勝手に推薦♪(過去) 



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しゃにむにGO
  羅川真里茂
 (白泉社
 花とゆめCOMICS)
たんたんと、ひたすらたんたんと場面を描いていく───表情で、動きで語り、そしてぐいぐい引きこまれる心理描写・・・羅川さんはこれぞ漫画!って〜お話を描く漫画家さん。お母さんを事故で亡くして子育てをせざるをえなくなった小学生・拓也くんの生活を綴る『赤ちゃんと僕』。男性同士のラブ・ストーリーだけど“ヤオイ”じゃなく、ゲイ社会をまじめに差別問題まで包括して描いた『ニューヨーク・ニューヨーク』。どうしようもなく魂をゆさぶられた『僕から君へ』は、大好きな短編。羅川さんの魅力にやみつきになっているファンは多いでしょうが、羅川界をまだ体験したことのない人は、まずこれを読んで〜って作品o(^-^)o
 中学時代、陸上界でエースだった伊出延久は、ひょんなことからテニスに惚れ込み、高校ではテニス部へ。元ジュニアのホープだった滝田留宇衣とペアを組みながら、どんどんテニスの魅力に惹かれていく・・・。伊出くんの純粋なひたむきさとオヤジギャグとがないまぜに、熱い世界がくりひろげられます。20巻まで発売中!(05.08現在)
ヒカルの碁
 原作・ほったゆみ
 漫画・小畑 健
 (集英社)
古い碁盤に宿っていた平安の天才棋士・佐為(サイ)の霊が同調したのは、囲碁のことなどなにも知らない小学6年・進藤ヒカルだった。真剣にプロを目指している同い年の少年アキラに、佐為の力でライバル視されて、ヒカルは次第に囲碁の世界に惹かれていく・・・。碁をぜんぜん知らなくっても面白い! 知ってたらもっと面白いんだろうな〜と、ふと囲碁をやってみたくなるような燃える物語(^-^) 佐為の平安調な美しさや可愛い先輩(♂)などに惹かれ、同人界も燃えあがってるらしいですよ〜(^^;;;)
ここは
 グリーン・ウッド

  那州雪絵
(白泉社JTC愛蔵版)
『青春ボーイズ・ライフ・ストーリー』と名うたれた名門(?)男子高学生寮のドタバタ青春もの。那州さんなので(^^;;)怪奇幽霊異次元超人なんでもあり♪ ぴえろが何本かアニメ化して、なかなかいい出来でした♪ 物語は”すかちゃん”の入学から始まってその絵に書いたような不幸ぶりを中心に進んではいきますが、私にとってこの物語の主役は手塚忍様 代々悪党の家系に生まれ、次男ながら家を継がねばならない運命を背負って器用に生きることだけ覚え他人を信じなかった忍が、人生捨てたもんじゃないと気づいていく感動成長物語なのです(注:この書評は信用できないことをご了承ください(^^;;) 兄嫁横恋慕に女難の拾われっ子、女将になれない美人な長男。ひとから見れば”不幸”といわれる境遇にもめげずひたすら前向きに強く生きていくみんなに、読んでいて思わず元気にしてもらえる物語です。
マダムとミスター
 遠藤淑子
 (白泉社
 花とゆめCOMICS)
『奥様はケンカ馴れしているので・・・』こんなコメント言う執事、あまりいないんだろうな・・・と半ばあきらめながら言うピーターは、ジョンストン家の養子となりながら現在も執事として勤めているミスター。財産目当てで結婚し未亡人となった超破天荒前向き人間マダム・グレースの起こす数々の事件にピーターさんが右往左往。多彩な短編作家・遠藤淑子さんが『退引町』以来お贈りする、ほのぼののシリーズもの。なにも言わず、読んで(*^_^*)!
花と狼の帝国
 藤田貴美×山下友美
 (白泉社
  SERIE MYSTERY HLC)
新聞記者の兄と平穏に暮らしていたテオドール。兄は実は反ナチ組織・白バラのリーダーで、SSに射殺されてしまう。犯人はユダヤ人だと発表され、テオはヒトラーユーゲントに迎えられるが、血が繋がっていなかった兄の真実をさぐりだす。一方、ユダヤ人でありながらピアニストとしての才能を買われナチス将校の息子として生きるアルベルト。テオとアルベルト、そしてリーダー亡きあとの白バラの面々がナチの暗黒時代を生きる様を綴る物語。
めちゃ面白かったんですが打ち切りだとかで4巻迄が発売中。しかし昨年の冬コミで続編が発売されたという噂を聞きましたがとうとう入手できませんでした。情報あったらおしえてくださ〜い(;_;)
あなたも買えば続編が市販されるかもです(*^_^*)
め組の大吾
 曽田正人
 (小学館少年サンデーコミック)
燃える! いや、消防士の物語なんですが(^_^;)
どこまでも命懸け、燃える男・朝比奈大吾の物語。熱いです。
光の庭
 あとり硅子
 (新書館ウィングスコミックス)
文武両道の兄が、ある日とつぜん宇宙人になってしまった。仲間が船で迎えにくるまで、兄の体を借りているという宇宙人から、兄が死にたいほど思いつめていたと聞かされ・・・できないことなんてなかった兄が、なにを欲しかったのか。
あとり硅子さんの漫画って、ふわふわのほのぼのです(*^_^*)
夏子の酒
 尾瀬あきら
 (講談社)
ほんものの日本酒を米から作ってゆく。夏子の熱い物語。吟醸、大吟醸酒・・・ぜいたくな酒に、つい手をだしたくなります。
パーマン
 藤子・F・不二雄
 (小学館)
駄目な子にも希望を。それが『ドラえもん』のコンセプトですが、のび太は他力本願で嫌いだという人もいます。ミツ夫くんはその点とにかく自力。正体がバレたら動物にされちゃうとはいえ、時にはなまけたいと思う心に鞭うって頑張るミツ夫と、おちゃめな悪人たちとの、哲学的ですらある冒険活劇。
だからパパには
敵わない

 遠藤淑子
   (白泉社
   花とゆめCOMICS)
アメリカ人のパパが日本で惚れた年上の子連れ女性は、結婚一週間後に事故で他界。残された娘と姑とのほのぼの活劇(!?)コメディー。遠藤淑子さんの描く『家族』、いいですよ〜
奇生獣
 岩明均
 (講談社)
人類は生態系から排除されるべきだ。なにものかの意志により、人類の天敵・寄生獣が生まれる。血とか死体とかビシバシ出てきますが、不思議とぜんぜんグロくない。これは一度は読まないと!




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