9/21(木)
空は相変わらず曇っているが、天気予報は良好なので、ルガーノLuganoに向かう。ブルーノ・ワルターやヘルマン・ヘッセが暮らしたスイスのリゾート地である。直通ならば国鉄で30分くらいのはずだが、スイス国境を越えたキアッソChiasso乗換えしかなく、接続が悪く、しばらくキアッソの駅で待ち合わせ。ルガーノ駅は小高い丘の上にあり、駅からチェントロまでケーブルカーで降りるが、このケーブルカーからスイスフランが必要になる(駅にカンビオCambioがある)。日差しが強い。チェントロにSAYONARAという屋号のトラットリア発見。湖畔をめぐるお猿の電車みたいな遊覧バスに乗る。カジノもあり、観光客もたくさんいて、コモよりずっと賑わっているが、圧倒的に老人が多い。
ルガーノのさよなら
湖畔を巡る観光バス
湖の対岸にあるイタリアの飛び地カンピオーネCampione dユItaliaに行ってみることにして、バスに乗る(遊覧船も出ている)。ここのバスはイタリアと違って乗車のときに運転手に直接料金を支払うシステム。約20分ほどでカンピオーネに到着。カジノの他には何もない小さな町である。眺めは良いが、どうにも時間のつぶしようがない。
余談だが、ルガーノ駅の有料トイレ、おばちゃんが待機しているのではなく0.5フランコインしか受け付けないオートマチックなので要注意。
帰りもキアッソ乗換えの電車だったが、ちょうど高校生の下校の時間、喫煙車両(1両をドアで分割していることが多い)はタバコを吸う高校生で一杯である。一方、禁煙席はがらがら。キアッソからイタリア方面への入り口は別になっており一応税関などもあるのだが、何かの役にたっているのだろうか。
ルガーノ駅前から湖を望む
コモ駅の電車 これも落書きだらけ
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