JMAI 2000

インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2000
Japan Mystery Award on Internet 2000

xx
(オセラー)

タイトル 著者名 投票得点
盤上の敵 北村薫著 +5点
ネットではいろいろ批判があったようですが、私は北村薫の中でも屈指の名作だと思います。
←ネタバレ 視点の変化だけでどんどん状況を引っ繰り返していく手法、徹底してチェスに見立てられた構成には感嘆。
(車のトリックがキャスリングのメタファーだと気づきましたか?)
何より、北村薫が“悪意”を描いた、ということが私には重要でした。

しかし、チェスに見立てた理由はひょっとして“白も黒も本質的には対等だ”と言いたかったからなのでしょうか?(怖いな…。)

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インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞2000実行委員会