骨粗鬆症について

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.40 (骨粗鬆症1コラーゲンの多い骨)

ミスター売薬です。
軟骨の次は、なんといっても硬骨でしょう。骨のことです。骨粗鬆症について、
お話したいと思います。
だんだん年寄り向けのメールマガジンになってきましたが、ま、みんないずれ年
寄りになりますからいいでしょう。ミスター売薬の話しを理解できるのも若いう
ちですので、、、

 骨粗鬆症は、なんといっても女性に多いです。女性は平均で65歳を過ぎたら
もう危険領域です。男性は80歳くらいですから、平均寿命が間に合います。で
も女性は、平均寿命が長いのに、骨の寿命は短くて、20年くらいは骨粗鬆症に
悩まされなければならない計算です。ですから60歳くらいになったら、骨密度
が平均値ですといわれたら、危ないという事です。女性の場合平均値では、いず
れ骨粗鬆症になるとういことです。
 女性の骨を守っているのは、エストロゲンです。出産する時に骨盤が弱らない
ようにする為といわれます。
そのエストロゲンが、50歳前くらいから急激に減少して最終的に10分の1く
らいになってしまいます。その頃から急激に骨密度が減少し出します。
長い年月女性はエストロゲンに依存してカルシウムの流出をふせいできています
ので、急にエストロゲンが無くなると、つっかえ棒が無くなったように、カルシ
ウムが出ていってしまいます。

 骨粗鬆症は、狂牛病ではないのですが、骨が、すかすかになる状態で骨がもろ
くなり骨折しやすくなる状態のことです。

 ところで、骨の主成分はなんでしょう?これがわかる人は、、普通です。いわ
ずと知れた、カルシウムです。水分をはずした約50%はカルシウムでできてい
ます。では、二番目に多い成分は、?これがわかるあなたは、健康おたくでしょ
うか。
 今ビタミンCからも話しがつながっています。ビタミンCといえば、?
コラーゲンですよね。骨は、カルシウムの残りのほとんどがコラーゲンでできて
います。

 骨折した時なんかには、カルシウムも大切ですが、ビタミンCを積極的に摂取す
る事も早く治す秘訣のようです。皮膚のコラーゲンが糸だとすると、骨のコラー
ゲンは、丈夫なロープのようなものだそうです。実は、体のなかで一番コラーゲ
ンが集まっている場所は、骨なのです。ですから、肌の張りをよくしようと一生
懸命ビタミンCを飲んでいると一番効果があるのは、コラーゲンの一番多い骨とい
うことになります。
 犬がよく骨をかじっているところを見たことはないでしょうか?よ〜く見ると
骨の本質は、糸でできていることが分かります。たくさんしゃぶったところは、
糸状の繊維がでてきて柔らかくなります。イメージ的には、グラスファイバーの
ような感じでしょうか。弾力性があって折れにくい構造になっています。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 41(骨粗鬆症2 カルシウム)

ミスター売薬です。
ビタミンCつながりの、四方山話は区切りをつけて病気の話しの四方山にしようと
思います。今日は、骨粗鬆症の続きですが、カルシウムの話しを少ししていきた
いと思います。
 
ミスター売薬的には、カルシウムはすべてのミネラルの中で最も大切だと考えて
います。
 カルシウムは、骨の中に99%そしてその他は1%で、その他のほとんどは血
液の中にあります。血中のカルシウム濃度は、常に一定に保たれています。
 
以前ラジオでカルシウムの研究者の話しを聞いていたら、血中カルシウム濃度は
「命の炎」という表現をしていました。
たびたび私達は、命の事を炎に例えます。炎は一度消えてしまうと、おしまいで
す。命も大変微妙なバランスのもとに、維持されています。
 
炎も揺らぎますが、極端に揺らぐと消えてしまいます。これと同じように血中カ
ルシウム濃度も常に微調整して、ちょっとでも揺らぐとすぐに元の濃度に戻って
しまいます。

以前ちらっと話したんですが、カルシウムは、筋肉を動かす信号の役割をしてい
るといいました。それ以外にも多くの生態機能を動かす信号の役割をしています
ので、血中カルシウム濃度は、大変重要です。血液の中の成分で、これ程微調整
しないといけない成分はカルシウムだけです。コレステロールなど人によって2
倍も3倍も違いがあります。しかしカルシウムは、老若男女生きている人を調べ
ると寸分も違わないということです。もし極端に違うならその人は、死んでるか、
動物の種類が違うかも知れません。
まさにカルシウムの血中濃度は、生きている証(あかし)であり、「命の炎」な
のです!

そこで、カルシウムの吸収は、普通の吸収と違います。通常小腸から、栄養素は、
そのまま血液に入りますが、カルシウムがそのまま血中に入ってきたらどうなる
でしょうか。血中濃度が高くなり、あっという間に体中が痙攣して、心臓が止ま
ってしまうことでしょう。命の炎が消えてしまいます。
 そこで、実際には、小腸でカルシウムを捕まえておいてから、少しずつ計りな
がら血液に入れています。その計りながら入れる時に使われるのが、ビタミンD
です。ビタミンDはカルシウムの吸収に関わるホルモンのような働きをしています。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.42(骨粗鬆症3 カルシウムパラドックス)

ミスター売薬です。
今日は、カルシウムパラドックスのお話をしたいと思います。パラドックスとは、
逆説という意味ですが、逆現象のことをいうような気がします。
 前回のお話では、血中カルシウム濃度は、命の炎といいました。あんまり大し
た内容の無い話しを大げさな表現をしたような気がしますが、ちょっと抑えてほ
しい内容ですので、頭に入ったでしょうか。

 そういうわけで、血中カルシウム濃度は、大変重要ですので食事からカルシウ
ムが入ってきたり、入ってこなかったリによって、血中濃度に影響があっては
困ります。
 ですから小腸からは、すぐには血液に入らないようになっています。そしても
し足りなければ、骨が銀行の代わりになっていますので、すぐに骨を溶かして血
中のカルシウム濃度を一定に維持できるようになっています。
 ですから毎食カルシウムの入った食事を取らないと、すぐに骨を溶かすスイッ
チが入ってしまいます。毎食毎食カルシウムを取ることが大切です。一度にたく
さんカルシウムを摂取しても小腸にプールしておく量に限りがありますので、ど
うせ少しずつしか入りませんので一度にまとめてとるのは、利口ではありません。

ところで、カルシウムパラドックスの話しです。
 カルシウムは食事で不足すると血中カルシウム濃度は、かえって高めになり血
管にカルシウム沈着を起こして、動脈硬化を進めたり、腎臓にカルシウム結石を
つくったりする原因にもなるということをカルシウムパラドックスといいます。

普通栄養素は、多く摂取すると血中にも多くなり、不足すると血中にも不足しま
す。当たり前ですが、カルシウムに関しては、この当たり前が通用しないのです。
 最近尿路結石を起こす人が結構多い気がします。ほとんどはカルシウム結石で
すからカルシウムが余って石になったような感じがするかも知れません。しかし
実は、このカルシウムの石を予防するには、カルシウムを多く摂取した方がいい
のです。
 カルシウム不足になるとカルシウムが、血中にあふれるようになるということ
です。

 ある人に言わせると口から入るカルシウムのことを経口カルシウムといい、骨
からくるカルシウムの事を経骨カルシウムだそうです。そして、経口カルシウム
は善玉カルシウムで、経骨カルシウムは悪玉カルシウムだそうです。
 悪玉の経骨カルシウムは、動脈硬化の原因になり結石の原因にもなる不活性か
して沈着しやすいカルシウムということになります。

 経口、経骨という表現は、いただけませんが、結論だけ見るとその通りになっ
ています。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.43 (骨粗鬆症4 カルシウムの移動)

ミスター売薬です。
カルシウムの話しは、もうちょっと続きます。経口、経骨カルシウムについて、
少しミスター売薬の意見をいいたいと思います。
 ミスター売薬的には、口から入ろうが、骨から来ようが、カルシウムに代わり
はないと思います。
 血中のカルシウムが不足してくると骨からカルシウムを取り出す為に副甲状腺
ホルモンが分泌されます。骨から出すカルシウムは、いわゆる自分を削って、栄
養を使っているわけですから、少しでも無駄にしないようにしています。という
ことで、副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを取り出す役目をすると共に、
腎臓からカルシウムの流出を防ぐようにも働きます。

 ところで、カルシウムは一日約200mg血中に必要です。日本では、カルシウ
ム摂取量の基準値は600mgですが、全部が吸収するわけではありません。魚の
骨は、2〜30%牛乳は50%血液に入りますので、大体3割吸収されるだろう
ということで、600mg摂取すると200mgの必要量を取ることができるという
意味だと思います。
 牛乳だけでカルシウムを取ると400mgでもいいかも知れません。

 もしかするとカルシウムには、寿命があるかも知れません。様々な信号の働き
をすると段々古くなり、電気的に活性を失って沈着しやすくなるのではないかと
考えています。
 骨からのカルシウムは、不活性化しやすいのかも知れません。
 でもミスター売薬の意見は、カルシウムに善玉とか悪玉とかはないと考えてい
ます。副甲状腺ホルモンの影響で、腎臓からカルシウムの流出を止めてしまった
結果、カルシウムは、なかなか捨てられず古いカルシウムのまま、いつまでも血
液の中に流れてしまう事によって、カルシウム沈着を起こすと考えています。

 カルシウムは、常にながれて、毎日200mgは使いその分は、ちゃんと捨てな
くてはいけないわけです。ところが、腎臓から捨てることを止めてしまう為にカ
ルシウムパラドックス現象がおこるのではないでしょうか。

以上はっきりしない話しをしていて申し訳ありません。詳しい人は教えて下さい。

いずれにしてもカルシウムが不足して、骨が溶かされると血中では、不活性のカ
ルシウムが増えてきて悪さをしてしまいます。
 骨粗鬆症が進むと骨のカルシウムは段々骨以外の場所に移ります。骨粗鬆症の
人の中には、レントゲンを撮ると骨は薄くなり、反対に血管が骨のように段々濃
く写るようになる人がいます。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 44(骨粗鬆症5 背骨)

ミスター売薬です。
骨粗鬆症が進むと、よく腰が曲がります。ミスター売薬が子供の頃には、田植え
をすると腰が曲がると信じていました。また、女性が腰が曲がるのは、子供を生
むからだとも親が話していた記憶があります。。
 子供を生むからと言うのは、少しあたっている気がします。子供を生んでから
歯が悪くなったという人もおられるのではないでしょうか。3kgくらいの子供の
骨を9ヶ月あまりでつくるわけですから、食事で普通にカルシウムを摂取してい
たら、全然足りないことになります。それでなくても日本人のカルシウム摂取量は、ギリギリの不足ぎみですので、、、

 今日は背骨が曲る事についてい話してみようと思います。骨の構造は、表面の
堅い部分と、中の方の柔らかい部分でできています。太い骨では、中が空洞にな
っていますが、その方が、大きな力に耐えれることが、わかっています。表面の
堅い骨の部分の事を「皮質骨」といいます。また内側の少し柔らかい骨の部分を
「海綿骨」といい「皮質骨」にくらべると堅さは弱いですが、力をうまく分散す
ることで、大きな力に耐えれるような構造になっています。
 
 骨粗鬆症になるとどちらかと言うと、内側の海綿骨の方から弱っていくことが
多いようです。実は、背骨は海綿骨の比率の多い骨です。ですから、弱りやすい
ことになります。
 そして、背骨は体の後ろにあります。もし、魚のように体の中心に背骨があっ
たら曲がりにくいかも知れません。おそらく重い頭を振動の少ないようにささえ
る為でしょう。背骨はS字型にカーブしてスプリングの役目をしています。
ということで、背骨は常に前に引っ張られるような形で、体をささえています。
そのような常に同じ方向に力がかかっている背骨が弱ってくると、だんだん前に
曲ってくるのというわけです。田植えをしたからではないようです。
 そう言えば最近は、機械が田植えをしていますね。

 今日は、短いですが、このへんで、、、


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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.45 (骨粗鬆症6 お医者さんの問題点)

ミスター売薬です。
 よく骨密度は弱っていく一方で回復することはないので、若いうちに骨密度を
高めるようにしなければならないと聞いたことありませんでしょうか。このこと
は、おそらく骨粗鬆症が治ったためしが無いということから来る結論のような気
がします。
 骨粗鬆症に対するお医者さんの治療は、進行を遅くする程度でなかなか回復し
ていないということではないでしょうか。そして、治らないことが常識として疑
問視もされていないようです。では本当に治る可能性がないのでしょうか?
 
 やることを全てやってダメならあきらめがつきます。そこで、お医者さんの治
療の問題点について、お話してみたいと思います。
(カルシウムが抜けている)
 お医者さんの考えなのか分かりませんが、骨粗鬆症の診断がついた方になかな
かカルシウムは出されません。お客様を回って感じることは、ほとんどの骨粗鬆
症の患者には、ビタミンD剤と、ビタミンK剤だけしか出されていません。ビタミ
ンDは前からお話していますが、腸管からカルシウムを吸収する時に必要です。そ
して、ビタミンKはカルシウムを骨にくっつける時に関わっています。ところが肝
心かなめのカルシウムが有りません。よっぽど重症の患者には、カルシウムが出
ているケースも有るようですが、めったにカルシウム剤が出されている人は見か
けません。
 このことは、栄養素であるカルシウムは自分で取るべきだという考えが有るか
らでしょう。しかし、40歳をこえるとだんだん胃酸も薄くなります。カルシウ
ムは、水に溶けた状態のイオンという形にならないと、吸収されません。70歳
くらいになるとかなりの方にほとんど胃酸が出ていない人が出てきます。そうな
ると、カルシウムだけでなくマグネシウムや、鉄など吸収しにくいミネラルがみ
んな不足がちになります。
 年と共に若い時と同じくらいカルシウムを摂取していてもなかなか必要量を取
ることが難しくなります。
 以上が、第一点です。
早めにカルシウム剤を使うようにすればもう少し治療成績が上がるかも知れません。

つづく

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO.46 (骨粗鬆症7 お医者さんの問題点2)

ミスター売薬です。
前回のお話では、骨粗鬆症のお医者さんの治療の問題点についてお話しました。
その第一点は、カルシウム剤を余り使っていないということです。このことは、
ミスター売薬のようなカルシウムを扱っている営業マンにとって有り難いことで
は有りますが、患者にとっては有り難くないと思います。

医学についてつくづく感じることは、まだまだ分からない事だらけだということ
です。「風が吹けば桶屋が儲かる。」て聞いたこと有りますでしょうか?
 風が吹くと砂が舞って目に入ってめくらが増えます。すると、めくらの人が仕
事をするのに芸をする仕事をする人が増えます。そこで今度は、芸をする三味線
がたくさんつくられます。三味線がつくられると、その皮に使われる猫がたくさ
ん殺されます。猫がいなくなると、ネズミが大発生します。ネズミは、桶をかじ
って穴をあけます。ということで、桶屋が繁昌するということでした。
 
 ある事が思いもしない原因になっているような事を「風が吹けば桶屋が儲かる」
といいます。人間の体の仕組みを見ると、このような話しが多いように思います。
例えば小児喘息の子供の胃液は、かなりの人が薄いそうです。喘息とは、自己免
疫疾患として、白血球が原因のようですが、思いもよらない胃液と関係もあると
いうことです。
 胃液と関係が有る事は、説明できますが、体の中には、まだまだ分からない事
が多く有ります。
 骨粗鬆症にしてもビタミンD、K、カルシウム剤が普通ですが、それ以外に総合
ビタミン剤、総合ミネラル剤を使うとその効果が倍増する事が知られています。
なぜかはよく分かりません。おそらく骨粗鬆症は、老化が原因でしょうから、年
と共に様々な体の酵素などの働きも悪くなりますので、ビタミン、ミネラルを補
給する事によって、回復する部分も有るのかも知れません。
 またカルシウム単独で大量に摂取すると心臓病の副作用が懸念されます。カリ
ウム、マグネシウム、マンガンなどのミネラルも一緒に摂取する事が本当は大切
です。
 以前カルシウム剤の大量の連用で、不整脈の副作用が出たような内容の話しを
聞いた事が有ります。

(カルシウム関連だけ)
 という事で、二点目は、お医者さんのだすビタミンD、Kそれに骨からカルシウ
ムが出ていかないようにする薬にしても、みんなカルシウム関連のものばかりで
す。骨の成分がカルシウムだけなら、それでもいいかも知れません。しかし骨は、
カルシウムだけではなく先日お話したようにコラーゲンが、成分の半分を占めて
います。また微量には、マグネシウムやリンなどの成分が合わさった結構複雑な
化合物なのです。
 コラーゲンなら、タンパク質も十分あった方がいいでしょうし、ビタミンCも当
然必要です。
 また総合ビタミン・ミネラル剤もできれば摂取する方が効果的です。これは骨
粗鬆症だけでなく老化から来るほとんどの病気に対していい事だと思います。

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◆ミスター売薬の健康雑学 NO. 47(骨粗鬆症8 まとめ)

ミスター売薬です。
 これはミスター売薬のなんとなくですが、なんとなくお客様で年と共に脂っこ
いものがだんだん食べれなくなったという人に限って腰が曲っている人が多い気
がします。また、何でも若い人のように脂っこいものでも食べるという人は、結
構骨も丈夫な感じです。
 勿論肉の食べ過ぎは、骨を弱らせます。アメリカ人の方が実は、骨粗鬆症が多
いのです。これは、肉に入っているリンのせいだと思います。リンとカルシウム
は、相性がよくて、リン酸カルシウムの形になってしまうとなかなか吸収できな
くなってしまいます。
 しかし日本人は、それ程は肉を食べていません。むしろもう少し多めに食べた
方がいいと思われる人の方が多い気がします。
 余談ですが、ハワイに移住した日系人は、世界一長寿国日本の平均寿命を越え
ているそうです。
アメリカ人の統計に入ってしまっていて、表には現れませんが、日系人だけをピ
ックアップするとそうなるそうです。
日本の食文化を持ちつつ、日本人よりは肉をよく食べるからでしょう。気候の関
係かも知れませんが、、、
 とにかく肉は程々にしないと骨は弱ってしまいますが、程々には食べていない
と骨の基質のコラーゲンが弱ってしまいます。

 ところで、お医者さんの問題点の三点目ですが、活性酸素が骨粗鬆症の促進に
関係していることが、研究によって明らかにされています。
 ミスター売薬の勤める会社では、漢方の勉強会をしていますが、講師の先生に
病気のメカニズムのような基礎医学を研究している松繁薬学博士のお話を聞く機
会が有りました。
 その中で、骨粗鬆症についてもお医者さんではほとんど治っていない事を明言
していました。そして、松繁博士の研究結果を、協力してくれるお医者さんに実
際の患者に試してみると、かなりいい効果が出ているそうです。
 その内容は、プロポリスのような抗酸化物質とカルシウム剤を一緒に使うとい
い効果が出るというものです。今後の骨粗鬆症の治療の主流になるかも知れない
という事で、特許を申請したそうです。結構しっかりしてます。

(まとめ)
という事で、もう一度お医者さんの問題点のおさらいしておきます。
1.カルシウム剤をあんまり使いたがらない。
2.お医者さんの薬は、骨の一成分のカルシウム関係の薬がほとんど。
3.活性酸素の内容を考慮に入れていない。
という事がミスター売薬的心でのアドバイスでした。以上で、骨粗鬆症でお
話したい内容をほとんどいいました。
次は、別のお話です。