石蹴り遊び

(送電線で石蹴り遊び 柴田ハリオ線−4〜1)
前回の「T字路の十字」の手前にある「柴田ハリオ線」の4から1までをいっぺんに撮ったものです。
細いまっすぐな路地に対して、鉄塔が「右」「左」「右」「左」と交互に立っていることが分かりますね。それに伴い、送電線も方向を変えながら、路地を斜めに切り取っています。
なんだか、石蹴り遊びを思い出しました。
アスファルトの地面に蝋石で何個も輪を描き、足で石を蹴りながら順番に輪をたどっていく・・・。
こんなところで、送電線を使って、鉄塔も石蹴り遊びをしているみたい。
でも、僕らと違って、輪にたどり着かなかったり、別の方向に行ってしまうことなんて無いのです。鉄塔が、碍子が、しっかりと送電線の方向を決めていますから。
茨城県猿島郡三和町にて

(反対側から見ると)
こちらは「柴田ハリオ線−1」側から見た様子です。
うってかわって、なんだかごちゃごちゃとした感じになってしまいました。
「T字路の十字」鉄塔まで、見事に交互になっているのが分かります。ついでに言えば、さらにその先の四角鉄塔(写真の左下)まで含めることもできます。
この様子からすると、石蹴り遊びも、ちょっとやりづらいみたいですね。
地上の子供たちは、もっと遊びにくい状況になっている、のかな。
20000326