日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 97

top

11/29
まったく導入の意志がなかったカーナビ。以前は東京都、千葉県、茨城県、と三冊の道路地図があれば私の行きたい場所はほぼ網羅されていたのだ。大阪府の地図は前からあった。引っ越し以来、導入した道路地図は滋賀県、奈良県の二冊。合計六冊の本が助手席の下に放り込んである。今回、和歌山県の地図が欲しくなった。近々、京都府と兵庫県のやつが必要になる可能性が....。

11/27
ブレードランナー/ファイナルカット」二週間限定の公開なので、気をつけないと。梅田ブルクという劇場は阪神百貨店の裏側に位置していた。大阪ではおしゃれな紳士淑女たちが集まるビルヂングであるらしく、ジャージの上着にジーパン、サンダル履きのファッションのワタシには場違いな所であった。映画館で観たのは22年か23年ぶり。前回はもちろん1982年のオリジナル版で、西梅田の名画座、大毎地下劇場での観賞だった。わかりにくいけど、ビルの谷間から覗いている黒い陰影が丸ビルなのだが、その向こうが堂島(西梅田)である。この映画を観るのは、やっぱり夜の時間帯がふさわしいでしょう。オリジナルと比べて一番わかりやすい変更点はハリソン.フォードのナレーションがなくなったのと、ラストシーンがカットされた部分だが、1991年の「最終版」とどう違うのかは見分けられなかった。
集まった観衆たちは99%が男。ほぼ僕の同類達である。オタクだ。次回、ここに来る事があるのなら、もうすこし服装に気をつけようと思った。
ヨドバシカメラでブラウンの網刃4700を購入し、地下鉄御堂筋線に乗って帰宅した。
  

11/26
一週間前のネタだけど「超立体映画 ゾンビ3D」。ゾンビの原点はジョージ.A.ロメロ監督の「ナイト.オブ.リビングデッド」だそうだ。これはそのリメイクらしい。
非常に面白かったので、おすすめしたい。死体が動き出して、人間を食らうという秀逸な発想の原典なのだ。そして、3D眼鏡がもらえるのだ。右目に赤、左目に青のセロハンが貼ってあるのだが、これを装着し、左目をつむって右目だけで見るとタ−ミネ−タ−みたいな視界を味わう事ができます。ちなみに青信号が見えなくなります。

11/20
熟睡出来ないだろうと言われそうだが、思いのほか具合がいいので、引っ越し以来半年間、畳の上に寝袋で就寝してきたのであるが、寒くて風邪をひいてしまったので、通常の布団をセッティングした。畳の良さを再認識したので、ベッドは当面使わないつもり。破棄する事も検討する。キッチン兼食事室のコタツに掛け布団を。今日から我が家は冬仕様である。

11/18
寒くなって来た。「ブレードランナー/ファイナルカット」いったい何個目のバージョンなのだろう。今度は劇場で公開されるという。新宿と梅田。2館だけのようである。もちろん見に行くつもり。初めてこいつを鑑賞したのは大阪在中の映画ファンならば絶対にお世話になった経験があるだろう、西梅田にあった大毎地下劇場なのだ。

11/13
図書館なんて西暦2000年の夏に船橋市の中央図書館に行って以来である。あのときは館内が凄い混雑で冷房が効いてなく、しかも騒がしかったので、ぜんぜん落ちつかなくて30分もいないまま、表に逃げ出したのだ。そのまんま足が遠ざかってしまった。堺市の中央図書館は仁徳天皇陵の向側、大仙公園によりそって建っている。「アヒルと鴨のコインロッカー」は全部で六冊、蔵書があったが、すべて貸し出し中であった。やっぱり人気があるのだ。数年の間にコンピュータ−ネットワークが飛躍的に発達していて、市内にある十数件の図書館の蔵書が全部、検索できるようになっている。閲覧室に備え付けのコンピュータ−はもちろん、自宅からでも利用できるのだ。今回は受け付けカウンターで予約してきたけど、次回からは自宅で検索して、自宅で予約し、電子メールで知らせてもらうことにする。いまさら驚くのは時代遅れなのかもしれないけど、なんと便利な施設に気が着いていなかったのか。もしかしたら映画館の次に入り浸るかもしれない。

11/9
  
 
せっかく近くに越して来たので、母校の大学祭を覗いてきた。十数年ぶりである。前回は卒業してから何年も経っていない頃だったので、在校生にも知り合いが多く残っていて、学生達に紛れ込んでも違和感がなかったけれど、いまや彼等の親でも通用するような年齢になってしまった。派手な手書きの巨大な看板が林立する光景はどこの大学でも見られたが、現在でも同じですな。「アルコール類の持ち込みは禁止」とあり、ここだけは僕の時代と変わったところである。そのぶん風紀が乱れる事が少なくていいのかもしれない。あの退廃的なムードも楽しくはあったけど。飲食物の散乱もなく、学内は綺麗で、学生達もみんな小奇麗。最寄りの駅から無料の送迎バスが出ていたが近いので歩いて行った。橋を渡ると校門があり模擬店が並んだ通路を抜けるとメインの学舎がある。広場に手作りの特設ステージが設けられ、司会者が何やら一生懸命にしゃべっている。

近隣の住民だと思われる親子連れなども見受けられ、盛況である。現役時代は僕も模擬店を作っておにぎりなんかを売ったけど、舞台裏が想像できてしまうので、ここで買って食おうとはあまり思わないなぁ。雰囲気を味わえれば充分だ。ちゃんと手を洗って食いモン焼いてる?男子の料理は特に注意だと思う。なに?自分といっしょにするな?ゴメン。

「今話題になっている、地球温暖化。3号館3-313教室で展示をしていますので、この機会に自分たち未来を考えてみよう!!」手書きのビラをもらった。イラストは「タッチ」かな?あだち充のキャラクターなのは間違いない。今日は目的があって来たわけではないので、学内をぶらぶら歩いて帰ってきただけだった。あたりまえの話だけど、もう僕のような人間が行く場所ではなく、学生と研究員がいるべき所なのだった。お祭り期間だからなんとか入れてもらえたのである。

帰りはまた駅まで歩いた。本が読みたくなった。一般人が自宅以外でじっくり本を読む所といえば、公共の図書館、か。一度利用してみようかな。登録すれば無料で本が貸し出してもらえるのだろうか。「アヒルと鴨のコインロッカー」とかあるのかな。wabで検索してみよう。

11/7
大阪湾の夕暮れ。堺浜シーサイドステージ、海を背景にした広大な駐車場が平日はガラガラである。500円のワンコイン上映で「バベル」をやっていたので、二回目だけど、観賞してきた。この作品の音楽が好きだ。劇中で登場する新宿、渋谷の風景が懐かしい。ラスト近く、都内のどこかの食堂で、二階堂智扮する刑事がテレビのニュースを見ながら焼酎を啜っている場面、なんとも哀感があってよいのだ。

11/6
ALWAYS 続,三丁目の夕日」と「アフロサムライ」をハシゴする。アフロに出てくる仇役、クマは、いわゆるダ−ス.ベイダ−ですな。サミュエル・L・ジャクソンは「スネーク.フライト」とか「ブラック.スネーク.モーン」とか「スター.ウォーズ」とか、僕好みの作品に多数出演している俳優なのだ。今度は黒人のサムライじゃ。「俺はアフロサムライにならねばならない」というコメントが素晴らしいではないか。う〜んもう一度見たいぞ。


らくがき帳日記帳リンクホーム