マット裏情報

− CODA 最終楽章 −

桑山虫太郎 (Jimmy)


次は、西日本地区担当の桑山虫太郎の出番だ! 

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 みなさん、初めまして!(どこが!) 西日本地区担当の桑山虫太郎ことJimmyです(^^;


 クワ馬鹿を読まれていた読者諸兄はもちろんのこと、私とお付き合いのある方に於かれましては、これまでに、あることないことを並べ立て奉ったことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。(深く礼)

と、心にもないことを書いてしまいましたが、いよいよクワ馬鹿も最終号を迎えました。

 関東支部のテキサスさんと同様に、読者のつもりが何時の間にやら書き手に回ってしまったのは、他でもない初代桑山虫太郎ことk−sugano氏の「ちょっと書いてみて!」と言う、何気ない一言が始まりです。

 最初はほんのお手伝いのつもりだったのですが、気がついた時には逃げ出せない状況に陥っていたことは、言うまでもありません。k−sugano氏の常套手段に見事に引っかかりました。トホホ!!

 そんなこんなで、3月号から本格的に書き始めて、今月で10回目になりますが、途中8月号については、超大量飼育の疲れが出て入院してしまったため、k−sugano氏やテキサスさんに助けていただきました!これまた申し訳ございませんでした。

 裏情報ネタのほとんどは、綿密な調査に基づいて書いたつもりなので、95%は事実と思っていただいて結構です。しかし、『採集の神』から『クワガタコンサルタント』に変貌したG氏については、もう少し確率が下がるかと思います。つい最近も、「学生の頃、プロレスラーのタイガージェットシンに殴りかかられた!」とか申しておりました。

 言っておきますが、これは私が悪いわけではなく、G氏自身の発言内容に問題があると言うことですので、謝る必要はないと思います。ただ、このままではあまりにもG氏が気の毒なので、名誉のために一言付け加えておくと、来訪の際には必ず手みやげを持ってくる、気配りのできる人でもありました。
もちろん、手みやげがクワガタであることは言うまでもありません(^^)

 そうそう、3人の子持ちであるF本氏は、相変わらず大馬鹿者ぶりが治らないようで、つい最近も高価なアンタエウス、グランディス、クルビデンスを購入するわ、発酵マット等の飼育用品を大量購入するわで、バイク通勤に必要な皮ジャンを買うお金がなくなったということです!(唖然)
まったく、「人は見かけによらない」という諺は、F本氏のためにあるのだと痛感しました。
クワ馬鹿が終わるまでに、何とか更正させ、社会復帰させたいと思っていたのですが、手遅れでした。唯一の心残りです。

 ところで、、私の裏情報に出てくる常連のM本氏プロレスが大好きなのですが、先日そのM本氏に誘われて、大阪府立体育会館までプロレスを見に行って参りました。
それにしても驚いたことに、M本氏はプロレスを観戦しながらも、耳元でアンタエウスの幼虫が大きくなったやら、未だにヒラタの成虫が活動中だとか、Bの菌糸ビンは良い等とか、クワガタの話しかしないのです。しかも、ペットボトルのお茶を飲みながらです。
おかげで、私の頭の中は、プロレスとクワガタが混線し、何が何だか判らないまま、メインイベント終了となりました(^^;;
会場では、覆面を着けて見に来ている人などもいましたが、私にとって一番怪しく見えたのがM本氏だったことは、疑う余地もないでしょう。

 ああ〜! ほんとはテキサスさんのように、最後ぐらいきっちりと締めくくり、画龍点晴といきたかったのですが、この期に及んで、いつもの調子で書いてしまいました。(反省)

人のことを散々揶揄しつつ、一番の大馬鹿者は、他でもない私であることは十分承知しておりますので、どうかご容赦ください。

 いよいよ最後になりました。クワ馬鹿を通じて学んだことは数多くありましたが、やはり何と言ってもいろんな考え方の人がいることを痛感させられた次第です。同じような趣味を持っていようと、理解し合えない部分も多々あるように思いましたが、相互理解というものが単なる幻想であることを認識しているなら、取り立てて驚くことでもないと、浅見を反省する今日この頃です。
来年からは、また原点に戻り、ささやかながらでも、家族との語らいを第一優先に考え、おもしろおかしく、クワガタと言う素敵な趣味を細く長く続けて行きたいと思っています。

 裏情報を読んでいただいた読者のみなさん、ほんとにありがとうございました。

 最後に、私の好きな万葉の秀歌を紹介して、お別れの挨拶と致します。

 

あらたしき 年の始の 初春の 今日降る雪の いや重け吉事

大伴家持 (巻二十 四五一六)

   さようなら。

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