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私のコンピュ−タ−歴

世界初のワンチップコンピュ−タ−・インテルi−4004(1971年)、 続いてi−4040、i−8008、i-8080(1974年)、モトロ−ラM−6800、 i−8080A、 そしてザイログZ−80、M−6809。コンピュ−タ−が部品となって姿を現した時代。 8ビットコンピュ−タ−全盛の、インテル対モトロ−ラの覇権争いが始まった時代のお話し。 欲しくて欲しくても手に入らない貧乏人はとうとう怒って叫びました。 ”作ってヤル!”

初めて作ったコンピュ−タ−。

使用IC約200個、アルバイトのお金をつぎ込み、 2年掛かりで作った力作です。完成は1977年1月、命名TAM−7701。初めて電源を入れた時 はマジ、手が震えた。ハンド・ドリルで1つずつ穴をあけたパネルには赤いLEDが32個並んでいます。 いまから約20年以上前のお話。

M6800

ひたすらハンダ付けに励み完成したボード類。CPUはモトロ−ラの M−6800、世界初5V単 一電源で動作するCPU。完成当初、プログラムはパネル前面にあるマイク ロスイッチから1ビットずつ入力した。( 電源を切るとプログラムは消滅・・悲 しい!)メモリ−は2Kバイト。(1Kビットメモリ− * 16個)

自作のキ−ボ−ド。 (ダイナミックスキャニング方式)

アルミ・アングルに4キーで1個200円の電卓用のジャンク品キ−を16列並べ(当時、やっと市販 されたキ−ボ−ドは5万円もした)サイドは透明アクリル板によるスケルトンタイプ。背面は配線剥き出しオープンタイプ。先進的手作りキーボード。制作費約5千円。(現在、製品が3千円) ちなみに表示装置は家庭用TV。(32*16キャラクタ)

PROMライタ−を制作。(2708、2716用)

1Kバイトの、モニタ−と呼ばれた簡易OSを作成(マシーン語ベース)。当時創刊間 もない雑誌アスキーに持ち込んだが部分利用を要求され断固拒否・・・・。雑誌で公開された2Kバイト BASICインタ−プリタ−も組み込む。

その後 2号コンピュ−タ−を制作。

究極の8ビットCPUと呼ばれたモトロ−ラ M−6809。美しい命令体系。メモリ−は 64Kバイトフル実装、フロッピ−ディスク(片面単密度80Kバイト)。 自家製DOS装備(フロッピ−ディスクを制御するプログラム制作にさらに1年を費やし… 私の青春は過ぎ去った)アセンブラ−ベ−ス

その後インテルはIBM経由でDOS/Vへ、モトロ−ラはアップル・マックへと・・・ そうそう、コモド−ルのPETと言うのもありました。日本にはTK−80がありました。

あァ〜昔はよかった・・・・
 
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野川の風景

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追伸・・・・・その後、一時遠ざかっていましたが、又こりずにDOS/V世界の住人となりました。

DOS/V 1号。(93/9完成)

名も無き当時最新のVLバス搭載マザ−。486DX33,Memory 8MB, HDD540MB,X2CD-ROM,Win3.1(現在は133MhzCPU,32MB_memory,HDD4GBでVine_Linuxに変身)今も現役でPlamo_Linuxのテスト機となっています

DOS/V 2号。(96/12完成)

4000円のPCIバスマザ−、秋葉原でやっとみつけた中古Pentium90、 Memoryは32MB、 名も無きS3−Virgは8000円、先物買いで失敗のx4CD−ROM、 HDD1.2G、Win95(ただいま Linux = Free UNIX 同居中)・・・その後子供に没収されWindows機としてネットゲームに酷使されているようです