河原遺跡
川原遺跡
全長35m・三河地方最大の墳丘墓!


みつかった土器群
巨大な墳丘墓
川原遺跡では、一辺が27mの墳丘墓1と、35mの墳丘墓2
がみつかっています。墳丘墓2の周溝底からは弥生時代
後期の土器がみつかっており、また周溝内から、墳丘墓1
に伴うとも考えられる土器群がみつかっています。
ここから墳丘墓に関連する遺物を詳しくみることができます。

粘土貼りの埋葬施設
埋葬施設
墳丘墓1からは、墳丘上の12ヶ所で埋葬施設がみつかって
います。組合式木棺を使用していたと考えられ、中には棺の
周囲に故意に粘土を貼った埋葬施設も確認されています。
一部を除き、おおむね北か西に頭を向けて埋葬されたよう
です。

古墳跡
削平された古墳
また、墳丘墓2の上に、古墳時代中期の方墳がみつかりま
した。一辺12mほどの大きさで、周溝が確認されています。
尾張地方の松河戸式期に並行する時期の方墳だそうです。

竪穴状遺構
竪穴状遺構
この方墳と同時期の遺構として、隣接して築かれた竪穴状
遺構があります。合計2基がみつかっており、内部からは古
墳に関連する祭祀に使用した、と考えられる土器がみつか
っています。

川原遺跡の遺構図はこちらでご覧いただけます。

川原遺跡の現地説明会の案内はこちらです。

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