「スーパーマン」(1978)のロイス・レイン役で有名になったことは誰でも知るところであるとはいえ、それ以前にはホラー映画などに出演し、その中でも特に印象深かったのは、ブライアン・デ・パルマの初期の作品「悪魔のシスター」(1973)でのシャム双生児の姉妹の役です。ヒッチコック御用達の映画音楽作曲家であったバーナード・ハーマンの手になる不気味な音楽ともあいまって、サイコな彼女のイメージには、強烈なインパクトがありました。時には華奢に見えたり、時には男まさりに見えたりと、かなりイメージが変わるところがあり、また、ハスキー声は印象的でした。80年代後半に大怪我をして以来、ゴシップ記事以外ではほとんど見かけなくなってしまったのは残念なところです。フランスの映画監督フィリップ・ド・ブロカなどと、何度か結婚/離婚暦があるようです。 |
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