最初は等倍の画面で描きましょうー
それができるようになったら、画面を拡大してみる
と、なんかがたがたしてるところがあるんで
ここをあとから直してもいいわけですよ
いろいろ描き方はあるけれども、モノクロで「黒」と「白」しかないんなら悩む必要ないので
色数が増えるとここで何色置いたらいいか、もう一個考えなきゃいけない(特にアニメさせるときとか)けれどまあここでは考えない
え?
デッサンができん?
そもそも絵が下手?
それはしらん・・・
あれですよ、公開しないんならトレスしてみるって手もあるですよ
自分の作品ですって顔して公開しちゃうから問題なわけで、捨てるつもりでどんどんなぞってみたらいいんじゃね?
アマチュアCG作家の間に「ラップスキャン」って手法がありましてな・・・
スキャナなんか高価で買えませんってとき、サランラップに下絵をマジックとかで写し取りましてな、それを画面にぺたっと貼って、それをトレスするという・・・
そういう風にして練習した人もいましたって話です
それで最終的に嫁が描けるんならどんどん練習したらよろしい、でもくれぐれも「これ、俺が描きました!」ってのはなしな
で、わりと俯瞰的にざくっと線が描けたらこいつを拡大して細かい修正に入ります
これが
こうなる
ドット絵を描くにあたって、ピクセルという(まあドットですが)要素を意識しないといけないです
ピクセルは画面の最小の構成要素なので、「このピクセルとこのピクセルの間にもう一個点を置きたい」というのは無理になるので、どう割り切って点を置くかということになります
例えば1,2,1,2、・・・と規則性を持って置かれたドットは離れてみたとききれいに見えます、1,3,2,2,3・・・と、不規則に置かれたドットはなんとなく汚く見えます
まあ、程度問題だけれども、上の1,3,2,2,3・・・という並びも、もしかして[1,3,2,2,3][1,3,2,2,3]とか、それ以上に長い周期での繰り返しかもしれないわけで、それはそれである程度きちんと見えるんですけれどね
まあ、2ピクセルとか3ピクセルの繰り返し程度にしておくのがいいんじゃないですかねー
まあとにかく、規則的に見えるように配置を考えて点を置いていく、これができたら大体完成ですよ
モノクロの線画が出来上がったら色を塗ります
って、白か黒しかないんで色塗りっていっていいのかどうか
さてEDGEには上のようなタイリングパターンがあります、普通ならいろいろな色で組み合わせて中間調とか、あるいはタイリング独特のちょっとざらっとした表現に使ったりするわけですが、ここでは「黒」と「白」しかないので、単純にグレーっぽい表現をするのに使おうと考えるわけです
黒と白しかないので、例えば「青」と「赤」も同じ白黒になってしまうわけで、どのタイリングをどの色を表現していることにしたらいいのかをあらかじめ考えておく必要があります
このキャラは髪の毛が茶色、上着の色が薄い青って設定なので、
髪の毛(明るいところ)=左から8個目
髪の毛(暗いところ)=左から10個目
上着(明るいところ)=左から5個目
ぐらいの見当をつけといて、適当に境界線を引きます
んでおもむろにぬるー
思いついて左奥の髪はもう一段暗い色で塗ってみた
塗り分けのために引いた境界線は消しときますねー
目も塗っておきますか、適当にタイリングをまぜて
髪の毛とかちょっとハイライトいれときますかー
こんな感じです
まあ、経験積んで慣れです
それじゃみんながんばって自分の嫁をものにするのだー