担任学って何? 「担任学」って何?    小学校・中学校・高等学校の先生方へ 

見出しマーク 大学の教職教養の授業でも、教師になってからの研修においても、「担任学」なんていう言葉は、聞いたことがないという先生方がほとんどだと思います。 

見出しマーク簡単に言えば、こんなことと考えてください。例えば、ホームルームの運営や生徒指導がすばらしく上手な先生がいます。新採用のころ、「あんなことが、将来、自分にできるだろうか」と思ったことはありませんか? でも、そのとき、その先生の指導方法は、おそらくオープンにされていなかったと思います。相談すれば、いろいろ教えてくれたかも知れませんが。そこで、その先生の指導方法を観察して、まず真似てみる、そして、失敗や成功を繰り返しながら、だんだんと自分のスタイルを確立する、というような経験をされた方がほとんどではないでしょうか。こういう経験も大切だとは思いますが、指導の上手な先生たちの手法の中に潜んでいる、エッセンスを理論化し、全員の財産として共有することは、教師としての力量を高め、学校を組織として活性化するために、非常に大切なことです。このような、現場教師と学校組織を実践的に支援する方向性を「担任学」と表現しているのです。「担任学」は、すべての教師を対象としています。

見出しマーク「担任学研究会」では、毎月の研究成果を「月刊ホームルーム」誌上に掲載しています。また、全会員による「学習会」を年2回開催しています。下の写真は第7回学習会(1999.2.14実施)の様子です。小田貴美子先生(小田カウンセリングルーム・ふれあう仲間の会代表)を迎えて、「不登校」への実践的な対応方法について学習しました。不登校にはどのような段階があるのか、担任としてやってはいけないことは何かなど、本当に実践的な学習ができました。

見出しマーク多くの先生方と実践的な交流を深めたいと考えています。まず、気楽に学習会にご参加ください。


   学習会写真1 学習会写真2 学習会写真3
  
  1999年2月14日 第7回学習会      学習会の様子            質疑応答
  小田貴美子先生の実践報告
  「不登校生徒への対応」

    小田先生の本 小田先生の本 ( 「学事出版」より発売中です。大変参考になります )


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