ミニ鉄塔の群れ・2

(変形ミニ鉄塔)
『ミニ鉄塔の群れ』で紹介した鉄塔から。
これまた変な鉄塔です。
頂部にある腕金の左右の長さが違うのはすぐに分かります。そして碍子は右側が二連懸垂碍子で、左側がV型です。
また、右側は電線が2本構成、左側は4本構成。
見えにくいですが、鉄塔の中間部分には小さな腕金もあります。
そちらは耐張型になっています。
千葉県千葉市中央区にて

(変形ミニ鉄塔 その2)
最初の写真のひとつ手前に位置するミニ鉄塔です。
今度は逆に、頭頂の腕金は小さく、その下の腕金は大きく、一見ドナウ型か?と思ってしまいましたが、そうではありません。
送電線としては、全部で4セットしかありませんので、1回線にしては1セット多いし、2回線にしては2セット足りません。なんなんでしょう。
碍子部分を見てみると、頭頂部の腕金には1連と2連の懸垂碍子が、その下の腕金は共に3連なのですが長い耐張型と短い耐張型になっています。
さらに、おかしいのは、最初の写真と次の写真で、送電線の上下関係が入れ替わっているということ。
最初の写真では頭頂部の腕金に2本構成、4本構成の電線が来ていましたよね。
それが次の写真では、下側の腕金に来ています。(勿論単線の電線も上下入れ替わっているのです)
摩訶不思議。
というわけで、次回解決編に続きます・・・・
19990704