COMO1
9/18(月)
今日はコモまで移動。Hotel Baglioniの目の前には地下道の入り口があり、中央駅(Firenze. S. M. N)につながっている。スーツケースを引っ張っての移動には大変便利。
11時13分発ミラノ行きEUROSTARにて約3時間、、ミラノ中央駅に到着。ここでコモまでのEUROCITYに乗換えなのだが、インターネットのFSのページで調べておいた列車が掲示板には見あたらない。そもそもどこ行きの列車に乗ればコモを通過するのかもわからない。しばらくうろうろしてようやく時刻表でBERN行きに乗ればいいことが判明したが、もう出てしまっていて、次の列車まで1時間ほど時間が余ってしまい、構内のだだっ広いセルフサービスレストランでまずい食事を済ませる。駅のトイレはおばちゃんがふたり待機しておしゃべりしている有料トイレ、200リラ玉を置いて入ろうとしたら、“旦那、300リラでっせ”料金は決まっているのだった。
ミラノ中央駅からFSのComo San Giovanni駅まではEUROCITYで一駅、約45分。外に出ると少々肌寒い。駅から湖畔までタクシーは基本料金範囲、10000リラで足りる。ホテル・メトロポール・スイスは湖に沿ったラリオ通りLungalarioとカヴール広場Piazza Cavourに面する絶好のロケーションだが、広場には人通りも少なく、大混雑のフィレンツェから来ると淋しいくらいである。部屋は5階のレイクヴューだが、コモ湖は<人>字形に折れ曲がっているので期待したアルプスは見えない。結局、アルプスが見えたのは船の上からだけだった。
スーツケースをひろげて一息ついてからコモの街の偵察に出かける。ドゥオモDuomoと現在修復中の旧市庁舎Broletteが並ぶドゥオモ広場Piazza del Duomoから商店の並ぶ路地を抜けてサンフェデーレ教会Chiesa di San Federe,前の広場、そこから更に300メートルくらい、ホテルから合計1Hほど歩くともう旧市街の城壁の門に達する。ここから新市街が大きく広がってコモ市全体は決して小さな街ではないのだが、観光客の用事がある旧市街centro storicoは小さい。拍子抜けした感じで港に戻り、Navigazione sul Lago di Como の窓口で遊覧船の時刻表をもらう。明日コマチナ島Isola Comacinaのリストランテに行くつもりなので、船の時間を確認してからリストランテに電話で予約をいれる。クレジットカードが使えない旨、念を押された。
コモのドゥオモ
サン・フェデーレ教会
町中にあまり美味しそうな店が見あたらなかったので、今夜の夕食はホテルのリストランテで済まそうと思い、出かけたが、予約でいっぱいと断られる。後でガイドブックを見ると、このリストランテIMBARCADEROは19世紀創業の有名店だそうが、このときはまだそんなことは知らないので、なんてこった、と憤慨。しかたなくドゥオモ近くのホテル併設のリストランテにて夕食、あまり美味しくないが、幼そうなカメリエーラに勝手にフランチェスカという名前をつけてハーレクイン風物語をでっちあげ気を紛らす。カヴール広場のバールで少し酒を飲むが、客も少なく、なんとなくオフシーズンの避暑地の雰囲気がただよっていて淋しくなる。
ホテル・メトロポール・スイス
船の案内所兼チケット売り場
(インターネットで時刻表が確認できる)
HOME
ITALIA2000TOP
次のページ
前のページ