読書メモ'99
転がってしか読めない怠惰な読者である。ゴロゴロしながらページをめくる。そのうちに眠くなる。ウトウトしたのちに、また読み出す。そして、読んだ端から忘れていく。何だ意味ないじゃん、であるが、私にはこれこそ最大の娯楽、至福の時なのだった。
ある日、忘れたはずのあの本の、どこかのページのフレーズがひとつ、ふとした瞬間によみがえる。その時の情景や心にかかる何かを表現しようとして、散らかった頭の引き出しのどこかからズルリと出てくる。 わお、スリリング。
このノートには、おいおい感想や関連事項を追加するつもりです。
99年1月1日〜
- 老人力 赤瀬川原平(筑摩書房)
- 十一番目の戒律 ジェフリー・アーチャー (新潮文庫)
- アメリカ文学史 講座1 亀井俊介 (南雲堂) 副題 新世界の夢
- アメリカ文学史 講座2 亀井俊介 (南雲堂) 副題 自然と文明との出会い
- 文学なんかこわくない 高橋源一郎 (朝日出版社)
- 母の魂 ジョン・アップダイク他 (飛鳥新社) アンソロジー
- さよならバードランド ビル・クロウ (新潮文庫)
- 存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ (集英社文庫)
- うずまき猫のみつけかた 村上春樹 (新潮文庫)
- 日本語がもっと面白くなるパズルの本 清水義範 (光文社文庫)
- アマニタ・パンセリナ 中島らも (集英社文庫)
- トリエステの坂道 須賀敦子 (新潮文庫)
- コルシカ書店の仲間たち 須賀敦子 (文春文庫)
- ヴェネツィアの宿 須賀敦子 (文春文庫)
- 病院で死ぬということ 山崎章郎 (文春文庫)
- 愛しきアメリカのバラッド 本間千枝子 (徳間書店)
- 花弁を光に透かして 高樹のぶ子 (朝日文庫)
- 居場所がない 伊藤比呂美 (朝日文庫)
- 日本語練習帳 大野 晋 (岩波新書)
- 新解さんの謎 赤瀬川原平 (文春文庫)
- ブリージング・レッスン アン・タイラー (文春文庫)
- こころの処方箋 河合隼雄 (新潮文庫)
- 訊く 中島らも (講談社文庫)
- 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか 村上春樹 (新潮文庫)
- 少年H 妹尾河童 (講談社文庫)
- ヘミングウェイのスーツケース マクドナルド・ハリス (新潮文庫)
- ユルスナールの靴 須賀敦子 (河出文庫)
- 逢う 中島らも (講談社文庫)
- 医者が末期がんになってわかったこと 岩田隆信 (角川文庫)
- もてない男 小谷野敦 (ちくま新書)
- アクシデンタル・ツーリスト アン・タイラー (早川書房)
- ここがホームシック・レストラン アン・タイラー (文春文庫)
- ミラノ 霧の風景 須賀敦子 (白水Uブックス)
- カルヴィーノの文学談義 イタロ・カルヴィーノ (朝日新聞社)
- 続・医者が末期がんになってわかったこと 岩田隆信 (角川文庫)
- パッチワーク・プラネット アン・タイラー (文春文庫)
- ピアニストという蛮族がいる 中村紘子 (文春文庫)
- 夜のくもざる 村上春樹 (新潮文庫)
- 本当の戦争の話をしよう ティム・オブライエン (文春文庫)
- ニュークリア・エイジ ティム・オブライエン (文春文庫)
- 自分のこころをどう探るか 岸田秀+町沢静夫 (集英社文庫)
- 邪眼鳥 筒井康隆 (新潮文庫)
- 失踪 ティム・オブライエン (学習研究社)
- スリッピングダウン・ライフ アン・タイラー (文藝春秋)
- 歳月の梯子 アン・タイラー (文藝春秋)
- あるようなないような 川上弘美 (中央公論社)
- The Complete Idiot's Guide to American Literature Laurie E. Rozakis, Ph.D (Alpha Books)
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updated 12/15/99
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