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  1. 初めに
  2. Apacheを起動する
  3. Terminalについて
  4. あると便利なアプリケーションについて
  5. Apacheの設定ファイルのパーミッションを変更する
  6. Apacheの設定ファイルを書き換える
  7. 付属のCGIを動作させる
  8. SSIのテスト
  9. perlのパスを変更する。

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  1. 初めに。(2001/11/26, Last up date 2002/09/10)

     いくつかのサイトを参考にさせていただきました。特に参考にさせていただいたのは、次のサイトの方々です。(ありがとうございました。)

    ※ ここに書かれている事は、MacOS X 10.1.xおよび10.2の各環境で確認しています。(2002/09/10 追記)

  2. Apacheを起動する。

     「Apacheを起動する。」などとあると難しい事をするように思えますが、Apacheとは、Mac OS Xに内蔵されているWebサーバーの事で、これを起動するには「Web共有」をONにすればOKです。

    システム環境設定アイコン共有アイコン

     ドックにある「システム環境設定」、またはアップルメニューから「システム環境設定」を選択します。「システム環境設定」ウインドウの「共有」をクリックします。


    MacOS 10.1.x共有ウインドウ

     ウインドウの下部が「共有」に変わりますので、「ファイルとWeb」タブを選択し、中段の「Web共有していません」の下の「開始」のボタンをクリックします。すると「Web共有しています」になり、ボタンも「停止」に変わります。


    ※ Mac OS 10.2では、システム環境設定の仕様が変更され、「システム環境設定」ウインドウの「共有」をクリックすると、下図のように上部に「コンピュータ名」、「Rendezvous 名」、「ネットワークアドレス」の欄があり、下部に「サービス」、「ファイア−ウォール」、「インターネット」のタブが並んでいます。「サービス」のタブをクリックし、「パーソナルWeb共有」にチェックを入れます。

    MacOS X 10.2 共有ウインドウ

    (2002/09/10 追記)

     これでApacheが起動しました。Internet Explorer等のWebブラウザで"http://127.0.0.1/"にアクセスしてみましょう。このアドレスはループバックアドレスと言って、自分自身を示す特殊なアドレスです。localhostと言うホスト名にこのアドレスが割り当てられているので、"http://localhost/"としても同じページにアクセスする事が出来ます。

    Apache テスト画面

     このように表示されます。

     次は、各ユーザーのページにアクセスしてみましょう。アドレスは"http://127.0.0.1/~username/"、または"http://localhost/~username/"です。これ以降usernameは、自分のユーザー名を入れて読み替えて下さい。ふだん自動的にログインする設定にしていて、ユーザー名を忘れちゃったなんて人は、「システム環境設定」の「ユーザー」で「ユーザーの変更」をクリックし「固有名」のタブを選択すると確認出来ます。


    Apache テストユーザー画面

     これは一部分ですが、このように表示されます。このページは、usernameのユーザーのHomeフォルダの中のSiteフォルダにあるindex.htmlが表示されています。


  1. Terminalについて。
    ターミナルアイコン

     CGI設定の際に、今までのMacになかったTerminalからのコマンドの入力による操作を行わなければならない箇所があります。Terminalは、Finderウインドウのツールバーの「アプリケーション」をクリックし、表示されたウインドウの中の「Utilities」フォルダの中にあります。

     Terminalの操作は、出来るだけ詳しく書くと共にTerminalの表示も併せて掲載しますので、自分の画面表示と確認しながら操作して下さい。また、以下のリンクの方々のページを参考に操作に慣れておくと良いと思います。
    (私もお世話になりました、ありがとうございました。)


     実際に、よく使ったコマンドを書き出してみました。

    • ls
      指定したディレクトリ内をリスト表示する。

    • chmod
      指定したファイルやフォルダ(ディレクトリ)のパーミッション(アクセス権)の変更。

    • cd
      指定したフォルダ(ディレクトリ)へ移動する。

    • ln
      Mac OSで言うエイリアスと似たリンクを張る。

    • sudo
      一般ユーザーでは実行出来ないコマンドなどを、一時的に管理者になり実行する場合に使用します。危険な事も出来てしまうので注意して使う必要があります。

    • exit
      Terminalを終了する。

  2. あると便利なアプリケーションについて
    miアイコン

     他のサイトの方も薦めていらっしゃいますが、テキストエディターのmiがあると便利です。特にCGIのソ−スの改行コードがLFじゃないと動作しない事があるので、miのツールバーに改行コードの表示を出しておくとミスを防げます。ダウンロードはmiのWebページの最新バージョンのダウンロードからどうぞ。


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