くぬぎ生オガ100%+ふすま添加発酵マット編

 うー、そろそろ疲れてきた。んが、まだまだ続きますよ!さて続いては、昨年11月の終わりにたまたまあっしに会ってしまったがためにノコの幼虫5頭を殆ど無理やり押し付けられてしまった夕凪氏の飼育結果を報告するとしよう。本人に書いてもらおうと思ったが、いつものやんわりとした口調でキッパリ拒否されてしまった。少しはおっちゃんをいたわっちくり〜!(^^;;

 夕凪氏は、ベースマットに朽木マットではなく、なんとくぬぎ生オガ100%のマットを使用していたのであった。やはりこれにはわけがあり、矢内SPを作ろうと思って生オガを取り寄せたら、朽木マットを置く場所が無くなってしまったために使用したとのことである。なんとも東京らしい話である。このマットにふすまのみを容量比で約10%を添加し発酵。発酵終了後に更に加水し、水分かなり多めで900ccのマヨビンに詰め込み幼虫を投入したとのことである。尚、生オガ100%といっても、仕込んでから結構時間が経過していたことと水分がかなり多めだったので、マットは真っ黒だったそうである。途中粘菌みたいなのもうじゃうじゃ湧いたそうだが、根食いだから平気だろうとほったらかしで、餌交換せずに羽化させたそうである。

 夕凪邸は冬場もとても暖かいそうで、飼育温度は20〜25℃程度だったそうである。

 飼育結果

 羽化した個体は1♂4♀で、サイズは、♀が36×2、37、39mm、♂が64mmで翅が片方綺麗に伸び切らない軽度の羽化不全になってしまったとのことであった。夕凪邸では水分がかなり多めなマットでの飼育だったためか、900ccのマヨビンであっても幼虫はビンの肩の辺りまで食い上がってきていたそうである。それにしても39mmの♀とはデカイ!殆どの図鑑では本土のノコギリクワガタ♀の最大は38mmとなっているはず。画像がないのが残念である。〆切ギリギリになってから書き始めたから画像が間に合わなかったっちゅー話もなくもない。(^^;;




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