日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 79

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5/25
TSUTAYAで「ER」(第四シーズン)全十一巻のVHSビデオが1500円だった。米国のテレビドラマはまったくと言っていいほど見ないのだが、ジョージ.クルーニーが好きなので衝動買いしてしまう。今、アパートの外壁工事でスカパーが視聴できないからちょうどいい。医者の群像劇をゆっくり観賞してみよう。これは昨夜のこと。
起きたのは正午近く。昼風呂に入った後、自動車に乗って最寄りの銀行へ。ATMで現金を引き出し、窓口で水道と下水料金の支払いをした。さらに運転して東京電力へ。窓口で忘れていた三月分の電気料金を支払う。また運転して駅前の有料駐車場に車を停めてバス停前の三菱東京UFJの無人ATMへ行き現金を預ける。約5分、散髪屋まで歩いていって、ワイドショーのみのもんた(だと思う)の人生相談を聞きながら髪を刈ってもらう。また駅まで歩いて二件目の売店で全国紙の朝刊を発見し購入して、スターバックスでアイスコーヒーを飲みながら読む。気になったのはイチローの打撃結果と秋田の男児殺害事件と自民党の次期総裁選挙の記事。店を出てJRの高架下の横断歩道で信号待ちをしているとき、日陰にさしかかったトヨタの3ナンバーのヘッドライトが点灯するのを目撃する。高架は幅50メートルにも満たないようなわずかな距離だ、10秒ほどで通過できる。運転手がわざわざスイッチを入れるとは思えない。という事はトヨタの一部の車種ではトンネルに入ると自動的にランプが点くするシステムになっている、の?自動販売機で伊右衛門のペットボトルを買っていると横のラブホテルからアベックが出て来た。女の子が可愛かったので少し妬けた。駐車料金は800円だった。神社へと続く旧商店街の前の道を通過して湾岸道路へ。JOMOのセルフスタンドでレギュラーガソリンを3000円分給油する。23.44リットル入った。帰宅する前にもう一ケ所。ニューポートタウンのイエローハットでエンジンオイルの交換とタイア圧の調整を依頼。待っている間にブックオフで「こち亀」(149巻)と細野不二彦の「ビールとメガホン」を買い、ユニクロで夏物の半袖シャツを二枚買う。携帯電話が鳴って「お車のオイル交換が完了しました」と。会員カードのポイントがたまっていたので割引が利いて料金は180円だった。自宅に戻ってバターピーナツをつまみに伊右衛門を飲みながら約2時間を過ごす。午後6時、再び車に乗り込んで湾岸道路をシネマコンプレックスに向かって飛ばす。6時55分からの「キャッチ.ア.ウェーブ」を観賞。ふぅ。

5/14
約3年ぶりの高田馬場。友人とアジア料理のレストランに行く。中華や韓国料理ではなく、インドシナ料理の店である。インドシナというのがアジアのどの地方を指すのか正確には良く知らない。字面から想像するにインドもしくはインドネシアに近い地域を言うのだろうと想像するのだが、ここの場合はカンボジア料理である。
僕の好きな映画に「地獄の黙示録」というのがあるのだが、主人公のウィラード大尉がベトナムから河を溯って到達するのがカンボジアだったと記憶している。カーツ大佐は王国の宮殿で、このような料理を食っていたのだろう。生春巻きが絶品なのだが、油で揚げた海老の春巻きもなかなか旨い。

5/11
渋谷の台所家で寿司を食う。写真はサーモンとかっぱ巻きとビール。サーモンは焼き塩を少し振りかけて食うとさらにうんまい。他にはイカ(烏賊)、はまち(鰤)、あじ(鯵)、さば(鯖)、こはだ、など。一度食べてみたいメニューにクジラ(鯨)があるのだが、いまだに注文した事がない。現在でこそ鯨はめったにない食材になってしまったけれど、僕の子供の頃なんて学校の給食のおかずの定番だったし、牛肉や豚肉に比べても割安で、晩飯のメインとしてもかかせないもので、食べまくっていたものだが....。いつ頃から鯨を食えなくなったのだろう?70年代の後半くらいだろうか?気がついたら食卓から消えていた、という印象である。台所家では400円皿のネタになっており五種類あるランキングの中では二番目に高いという高級食材になってしまった。

記憶の中の鯨の焼肉は固く大味で、牛肉や豚肉に比べても食べやすいものではなくて、6才の僕は母ちゃんに「え〜、鯨〜、豚が食べたいよ〜」なんて言っていた記憶があるようなないような....。

きゅうり(胡瓜)も好きな寿司ネタのひとつ。口の悪い友人からは「お前は寿司屋の友やな」などと言われている。かっぱ巻の原価は安いから、寿司屋の利益のアップに貢献するお得意さんだという意味なのだ。シャリでくるんだシャキシャキの胡瓜に新しい海苔を巻いてワサビと醤油を効かせて食らうかっぱ巻は寿司にはかかせないと私は思う。

トロの炙りというネタも一度食べてみたいと思っているのだが、これも何故だかまだ注文したことがない。まな板の上に置いたトロに、ノズルの付いたキンチョールみたいな形をした携帯用のバーナーで火を浴びせて半生状態にし、にぎるのだ。慣れた客は品書きにはないネタを炙ってくれと板前さんに頼んでいたりするのだが、常連客でもないので、頼むには躊躇してしまう。

5/7
ひさしぶりに「ターャジス」のトラックに遭遇。「くらいめ京東」ですか。暗い目をしてなにか人生に悩んでいるのですか?敵だと思っていた人物から、
「だのな親父の前おが私」と言われたとか。

5月3日からの三連休で「華麗なる一族」(上)(中)(下)を一気に読んでしまった。都市銀行の合併は昭和40年代の中頃から中央の政策だったんですな。1990年代に僕が口座をもっていた「三和銀行」と「三菱銀行」。「三和」は関西だし、「三菱」は東京の名門だし。どう考えても水と油のような感じがするけれど。
「三和」+「東海」=「UFJ」
「三菱」+「東京」=「東京三菱」
を経て「三菱東京UFJ」になっちまっただよ。ものすごい違和感のある合体じゃ!
「阪神タイガース」と「中日ドラゴンズ」が合併した球団と「読売ジャイアンツ」と「西武ライオンズ」が合併した球団が再合併して「阪神中日東京タイゴンズ」ができたような感覚か?ものすごいマンモス球団で最強のようだが、本拠地を甲子園にするか東京ドームにするかで議論が沸騰しそうだし、監督は岡田か原か、いや落合か、とか、さまざまな紛争が起るであろう。今のファンは全国区の球団には思い入れしない。

銀行は違う、スポーツといっしょにするんじゃない、とか言われそうだが中で働いているのは生身の人間だ。誕生した背景もあれば感情もある。はたしてついて行けるのか?僕は関西に本社のある会社の東京営業所で働いているからわかるが、関西人と東京人の感覚の溝は日本海溝のように深いぞ。地方の法則が東京(すなわち全国区)で通用しないことに深い苛立ちを覚えるのはとくに関西人(もっと言えば大阪人)に顕著な感情なのだが、「三和銀行」や「東海銀行」にこだわりを持って融資を受けていた地元の大型顧客の人達、たとえば「岡田支店長」や「星野支店長」に世話になって「あんたやからこそ預ける!」との思い入れのある「阪神特殊鉄鋼」の万俵専務が、いくら合併したとはいえ、「東京銀行」からやってきた「原支店長」の名刺を簡単に受け取るとは思えない。僕なら、「あんたじゃ話にならん。岡田さん呼んで来て」なんて言いそうだわ。


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