さくらと世界一

(さくらの盛りと世界一)
他のページにも書いてありますが、東京電力の新野田変電所は世界一の変電容量を誇る電力設備なのです。昨年、ギネスブックに「世界最大の変電所」ということで登録されました。
頃は春。
世界一の変電所にも、僕らも、心が躍る春がやってきました。
変電所の周囲はフェンスが張られていて、不用意に入り込まぬようになっています。しかし、その少し内側には、フェンスの物々しさを和らげるかのように、さくらの木が植えられているのです。
千葉県野田市にて

(若いさくらたち)
とはいうものの、どのさくらもまだ若い樹ばかりのようで、幹はそう太くなく、花の密度も有名どころと比べては可哀想。
実は、さくらが植えられているのは、変電所周囲の景観を整えることもあるのでしょうが、成長して(背が高くなって)送電線や鉄塔と接触するような自体になることが考えにくい、ということもあるのではないでしょうか。したがって、一度植えてしまえば、いつの日か植え替えしたり、切り倒さなくなるような事態はないということになります。

(春が来る毎に)
毎年、春が来るたびに、やわらかな風と、淡い色の花、そして、舞いながら僕の脇をすり抜けていく花びらを楽しむことができるのです。
ここでは酒を飲んだり歌ったりすることはちょっと無理ですが、のんびりと散歩するには打って付けです。
向かって右側の鉄塔は、「東京東線−4001」と思われます。
で、次回に続く・・・
20000423