生れ出づる悩み・3

(つながる線)
並んだ鉄塔の、その頭頂部同士がケーブルでつながっています。
さらに、そのケーブルを使って物資のやりとりをしているようです。
やりとりといっても、おそらく向かって右から左へ移動させるだけでしょう。古い鉄塔から、いらなくなる部品を新しい鉄塔に持っていくために。
千葉県流山市にて

(作業する人たち)
撮影した場所からだと、200mmで精一杯ズームしてこれくらいでした(汗)。
古い鉄塔の腕金には一人、新しい鉄塔には実は8人の作業員がいました。
既に、新しい碍子と新しい送電線が接続されていますが、まだ電気は来ておらず(当たり前)、一番下側の碍子部分では、最後の仕上げをしているようです。

(大物を釣る)
そして別の日。
すでに左側での作業は完了しているようです。
右側には、3人(4人?)の作業員が、今日の大物を釣り上げたところ。
これがホントの碍子釣り、ってね。
碍子を吊るために、碍子を釣っているのです。
耐張型碍子ですから、腕金1本に碍子連が2つ。つまり、碍子を地上から鉄塔上部に釣り上げるのに12回の作業を行わなければならないのですね。懸垂碍子なら、半分の6回でいいんでしょうけど。
それでも、次回に続く・・・
20000206