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2013年9月6日

大好きな堀田さんにも会え、藤岡さんと3ショットを撮って頂きました。

高野君、O野も加わって。平山さんと沢山仕事をした“戦友達”です。

いろんな方達に会えました……、平山さんとのお話は、オフ会でもするでしょう。

 プロデューサーの平山亨さんが、遠い、遠い、遠い所へ旅立ってしまいました。
 平山さんが残していったものの大きさについて、ここで述べようとは思いません。そんな事をするとなると、原稿用紙が何枚あっても足りないし、それより何より、私の頭の中で、文章がまとまりません。言葉にも、文にもならないのです。平山作品のタイトルを並べて、見て下さい。私がここに、何か書かなくても、いつも、子供達の事を思っていた平山さんの気持ちが伝わって来るような気がします。
 
 8月4日。平山さんの御家族の御配慮(通夜、告別式は、親族のみ参列)により、平山さんとの対面が叶いました。まず、ショッカーO野と待ち合わせ、その後、藤岡弘、さん運転の車に拾ってもらい斎場へ。堀田眞三さん、高野ひろゆき君、鈴木美潮さん、新堀和男さん、大野剣友会の岡田勝さん等々、所縁の方々が大勢来場されていました。平山さんと対面。いたずらっ子の様な目は閉じたまま。二度と私を見てくれない。「ムフ、ムフ、ムフ……」という笑い声も、もう聞く事が出来ない。そんな事を思って顔を見つめた。
 帰り際、皆で写真を撮ろうという事になり、全員集合。平山さんの息子さんが手ぶらなのに気付き、遺影を持つように誰かが言う。
「笑っていいのかな?」私が言うと、美潮さんが吹いた。遺影を差し置いて、私がほぼ真ん中。失礼しました。
 帰り道、藤岡さんが、食事をしようと言い、ファミレスに入る。藤岡さん、藤岡さんのマネージャー、O野、そして私の4人。平山さんの思い出など、当たり障りの無い話をしていたのだが、私が何気なく言った一言が、藤岡さんの思いに触れたらしく、熱の入った話になり、気がついたら、2時間近く時が過ぎていました。 思いもかけず、こんなにじっくりと話が出来ると思っていなかったので嬉しかった。これも、平山さんが引き合わせてくれたおかげだなァ、などと思っていました。
 悲しいはずの1日が、嬉しい気分で締め括れたのは、やっぱり、平山さんの人徳なんだな、と、勝手に決めつけた1日でした。
 平山さん、ありがとうございました。
 平山さん、さようなら。
 
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 8月28日。佐々木剛さんに相談があり、剛さんの店『バッタもん』へ行きました。話はすぐ済み、お酒を飲んでいたら、『仮面ライダーX』の速水亮さん来店。速水さんも、私を“大作”と呼ぶ。
「大作、お前のホームページ見たけどさ、つまんねーな! 気取りすぎ」「なんだと!!」
 私は心で思い、口にも出す。ここから楽しい“ののしり合い”が、しばらく続く。
 剛さんが参加する。大きな声で、当時のギャラの事まで言い合う。最後には、笑いすぎて言葉にならなくなる。酔っぱらって店を出る時、大きく手を振りながら、「じゃーねー」と言うと、酒を飲まない速水さんも、ニコニコしながら手を振り返してくれる。
 みんな良い人だなァ。こんな愉快な気分になれるのも、やっぱり、平山さんが居たおかげなんです。平山さん抜きでは、今の私はありません。きっと、これからも、楽しんで行けると思います。きっと!!
 
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 暑さも、ようやく出口が見えて来そうですね。でも、油断してはいけませんよ。最後の最後まで、気を抜かないようにして下さいね。9月22日のオフ会でお会いしましょう!!
      それでは また。

金子 吉延

 
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