松浜の池のトンボたち

アジアイトトンボ(イトトンボ科)
池沼や湿地、水田などに生息する、本州ではもっとも普通に見られるイトトンボ。

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クロイトトンボ(イトトンボ科)
黒っぽい色をしたイトトンボ。抽水植物と浮葉植物が繁茂する池沼に生息する。オスは水草の葉の上になわばりを持ち、産卵は生きた水草の内に行う。

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セスジイトトンボ(イトトンボ科)
オス・メスともに背中側に黒いすじがある。オスは淡い青色、メスは黄緑色。抽水植物が繁茂する池沼に生息する。

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オオセスジイトトンボ(イトトンボ科)>
セスジイトトンボに似ているが、より大型。分布は局所的で、信濃川や利根川の下流域などに生息する。最近生育地が急激に失われている。

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オオモノサシトンボ(モノサシトンボ科)
腹に物差しの目盛りのような模様がある。国内では関東の利根川と新潟県の信濃川下流と宮城県に分布する。新潟県では松浜の池以外は絶滅したと思われる。

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コフキトンボ(トンボ科)
平野や丘陵の浅い池沼にすむ、シオカラトンボを一回り小さくしたようなトンボ。成熟すると腹部のあたりに白い粉でおおわれる。

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ショウジョウトンボ(トンボ科)
橙色をしたやや太身のトンボ。オスは成熟すると鮮やかな赤色になる。西南日本ではごく普通のありふれたトンボであるが、東北日本では産地が少なくまれである。

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ノシメトンボ(トンボ科)
赤とんぼのなかまで、もっとも大きくなる。腹部の色は橙色である。未熟なものは水辺を離れ林に中で生活し、9月中旬に水辺にもどって産卵する。

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チョウトンボ(トンボ科)
黒っぽい金緑色や紫藍色にきらめく大きなはねをもつチョウのような変ったトンボ。西南日本では普通にみられるが関東以北ではすくない。

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この他、キイトトンボ,ギンヤンマ,シオカラトンボ,アキアカネ,ウスバキトンボ,リスアカネなどのトンボが見られます。(松浜の池のトンボリスト

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