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文明戯研究
*旧名称文明戯資料。当HP内の文明戯関連ページをまとめました。
●文明戯劇団上演演目資料研究
*HP容量の関係でワンドライブに収納
申報所載春柳社上演広告(全文、pdfファイル)
原載『長崎総合科学大学紀要』第二十九巻一号(1988)、同二号(1988)、第三十巻二号(1989)、第三十一巻二号(1990)
新民社上演演目一覧(全文、pdfファィル)
原載『摂大人文科学』九号(2001)
民鳴社上演演目一覧(全文、pdfファイル)
翠書房 2003.2
●論文
(編集中)
(試行版)*本サイトが初出、pdfファイル(2010)
まだ不十分点が多いのですがご了解ください。随時改訂版を掲載していきます。
**『《申報》掲載文明戯劇評』完成版が刊行されましたので、試行版掲載を打ち切ります。(2017.11.27)
●平成24年度(2012)演劇映像学連携研究拠点(早大演劇博物館)公募研究課題「文明戯の多角的研究」(研究代表者・瀬戸宏)
7月14日(土)合評会
王鳳霞『文明戯考論』(広東高等教育出版社 2011.7)
緒論・第一・二章 平林宣和
第三・四章 陳凌虹
第五・六章 鈴木直子
第七・八章 瀬戸宏
第九・十章 飯塚容
合評参加者はいずれも詳細なレジメを用意し、さまざまな角度から『文明戯考論』の持つ意義と問題点を指摘した。文明戯の上演関係についての多くの新事実を新聞などを用いて発掘した王鳳霞氏の努力が高く評価されると同時に、王氏が提出した文明戯の概念規定やそれと本書全体の構成の関係などに、批判的なものも含めて多くの意見が出され、活発な討論が繰り広げられた。
研究課題「文明戯の多角的研究」にふさわしい合評会であった。
11月10日(土)
新潮演劇与新劇的発生学術研討会(第二回清末民初新潮演劇学術研討会が名称変更)・事前研究会
飯塚容 文明戯劇本的六種類型
鈴木直子 洪深『趙閻王』の新劇としての意義
瀬戸宏 再論春柳社在中国戯劇史上的位置−兼談中国話劇開端是否春柳社
平林宣和 古装新戯与京劇国粋化−1910年代京劇之新・旧・古
陳凌虹 “新劇倶楽部”史料拾遺
李苑儒 張維賢と台湾新劇−レパートリーの考証と分析
各自の論文内容を報告し研究グループの相互理解を深めるとともに、11月30日の論文締切に向けて論文内容を練り上げる一助とするのが、この研究会の目的であった。報告内容はいずれも文明戯を直接扱うか、それと密接な関連を持つもので、いずれも研究課題「文明戯の多角的研究」にふさわしい報告であった。年末のシンポジウムのよい予備討議になり、たいへん有意義であった。
12月22日、23日
“新潮演劇与新劇的発生”国際学術研討会(中国北京・前門建国飯店)
飯塚容 文明戯劇本的六種類型
鈴木直子 洪深『趙閻王』の新劇としての意義
瀬戸宏 再論春柳社在中国戯劇史上的位置−兼談中国話劇開端是否春柳社
平林宣和 古装新戯与京劇国粋化−1910年代京劇之新・旧・古
陳凌虹 “新劇倶楽部”史料拾遺
李苑儒 台湾新劇発展的源頭与脈絡−従商業劇場里的<改良劇>到知識分子的<新劇>
魏名ショウ 以多種視覚重新探討論《K奴ユ天録》
大江千晶「穆儒丐思想軌迹之一端−以旧劇改革為中心」
この間の各メンバーの研究成果を中国語で発表した。中国側参加者との討論も活発で、たいへん有意義なシンポジウムであった。論文集の刊行も予定されている。三年後に杭州で文明戯、新潮演劇のシンポジウムを開催することも確認された。