付属のCGIを動作させる。
「/LIbrary/WebServer/CGI-Executables/」にCGIの動作環境を得るprintenvと言うCGIがありますので、これを動作させてCGIのテストをしてみましょう。
printenvのあるCGI-Executablesフォルダは、一般ユーザーでアクセス出来ますから、Finderで「コンピュータ」をクリックしMacOS
Xのシステムの入っているボリュームを開くと「System」、「Applications」、「LIbrary」、「User」の4つのフォルダがあります。このLIbraryフォルダを下の図のように、「WebServer」、「CGI-Executables」とフォルダを開いていくと、printenvとcgi-testの2つのファイルが見つかります。もちろん、前回username.confを書き換えた時と同様にFinderの「フォルダへ移動…」のダイアログに「/LIbrary/WebServer/CGI-Executables/」と入力してもOKです。
printenvをFinderで複製を作り、printenv.cgiと名前を変更します。printenvを直接printenv.cgiと名前を変更してもかまいませんが、私は復帰が楽なのとオリジナルを保存して置くのが好きなので、複製を作って作業をしています。次にCGIは通常755のパーミッションで動作しますので、printenv.cgiのパーミッションを変更します。
"chmod 755 "
次にFinderウインドウからprintenv.cgiをドラッグ&ドロップします。
上のterminalの画面は、printenvを複製しprintenv.cgiにリネームしたところで、一度パーミッションを確認し、次にprintenv.cgiのパーミッションを変更し、もう一度パーミッションを確認したところです。複製したprintenv.cgiは、オーナーがtoshioになっていますが、オリジナルはオーナーがrootですので、オリジナルをprintenv.cgiにリネームした場合は、"sudo
chmod 755 "を入力しpasswordを入力します。
これで、printenv.cgiはCGIとして動作可能になりましたので、Webブラウザでアクセスしてみましょう。「/LIbrary/WebServer/CGI-Executables/」内のCGIには、「http://127.0.0.1/cgi-bin/」または「http://localhost/cgi-bin/」でアクセス出来ますので、printenv.cgiにアクセスするには「http://127.0.0.1/cgi-bin/printenv.cgi」または「http://localhost/cgi-bin/printenv.cgi」とします。
私の環境でのCGI Process Environmentです。このような表示が返ってくれば成功です。
CGIは、上記の「/LIbrary/WebServer/CGI-Executables/」内と各ユーザーの「/Users/username/Sites/」内で動作しますので、次は自分のSiteフォルダの中でcgiを動作させてみましょう。自分のSiteフォルダの中にprintenv.cgiを移動します。このCGIにアクセスするには、「http://127.0.0.1/~username/printenv.cgi」または「http://localhost/~username/printenv.cgi」とします。先程と同じように表示されれば成功です。