「治したいと思っているうちに結婚して子供ができたので忙しくてそれどころじゃなくなった」「もう結婚もしたし、今さら歯ならびなんて・・・。」お母様の中には案外そんな風に思っている方が多いですね。でも考えてみてください。その歯をいつまで使っていくのかと言うことを。歯ならびは決して見てくれだけの問題ではありません。
実際に当医院で治療を受けている○○歳のお母様は、知り合いが歯を悪くして、何軒もの歯医者にかかったが、義歯がうまく作れないと言われた、その理由は並びが悪くて長持ちする良い義歯の設計ができない、インプラント(人工の歯根)は骨が弱ってて適用できない、というもの。
知り合いの方が食べることができないと涙を流しているのをみて、まだ歯があるうちに治療に訪れたと言っておられました。
歯ならびを治さなければならない本当の理由はここにあるのです。歯は噛むためにあり、万一歯を失ってもきちんと噛める口内環境を整えておくことが重要だと言うこと。食べる事は一生続くのですから。矯正治療はけっして子供たちだけのものでは無いのです。
自分の歯が駄目になったら全部抜いて総入れ歯にすればいいとお考えのお母様は矯正治療などする必要はないでしょう。でもこれから何十年ものあいだ、自分の歯で食事したい、万一義歯になってもきちんとした設計のものを入れたい、そんな風に考えているお母様にとって、全体の噛み合わせや歯ならびをチェックしてみることは大切な意味があると思います。
当医院ではお子様の付き添いで見えられた、多くのお母様がご自身の矯正治療を始められています。そして皆さん一様に「治して良かった。」といわれます。人生あと半分残ってます。
ご自分のお口の中が、以下のような方は一度、ご相談下さい