メンバー及び研究テーマ
            

名前:西村久美
研究テーマ:隠れマルコフの等価性とエントロピー
Q.研究テーマについて簡潔に説明をお願いします。

    2つのマルコフ鎖に基づく隠れマルコフ情報源が確率過程として等価であるため
の十分条件から、与えられている隠れマルコフ情報源と等価である1つ以上の隠れ
マルコフ情報源の導き方を求め、離散力学系の一般問題への応用を試みました.ま
た確率過程として等価である2つの隠れマルコフ情報源は必ずしもエントロピーが
一致しないことを明らかにしました.
Q.この研究室を選んだ理由は?
    公務員志望だったので自由度の高い研究室がいいなぁと思ってこの研究室を選ん
だのですが、実際入ってみると予想以上の自由さでした(笑)公務員試験の方を優
先させてもらったので、結局本格的に研究を始めたのは10月.間に合うか不安でし
たが藤崎先生のお導きでなんとか研究発表まで辿りつくことが出来ました.

名前:吉川大介
研究テーマ:禁止語を用いた場合のde Bruijn系列の特性
Q.研究テーマについて簡潔に説明をお願いします。
    以前鍋島先輩が研究したこともあるde bruijn系列というものと、そこからより
相関特性に優れた系列を作れないかとde bruijn系列を基にして禁止語を持たせた
系列の二つを作り、その相関特性を研究したのものです。やり始めた当初は自分も
そのテーマを理解するだけで苦労しました。そこから鍋島先輩の残したプログラム
も参考にして自分のプログラムを組み上げて、そこからさらに相関特性を調べるた
めにひたすらプログラムを走らせて…。四苦八苦して進めていきました。自分の働
きにどこまで意義があったかは今後あなたが自分の研究テーマに関わるならばわか
るだろうと思います。
Q.この研究室を選んだ理由は?
    ずばり、他の研究室に比べ拘束されにくいという点です。自分も元は大学院への
進学を希望していたので拘束されないのは好都合だったからです。といっても研究
せずに卒業できるわけありません。ある意味最も自主性を求められます。すべて自
己責任ですので予め周囲との密な連絡を心掛けておかないといろいろ痛い目を見ま
す。自分のように。すべて自分で進めていけるのならば、最高の環境であるといえ
ますが。