベータ−グルカン」は決して健康にいいものではなく 白血球を刺激するもので、活性化するものではないとの話し、、(どう違うかな?) とにかく食用のアガリクスには料理の段階でベータ−グルカンは無くなってしま っていて安全だそうですが、健康食品として加工したアガリクスは健康にはよく ないそうです。

 その通り伝えてアガリクスをやめてもらい、高麗人参と、フランス海岸松エキ スを飲んで頂いたところ、余命3ヶ月ですから、もう退院できないと考えられて いたのに、3ヶ月目で元気に退院されました。そして、その後孫のピアノコンク ールで東京まで旅行したり、大阪のお花の師範に会いにいったりとあちこち動き 回っててかれこれ6ヶ月以上になります。ガンは消えていませんので、まだまだ どうなるか分かりませんが松繁博士式の治療は、結構効果を出したと言っていい と思います。

 松繁博士の考えでは、ガンは消えなくても共存しながらでも天命を全うできれ ばそれでいいのであって「これでもか、これでもか」とガンを消すことばっかり 考えて抗癌剤、放射線と治療していると、「ガンが消えました、本人はとっくに 死んでます。」てなことになってしまうという事です。  

 松繁博士によるとプロポリスやフランス海岸松エキスのような強力な抗酸化栄 養素を大量に摂取させるとガン細胞は分裂ができなくなって溶けていってしまう そうです。
 ゲルソン療法の野菜ジュースと同じ効果だと思います。野菜ジュースでもいい のですが、なんせ大量に飲むとなると、作るのも飲むのも大変です。当然農薬が 入っていては困りますので、無農薬となると入手も困難です。  本当かどうか分かりませんが、ミスター売薬の扱っているフランス海岸松エキ ス2粒で、野菜1kgに相当する抗酸化作用があると松繁博士は言います。それを 一日24粒の量を飲むといいとの事です。
 そんなに飲んだことはありませんが、それくらい飲んだら何か効きそうな気も します。

 そして高麗人参です。高麗人参は古くから不老長寿の妙薬といわれたり、起死 回生の妙薬と言われたりの東洋の最高の生薬です。
 起死回生の妙薬とは死にかけた人が生き返るということで、昔は風邪をこじら せて肺炎で亡くなる方が多かったわけですが、高麗人参で免疫力が強まって助か る人が多くいたのだと思います。
 高麗人参の事をお話するとこれだけで膨大なメールマガジンができそうですが、 飲む気のない人には意味のない情報ですので、簡単にします。ときたま出てきま す。
 ということで、ガンの最後のとりでは免疫でしたが、高麗人参は免疫を高める ことでガンに対しては、予防や、大量に摂取すると治療効果も期待できるとほど の効果です。
 また最近研究されている内容ですが、富山医科薬科大学と一都生命研究所の共 同研究で、高麗人参のある成分が腸内細菌によって代謝されると、平たく言うと ウンチですが、(発酵物ともいう)この物質が大変な抗癌作用があることが発見 されています。  韓国からの資金援助もあって高麗人参由来の新薬をつくる研究プロジェクトが 進められているようです。しかし完成までには5年も10年もかかるようで、そ の前に遺伝子治療とか、なんか画期的な治療法ができてしまうと、意味のない研 究になるかも知れません。







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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 71(ガン22 まとめ)

ミスター売薬です。
ガンについて長々とお話してきましたが、そろそろ終わります。ガンにいいと考 えられる健康食品は山ほどあります。思いつくことでも「プロポリス」「鮫の軟 骨」「ヨード」「キチンキトサン」「アガリクス」「高麗人参」「タヒボ」と様 々です。抗酸化栄養素と高麗人参の療法は、その一つと考えていいと思います。

 そしてやはり総合療法ですので、温熱療法、低カロリー療法、などと組み合わ せていくとより効果が出やすいと思います。  そして免疫力を強めるのに精神的な部分でも工夫が必要です。テレビでやって ましたが、趣味で花の世話をしていると、NK細胞活性が高まるとの事です。不安 に思ったりストレスを感じると免疫力を落としてしまいますが、落語や漫才のよ うなお笑いを一日中見ることで、ガンを克服したという話しもあるくらいです。  そういう治療を真剣にしているところもあるようです。

 あとミスター売薬のお勧めはやはりガンになったらちゃんと告知をしてもらっ てしっかりガンと向き合うことだと思います。そして真剣にガンについての勉強 をして、これでやってみようと方針を決めたら自発的にちょっと厳しい食事制限 でも我慢できるのではないでしょうか。そしてしっかりした知識にもとずいて希 望を持つことでしょう。

 腫瘍マーカーのお医者さんも、総合的な療法を勧めるようです。低カロリー療 法では、饅頭一個が生死を別けることも有るとの事です。たまたまそのお医者さ んが虫の知らせで、見回りしていると患者が何か甘いものを食べようとしていた ところを見つけたりすることがよく有るそうです。
 そしてできれば何の宗教でもいいので、信仰を持つことも勧めるそうです。し っかりとした信念を持つことは病気をいい方向に持っていきます。私は創価学会 ではありませんが、創価学会の信仰を持って毎日一生懸命だいもくを唱えてガン が奇跡的に治っていったというお客様がいました。普通治ることのない肺ガンだ ったそうです。完全に治っています。
 だいもくを唱えると、気分もよくなって免疫力が高まるせいもあるかも知れま せん。それとくよくよしたり不安に思ったりすることが信仰を持つことで少なく なるのではないでしょうか。
 そしてそのお医者さんがいうには、「ガンになってよかった」という言葉が心 から出ないうちはガンは治らないというそうです。心からガンのおかげで考え方 がかわり、ものの見方がかわり、そしていい人と出会うようになったことを感謝 できるようにならないといけません。真剣にガンと取り組むことによって人間的 に成長できるチャンスがあると考えられます。なんちゃって、、、柄にもないこ とを話しています。

 ま本当はガンにならなくても、物事のとらえ方考え方は大切ですが、、

蛇足ですがグラビトンでガンを克服したという人もいます。その人は物理学者で すが、達磨大師がお話した内容で、両手を肩くらいの高さから前後に振る運動を 毎日2000回しているそうです。手を大振りの行進のような動きで、両手を一 緒に振り子のように動かします。達磨大師はこの運動をすると万病に聞くといわ れているようです。ガンになったら朝、昼、晩と一日3回、2000回ずつ腕を 振る運動をします。  その物理学者の話しでは、素粒子の一種の重力子グラビトンが腕を振ると発 生して、それがガンにでも何にでもいいとの話しです。マユツバみたいですが、 その方は90歳を越えても大変元気そうで、一時間くらいでしょうか講演してい ます。90歳をこしたら普通は講演どころではありませんよね。やっぱり達磨大 師の御利益でしょうか?

もう一度まとめ ミスター売薬のお勧め

1.温熱療法
2.低カロリー療法、、バランスの悪い食事が効くかも
3.フランス海岸松やプロポリスのような強力な抗酸化栄養素を大量に摂取 4.高麗人参療法
5.メンタル療法、よく笑う、信仰を持つなど
6.蛇足のグラビトン療法
7.そして、最後まで諦めずにガンについての知識を学んで、立ち向かうことが 大 切です。