第15回TBI(ツールド・ブルー・アイランド)参戦記

著者 ゼッケン13のM           

◆4月28日(車検前日) リエゾンスタート! にしても、高いたこ焼きだった。

朝からチームF650メンバーのYさんが、車で迎えに来てくれました。
車にバイク等積み込んで、東京から大阪まで高速道路で移動、大阪から松山(東予港)までフェリーで行こうって算段です。
昨日今日あたり、日本中で参加者が松山目指してリエゾンスタートするはずですが、東京からは結構しんどいのが正直な感想。
(注 リエゾンとは、「移動区間」を示すラリー用語です。)

でも、もっと遠くから来る人たちもいますから、負けずに行くのみです。
バイク自走での参加者も多いのですが、マシントラブルの可能性などを考えれば、可能なら車で行った方が良いでしょう。
それに車で行くと、あれこれ念のための部品とか工具も持っていけて、まさかの車検落ちなどへの対応もスムーズにできます。
(車で行かないにしても、他の参加者にツテが有るだけでも、困った時に相当違いますよ。)

同行のYさんとはTBIが縁(強烈な腐れ縁)の仲で、今回も彼の車に乗せて行って貰うのですが、お互いバイクはダカールではありません。
(私は87年型セロー、YさんはXR400)
同じくチームF650メンバーのSさん(F650MLメンバー)も、今回はダカールでなく別車両(XR230)での参戦です。
「チームF650ってどうなったの???」って感じですね。
なので、今回はチームエントリーはしていません。(爆)

何度も行っているレースなので、慣れた段取りで車に装備を積み込んで、大阪に向けてリエゾンスタート!
忘れ物をしないよう細心の注意を払っているのですが、毎回何かを忘れてしまいます。
今回はスペア用エアフィルタ2枚をバッグに入れ忘れたことを、大阪に向かう車内で思い出しました。
「でもまあ、TBIだから大丈夫だろう・・・」と大きな問題とは考えませんでしたが、後で痛い思いをすることに。


ピックアップに2台積みは妙に格好良くて好きなんですが、乗せるの大変。

車は大きな渋滞に填ることもなく、大阪南港のフェリー乗り場まで快調に進みました。
いつものように、吹田付近から大阪南港のフェリー乗り場までの、「めちゃめちゃ関西」な区間だけは恐ろしい思いをしながら。
大阪の人は何故あんな運転していても事故を起こさないのか、本当に不思議です。
勘弁して欲しいです。(TT)

かなり早めにフェリー乗り場に到着し、乗船手続きも終了したのであたりをウロウロしていると、フェリー乗り場横のビルに巨大で煌びやかな「ライブドアオート」の看板発見!
(その建物全体が、同社カーセンターらしい。)
関東では見られない巨大サイズの看板に関西を感じたけど、いったい幾らぐらいかかったのか・・・ほんとご愁傷様ですナムナム。

あまりにも時間に余裕があるので、「おいしいたこ焼き食べに、心斎橋ってとこまで行ってみよう!」ってことになりました。
ただ、心斎橋ってどこ?知ってても車で行く度胸もなく、変に電車に乗ってとんでもないところに行ってもまずい・・・。
結果、タクシーで行くことに。
客待ちの運転手さんに聞けば「20分ぐらいで行ける」とのことで、「なんだ、近場か」とタクシーに乗りました。

でも、「20分=近場」といった東京的な発想は、関西では通用しませんでした。
タクシーは爆走します、合流も「特攻」みたいな感じでガンガン行きます・・・。
運転手さんは熱い運転を続けますが、私は青ざめ・・・。

幸いにして事故無く無事に到着した心斎橋付近は、関西って感じがプンプンしていて、女の子も滅茶苦茶派手でもう・・・さすが。
阪神優勝時の飛び込みで有名なその橋は、飛び込み防止?でガチガチに囲われていて、うーーーんさすが関西ここまでやるか???
肝心のたこ焼きは今ひとつ、帰りに金龍門とかってラーメン屋で一杯食べるも、関西風オープンカフェ状態に驚き。

短くも楽しい関西観光でしたが、タクシー代は4700円ほど、たこ焼きは300円、帰りは電車に乗って270円。
次からはちゃんと調べていきます。(TT)
そんな愚か者を乗せて、フェリーは四国に向けて出航しました。

 

 

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