1999年7月26日(西表島最後の夜)
今までの所,西表島でのクワガタ採集は殆ど失敗状態である.今晩こそはと思い,早めに旅館を立つ.
ここ,琉球大熱帯農学研究所は西表島唯一の?夜間でも明るく,水銀灯のある施設である(と思う?).施設は道路を隔てて,東に3棟,西に1棟の構成となっている.東の一番大きな建物の前が車のロータリーになっており,左右に2個の水銀灯が有る.また,この建物の裏と真ん中の建物に実験室らしき部屋が有りとても明るい.西の建物は正面と天井に小型のライトがついているが,建物の裏に回ると2個の非常に明るい水銀灯が有る.以上の点を考慮して採集すると良いと思うのだが・・・・
いつもよりも早く到着し,ルッキングを開始するが,クワガタは見つからない(^^;;;
建物の裏に回ると急に拓が叫ぶ”ヘビや!”,びっくりいきなりサキシマハブとご対面である.お〜〜〜〜こわ(^^;;;
街灯に来た昆虫を狙っているのだろうか?続いて,天井で交尾しているヤモリを見つける.拓が言うには”結婚”だそうな!ちなみに西表島では2種類のイモリに出会うことが出来る.普通のヤモリ?とこのホオグロヤモリである.ホオグロヤモリは”ケ!・ケ!・ケ!・ケ!”と甲高い声で鳴くので直ぐに解る.
雨が降ってきた.かなり激しい(^^;;;
また駄目かな?と思っていると,いつもの親子がまた現れた.どうかと聞かれたので”駄目です!”と答えた.雨の日は駄目とのこと.しばらく見回りして帰って行った.
とにかくあきらめきらない私たち親子は近くの自販機にジュースを買いに行き一服した.30分程度経っただろうか,雨があがり,気温が上昇してきた.しめしめ(^^)
再びルッキングを開始する.
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