タイトル |
著者名 |
投票得点 |
『白夜行』 |
東野圭吾著 |
+5点 |
昨今、読者に対してやけに親切というか、説明過剰な小説が多いけど、ややもすると読み手を馬鹿にしているような感じを受けたりもする。
本書は構成の緻密さ、巧さもさすがだが、個人的には「行間を読む」楽しさを久しぶりに堪能させてもらえた。 |
『青の炎』 |
貴志祐介著 |
+3点 |
倒叙ミステリとしての評価も高いけど、私は青春小説的な部分に惹かれました。 |
『スリー・アゲーツ』 |
五條瑛著 |
+4点 |
自分はグレアム・グリーンやジョン・ル・カレなど、生きる事についてまわる苦しみ、哀しみを通低音とする物語というのがエスピオナージの王道と思っている人間なんで、これはツボにはまりました。 |
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