バリエーション紹介のページにも登場したこの「T」のショットは、広島で開催されたクラシックカーフェスティバルでのひとコマです。
レストアされたばかりというこの13尺車の出来はまさに「完璧」なもので、外装のラバー部品は黒々と光沢を持ち、荷台の床板も真新しい木材が揃い、さしずめ東洋工業の府中工場からたった今ラインオフしてきたばかりの新車といった風情でした。私が暫し目を奪われ立ち尽くしてしまったのは言うまでもありません。
(2001.5 広島県高田郡高宮町) |
こちらはとある整備工場裏に置かれていた10尺車ですが、ナンバープレートがないのが信じられないくらいキレイなクルマでした。おそらく車検切れになって引き取られたばかりの状態でしょう。
バリエーションのページでも紹介した青緑色の麗しいボディカラーを保持しており、その表面には艶が十分に残っていました。屋根付き車庫かそれに匹敵する保管場所にて、こまめな手入れを受けていたものと推測されます。
(1981.8 山口県柳井市)
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