まずこちらは珍しいミニクレーン付きのT2000(13尺)で、徳地町のとある石材店前で撮影したものです。3点支持ゆえの不安定さは残りそうですが、重い岩石の積み降ろし作業にはさぞや重宝したことでしょう。
この個体は後にシックなダークブルーに全塗装されることになるのですが、私はその姿もバッチリ記録に収めています。
余談ですが、この石材店の裏手には同じくダークブルーのT1500の廃車体が放置されていました。ちょっとディープな「T」ユーザーだったのかも・・・。
(1981.11 山口県佐波郡徳地町) |
これはまた珍しいT1500の消防車仕様です。有名なホープスター号を撮影するためにみろくの里という観光施設を訪ねた際に、偶然開催されていた消防旧車の展示会にて撮影に成功したものです。
じつはこのベース車両、サイドミラーが右側のみで、しかもドアサッシ部に装着されるという、超初期型の特徴を兼ね備えた、ただならぬT1500なのです。
元々は四国で活躍していた車両だそうですが、このあと綺麗にレストアされる予定である旨の説明がしてありました。
(2003.4 広島県福山市藤江町)
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