「もののけ姫」の舞台設定のひとつとして、屋久島の照葉樹林がモデルとなりました。
屋久島は、東京から約1,000km、鹿児島市の南方135kmに位置する周囲130kmほどの小さな島ですが、九州最高峰の宮之浦岳(標高1935m)をはじめ、1500mを越す山々がそびえています。平地は黒潮の影響を受け亜熱帯性の気候ですが、宮之浦岳の山頂付近は北海道と同等の気候といわれ、厳寒期には積雪を観測することも出来ます。
屋久島は、平成5年、白神山地とともに、ユネスコ世界遺産条約の自然遺産として日本で初めて登録されました。自然遺産の登録地は約10,000ヘクタール、そのうち山頂と海岸付近を除いた地域の6割ほどが屋久杉の育つ森であるといわれます。
ここでは、屋久杉や宮之浦岳など、幾つかの風景をピックアップしてみました。
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●縄文杉・夫婦杉・大王杉・ウィルソン株 1998/02/07 ●花之江河・大和杉 1998/02/07 ●宮之浦岳・永田岳 1998/02/07 ●白谷雲水峡・その他 2011/01/23 |
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←屋久島の位置
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※このコーナーの縄文杉〜永田岳の写真は、成城大学ワンダーフォーゲル部の上中
啓氏より提供いただきました。 1997年夏の合宿時に撮影された写真よりスキャンし、掲載しております。 ※白谷雲水峡の写真は、おじょさんより2010年5月1日〜3日に撮影した写真を提供していただきました。ありがとうございます。 |