例えばコイントスを行って、表なら+1点,裏なら-1点として点数を集計していく、
という作業を1000回繰り返す。1000回1セットとしてこれを1000セット行う。す
ると、点数が+-を交互するようなセットよりもずっと+なら+のまま、-なら-のま
まというセットのほうが多いという結果が得られるんじゃないかなと思います
（結果が得られる確率のほうが高い）。
    これがランダムウォークにおける逆正弦定理というもので保証されている事柄で
す。僕はこの定理についての論文を書くためにいろいろとがんばって料理してみま
したが、出来上がりは見た目お粗末でなんとも美味しそうでないようなものになっ
てしまいました。でもまあ自分で食べる分なわけだしいいかな、って感じです。と
ても人様にオススメできる代物ではないのですが、よければ味見してやって下さい。

    自主課題研究で確率微分方程式について取り扱いました。最初にこの言葉を聞い たときにその言い回しがとても素敵に感じました。カクリツビブンホウテイシキ。
自主課題の産物についてはこれまたひどい有様でしたが、それでも楽しかったです。
そんな理由です。